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最近と、年末年始の読書

 オーディブルーで、平野啓一郎の「本心」を聞いた。まとまって聴ける分量ではなかったので、聞くのに1週間以上かかってしまった。

 舞台は少し先の日本という感じで、ありそうな未来が描かれていたけれど、人間の普遍性、不変性みたいなものを考えさせられた。
 時代が変わって技術が向上して世の中が変わったとしても人間は変わらないんだな、と思った。
 小説もたまに読むと面白い。

 「いらねえけどありがとう」村井理子さんの最新のエッセイも早速読んだ。あっという間に読めるし、生活の大変さを応援されているような気になる。
 この人のTwitterもものすごく面白くて更新を楽しみにしてある。力強い。
 自分は子育ても親の介護もなく、自分1人の面倒を見るだけなのだけど、こんなにへこたれていて良いのかな、とは思うけれど、手を抜けることは手を抜いていこうかな、と思ったりする。楽でいいのだ。https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784484222240

 今日、年末年始のお休みで読みたい本を図書館のサイトで物色してどんどん予約を入れたけれど、どれもこれも年末年始に届きそうになく、ちょっと動くのが遅かったか、と思う。年始のバタバタしかけた頃に次々届くような気がしてきた。
 年末年始は家に積読している本たちを読むかなぁ、と思ったりする。

 「生まれてこないほうが良かったのか? ─生命の哲学へ! 」
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480017154/
 私はこの本が好きで、電子書籍でしか持っていないけれど、本も買おうかと思ってしまう。久しぶりに通読してみてもいいなと。

「現代思想2019年11月号 特集=反出生主義を考える」
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3360
 これは私が度々読み返している「生まれてこないほうがよかったのか?」を読んだ時に参考資料にも買っておいたもので、「生まれてこないほうがよかったのか?」も読み返すけれど、こちらもそろそろ手をつけようかと思う。

 「文にあたる」
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1074
 これは校正者の牟田都子さんの本で出てすぐに買ったものの、読めぬままきている。子供の頃に知っていたら、校正とかを仕事にしたら楽しかったのではないか、と良く知らぬまま思っている。ちょっと憧れの仕事だ。そんな仕事について色々知れたらなと思う。

 「傷を愛せるか」
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480438164/
 これは持っているのだけれど、最近文庫になって増補版になったので文庫でまた買っていた。少し置いていたが、くまさんの素敵な文章を読んでまた読みたくなった。
https://note.com/kuma_san_note/n/n713cea2d57c7

 「日常的実践のポイエテーク」
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480510365/
 読んですぐ放り出してしまった本だけど、帯の「なんとかやっていく技芸」は魅力的。何事もブリコラージュ。苦しい状況をしのぐために駆使される語りの技などが、語られるらしいので読みたい。再挑戦できるかな。

 「スピノザ 読む人の肖像」
https://www.iwanami.co.jp/smp/book/b615243.html
 これは私が大ファンの國分功一郎先生の本。出版されてすぐ出ていたけれど、途中ストップしていた。読めるかな。月額制の映像のものも課金しようか悩んでいる。課金する気しかしない。

 「ラカンと哲学者たち」
https://www.akishobo.com/book/detail.html?id=1045
 これも出て早々に買ったものの読めてない。この前の本も買っているが読めていない。まずはハード乗る若干低そうなこちらから。
 ラカンは色々と読んでいて、なかなか難解ではあるけれど解説書を読みながらじわじわと読んでいる。

 老後の楽しみというのもありかな、と思っていたが、目がつらくなりそうなのと、どんどん減退していく集中力を考えると早く読むに越したことはないと最近は思うようになった。

 きっとこんなには読めないだろうけど、読めるといいな。
 どれも読みたくてえいや、で買った本なので読まずに留め置くより、早く読みたいなと思っている。

 最近、URLの貼り付けがうまくいってない気がするけど大丈夫かな。





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