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翁 月詠みて候 http://tsukiyomiko.dreamlog.jp/archives/35673496.html より

先日、AKさんのライヴ番組内(Keen-Area Newです)にて自分のグッズ販売ページを紹介頂きました。(自分の画面なので編集機能が入っており、他から見た画像は少々異なります。

少々恥ずかしかったのですが、AKさんの説明で、閲覧者には情報が伝わったと確信しています。
自分の画像をデザイン化してグッズにした物を、揶揄された方がいたのは、ちょっと残念でした💦
それに、あまり評価の声がありませんでした。
一方、いいね!や購入をしてくれる方には、有難い思いで一杯です^-^♪

此処で、安くなっている商品をご紹介します。


下の画像は、能楽を舞うAKさん(あくまで架空の物語です)を参考に描いてもらいました。
素敵な絵柄なので、是非購入を検討して頂けると幸いです^^b

実は、能楽の翁のストーリーを題材にしているんですよね。
翁 wiki https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BF%81
(一部抜粋)

明宿集における「翁」論

宗教人類学者の中沢新一によれば、1964年昭和39年)に偶然発見された金春禅竹による『明宿集』には、「翁」(宿神)の意味・神々の世界の中での宿神の位置などについて多数記述されていた[2]。『明宿集』とは、禅竹が一座の後進のために、猿楽で最も重要な精神的価値を持つ「翁」の本質を明らかにしようとして書いた、一種の内部文書である[3]。そのためこの書は、同じ精神的伝統を持つ者たちに向けられており、相当に大胆な思考がなされている[3]。内容は一部分だけでも、芸能史・神話学社会史民俗学の側面へと広がっている[4]

『明宿集』は次のように始まる[5]。要約すると禅竹は、一切全て「存在」とは「翁」と同義である、と述べている[6]

抑翁ノ妙体 根源ヲ尋ネタテマツレバ 天地開闢ノ初メヨリ出現シマシマシテ 人王ノ今二至ルマデ 王位ヲ守リ 国土ヲ利シ 人民ヲ助ケ給フ事 間断ナシ本地ヲ尋ネタテマツレバ 両部越過ノ大日 或ハ 超世ノ悲願阿弥陀如来 又ハ 応身尺加牟尼仏 法 報 応ノ三身 一得ニ満足シマシマス
一得ヲ三身ニ分チ給フトコロ スナワチ翁式三番ト現ワル 垂跡ヲ知レバ 歴々分明ニマシマス第一 住吉ノ大明神ナリ 或ハ諏訪ノ明神トモ マタワ塩釜ノ神トモ現ワレマス 走湯山ニ示現シテワ勅使ニ対シ 筑波山ニシテワ石ノ面ニ現ワレテ詣リノ衆生ニ結縁ス [中略]深義ニ云 本地垂跡スベテ一体トシテ 不増不減 常住不滅ノ妙神一体ニテマシマス[7]
(口語訳:そもそも「翁」という神秘的な存在の根源を探究してみると、宇宙創造のはじまりからすでに出現していたものだということがわかる。そして地上の秩序を人間の王が統治するようになった今の時代にいたるまで、一瞬の途切れもなく、王位を守り、国土に富をもたらし、人民の暮らしを助けてくださっている。この「翁」の本体(本地)を探求してみると、胎蔵界金剛界をともどもに超越した法身大日如来であり、あるいは無限の悲願をこめて我らを包摂する報身阿弥陀如来でもあり、または人間の世界で教化をおこなう応身釈迦牟尼であり、つまるところ法身・報身・応身という真理の三つの存在様態を、一身にみたしていらっしゃるのである。
この完全充足した一身を三つの存在様態(三身)に分けてあらわすところは、猿楽で言うところの「翁式三番」の表現となってあらわれる。こういう神としての示現垂迹)を知れば、ますますいろいろなことがわかってくる。第一は住吉大明神である。あるいは諏訪明神としても、塩竈の神としても示現をなさる。伊豆の走湯権現として示現したときには天皇勅使と直接対面をおこない、筑波山では驚異的な岩石の形をもって出現して、参詣の人々に深い感銘をあたえて結縁しているのである。 [中略]神秘的な解釈ではこう言われる。本地垂迹はすべて本体は一つであって、不増不減、常住不滅の神秘の唯一神に集約される、と[8]。)

このように『明宿集』によると、仏教的な意味での「存在」の本質(仏性)とは、大日如来・阿弥陀如来・釈迦如来という三位一体であり、この三つ組は「翁」と同一だとされている[9]。「翁」は様々な神の姿として垂迹を見せるのであり、その代表例にはまず住吉明神があり、続いて諏訪の神、塩釜の神、走湯山の神、筑波山の神が挙げられる[9]。いずれも自然の力と密接な繋がりを持っている[9]

禅竹は日本の自然や観念世界に「翁」と同様の構造を発見し、「翁」として次々に裁定していく[10](これは強力な一貫性があると同時に、後世の学者から「強引なこじつけ」「ペダンティズム」等と批判されることになった[11])。『明宿集』は次のように書く[12]

翁ヲ宿神ト申シタテマツルコト カノ住吉ノ御示現ニ符合セリ日月星宿ノ光下リテ 昼夜ヲ分カチ 物ヲ生ジ 人ニ宿ル 三光スナワチ式三番ニテマシマセバ 日月星宿ノ儀ヲ以テ宿神ト号シタテマツル宿ノ字ノ心 星下リテ人ニ対シ ヨロヅノ業ヲナシ給フ心アリ イヅレノ家ニモ呼バレ給フベキ星宿ノ御恵ミナレド 分キテ宿神ト号シタテマツル翁ノ威徳 仰ギテモナヲ余リアルベシ[13]
(口語訳:翁を宿神と申し上げることは、かの住吉大神の御示現なさったときの姿と符号している。太陽と月と諸天体の光が地上に降下して、昼と夜の区別ができ、物質が生まれ、またその光は人間に宿ったのである。太陽・月・星の三つの光は猿楽に言う式三番に対応するものであるので、太陽・月・星宿(星宿神=北極星)の意味をこめて、宿神とお呼び申し上げているのだ。「宿」という文字には、星が地上に降下して、人間にたいしてあらゆるをおこなうという意味がこめられている。星の光はあらゆる家に降り注ぐ。そのようにどのような家にも招かれ招待されるというのが星宿神たる北極星のお恵みではあるが、とりわけ宿神とお呼び申し上げている「翁」の威徳は、どんなに畏敬をこめて仰ぎ見てもあまりあるものがある[14]。)

ここで禅竹は「宿神」の「宿」を、当時の天文学である「星宿」と結びつけながら、「天」(新プラトン主義的な高み)と「地」(物質主義的な深さ)を媒介するものとしての「翁=宿神」を主張している[15]。ここから転じて禅竹は、「翁」と同体であるような神仏人物書物などをさらに列挙している[15]

☆また、翁に関する書籍もあります。

「精霊の王」中沢新一 著 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4062924781?ref=ppx_pt2_dt_b_prod_image


大上段に構えているのは承知の上で、AKさんはそのような凄い存在だと認識しています。
参考にご覧になって頂けると、嬉しいです。

他にも、色々楽しい絵柄が揃っているので、SUZURI、是非行ってみてください



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