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「インターンだから」と遠慮していたら、良いサービスは作れない。~600ではたらく人 #3 染谷優衣さん~

無人コンビニ「600」メンバーのリアルな声をご紹介する「600ではたらく人」。第3回は、インターンとしてPlanet業務を担当する染谷優衣さん(ゆいさん)に、仕事内容や成長の実感についてインタビューしました。

「6つのバリュー」に込められた代表の思いに共感

――600でインターンを始めたきっかけと、現在担当している業務を教えてください。

もともと、学生のうちに様々なことに挑戦してみたくて、インターンも経験しておきたかったんです。そこでネットで調べるうちに偶然600の存在を知って。熱い思いが込められた「6つのバリュー」や無人コンビニというアイデアがとても素敵だなと応募を決め、2018年8月にジョインしました。

入社当初は、Customer Supportとして、無人コンビニの筐体(きょうたい)を導入しているお客様のお問い合わせ対応などをしていました。その後、発注数がどんどん増える中、インターン2名で新部署「Planet(倉庫・物流)」を立ち上げることに。2019年3月からはこのPlanetというセクションで、無人コンビニに置く商品の在庫管理・補充など、倉庫・物流に関連する業務全般を手がけています。将来的に数百台規模の設置を目指す中で、どう商品を補充していくかを検討する役割も任されています。また、その計画に基づいた作業スタッフの採用にも携わっています。

――担当業務がかなり幅広いですよね。

そうなんです。当社にはインターンだからこの業務だけ、というような限定がないんですよね。メンバーの1人として対等な関係で、責任ある仕事もどんどん任せてくれる会社だと思います。現在はPlanetのマネージャーとして、週2日フルタイムでコミットしています。

代表がインターンの部下に!? 驚くほどフラットな組織

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――初めて取り組むことが多かったと思います。どうやって課題を解決してきましたか?

やっぱり最初は右も左も分からず戸惑うことも多々ありましたが、その都度メンバーに相談し、解決してきました。くぼけーさん(代表の久保)をはじめ、優しい人ばかりなので、何でも質問することができるので安心です。今も困ったことがあると、まず代表に相談しています。どんなときでもしっかり話を聞いて「どうするべきか」を一緒に考えてもらえるのは本当に心強いです。

――600で仕事をして、驚いたことはありますか?

Planet立ち上げ時はまだマニュアルも整備されてない状態。想像以上にするべきことが多く、業務が回らないこともありました。そのような状況をくぼけーさんに相談したところ、「僕が入ります」と、代表自ら私のチームメンバーとして動いてくださることになったんです!メモ帳を持って「何でも言ってください」と。あれは本当に驚きました。業務が軌道に乗った現在はもう、代表はPlanetチームのメンバーではないのですが、そこから代表との距離がより近くなったと感じています。

――仕事の中で特に難しかったのはどんなことでしたか?

発注数が増えていく中、無人コンビニで取り扱う商品の補充作業をする人材が安定的に確保できなかった時期は大変でした。その後は毎日固定の人材でなく、シェアリングエコノミーのサービスや短期アルバイトを活用できる体制にシフトすることに。初出勤でもすぐに作業ができるよう業務を切り分け、マニュアルを整備することでピンチを乗り切りました。

インターンも「会社の一員」。自分の役割に責任を持つ

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――600でのインターンを通じ、自分自身が「変わったな」と感じたことはありますか?

自分の意見に自信を持てるようになったと思います。でも、以前は「インターンだしな…」と思ったことを口に出せず、失敗してしまったこともありました。

過去にEnrollment(営業)という部署が主体となって、新規サービスを立ち上げた時のことです。事前に話を聞いた際に、在庫管理の観点から「うまくいかないのではないか」と感じたのですが、「社員さんが大丈夫だと言っているし、多分問題ないだろう」と判断してしまいました。その結果、不安が的中して、クレームにつながってしまったのです。

その出来事があってから、違和感を覚えたことは、会社の一員として責任を持って言葉にするようになりました。たとえば先日、商品補充のスキームを変えることになったのですが、話を聞いて「このまま進めるとうまく回らないのではないか」と気付いたんですね。そこで、プロジェクトに「待った」をかけて、みんなで再度ミーティング。別の方法を試すことになりました。

こうした600での経験を通じて、「インターンだから」「社員だから」などとポジションにとらわれず、自分の担当分野に責任を持って意見を出すことの大切さを知りました。また、誰もが私の言葉にしっかり耳を傾けてくれて、その結果が業務の改善につながったことも、大きな自信になりました。 

――ゆいさんから見た600の魅力を教えてください!

いい意味で上下関係がなく、インターン/社員という立場に関係なくみんなが気軽に発言できるところが魅力です!また、誰かが困っていればすぐにサポートする雰囲気があるのも素敵なところだと思います。Planetでトラブルがあったときも、ほかの部署の方が手を挙げて力を貸してくれました。私自身も、Slackなどでほかの部署のやりとりを見ていて、自分にわかることがあればすぐに答えるように心がけています。

今しかできないことにチャレンジしたい!

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――これから、どんなことに挑戦してみたいですか?

実は10月から、Planetと兼務で、User Supportを担当することになっています。お客様からの個別リクエストに応えて商品を補充する業務などに携わるので、Planetでの経験を活かして、部署間の連携を深めたいです。今後、まだやったことのないEnrollment(営業)とDiscovery(マーケティング)にも挑戦したいというのが600での目標です。 

今、私は大学4年生。学生の間に、このインターンのように「今しかできないこと」に色々チャレンジしたいです。そして将来的にも、世の中の役立っていることを誇りに思える、無人コンビニのようなプロダクトに関わっていきたいと思っています。

written by CASTER BIZ recruiting 

<Employee Experience担当執行役員/阿部愛さんからのありがとう>

600ではインターンでも正社員と裁量を変えない方針なのですが、ゆいさんはその方針を見事に体現してくださっている方。だからメンバーもゆいさんがインターンだということをあんまり意識していないと思います。イレギュラー業務が重なる事も多い中、課題を洗い出す時の視野の広さと冷静さ、それに対して主体的に体を張って取り組む姿勢に、いつも心の中で尊敬の拍手を送っています。それからスマートロックの電池交換など、細かくて地味なだけど、全体に関わる小さなことにも気づいてささっと動いてくださる所も多くのメンバーが感謝しています!ありがとうございます。

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