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手放すのは希望じゃない、今の悪夢だ。

なんとなく、思い出してしまった。

遠いあの日のこと

彼は事務所の当番で1日帰ってこない。

離れるには今日しかない。

持てる荷物だけもって

ただひとつのココロの寄りどころの愛犬を抱き

男の知り合いに会わないことだけを祈り

私がDV男から逃げた日。

稼ぐ給料は全てとられ

借金を強要され

行きの電車賃だけ渡され

帰りは男が迎えにくる毎日

店と家の往復

同棲が始まってから

本当の職業を明かされ、その時には

愛情なのか同情なのか

なんだかわからない感情で一杯で

色んなことがある中で

私が知ったのは

「自分の欲望のためだけ」に生きる人たちがいる。

弱かった私が

今があるのは

自分の未来を

諦めなかったから

それだけだと思います。

アナタも

諦めないでください。

幼い頃から

父親がアルコール依存症のDVで

母親はよく顔を腫らしていて

包丁を振り回されたり

しまいには

父親に

子供達だけがいる時に

家に火をつけられました。

それでも別れずに暮らす2人。

そんな親でも

外では先生と呼ばれ

私達も外で先生の子供ということを強要され

幸せって

親がいることなのだろうか?

そんな事を思いながらも

愛せない親を

いまだに愛そうとする努力をするって

なんなんでしょうね?

私は私の娘をちゃんと愛せてるのか?

愛ってなんなのか?

今日だけは考えようと思います。

私が変わろうと決断した日。

男から逃げた後

私は銀座にむかい

とても素晴らしい経験をさせて頂きました。

そんな素晴らしい日々の渦中でも様々な事があり

そして

その後に

結婚と離婚も経験し

バートナーという存在に対して

私は未知への探求のような気持ちがあります。

もう色々ありすぎて

今では楽しい課外授業という感じです。

もしも

自分の存在の意味がわからなくなってしまっている人がいたら

その自分が全てではない。

これだけは信じて欲しい。

絶対に

自分を諦めないで

それが全てではないです。

手放すのは希望ではない。

悪夢です。

私の身に今まで起こったこと

書くべきか書かないべきか

必要かと思えたときに

この事に関しては

また書こうと思います。

良くも悪くも

思いは叶います。

今があることに

ただただ感謝します。

淀みが出来たら流れを作れば良いのです!

私は私自身のことも

そしてアナタのことも応援出来る私でありたいです。


吉川ローク














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