見出し画像

世界を変える魔法の言葉

突然だが、蝶と蛾の簡単な見分け方を知っているだろうか。
この二種は生物学的には大きな違いはないが、一般に止まっている時に羽を開いているものが蛾、閉じているものが蝶とされる。
なお、蝶は幸運の象徴でもある。

バタフライエフェクトという言葉がある。
気象学者のEdward Norton Lorenzがカオス理論において提唱した、寓話的表現。
その名の通り蝶の羽のはばたきのような些細な物事が世界を変えるほどの影響を及ぼしてしまう、というような効果である。
(この題目で映画化もされた。面白いので興味があれば見て欲しい)

世界はバタフライエフェクトで溢れている。
世間を賑わす嫌なニュースも、会社で受けた理不尽な叱責も、みなバタフライエフェクトの結果であると言えよう。

バタフライエフェクトには、正のバタフライエフェクトと負のバタフライエフェクトがある(敢えて後者については深く述べないが)。
このどちらもドミノ倒しのように大きな効果になっていくのだ。

さて、正のバタフライエフェクトを引き起こすとても簡単な魔法がある。
それは「ありがとう」という言葉である。
あなたの「ありがとう」で世界は変えられるのだ。大げさではなく。
(こんな簡単なことに気づくのに30年近くかかってしまったなんて…)

あなたは世の中を変えるには何か大きなことを成し遂げなければならないと思うかもしれない。しかしそれは大きな誤りである。
当然だが、大きなことを成し遂げられる人というのは限られている。

では何をすればいいのか。それは身近な人に優しくすることである。
すると善意の輪が広がって大きな動きになっていく。
生きづらいこの世界で自分なんて取るに足らない存在であると卑下している人も多いだろう。だがそれは違う。
あなたも輪を動かす大事な歯車の一部であり、欠かすことのできない存在である。

ほんの些細なことが長い目で見ればとても大きな役割を果たしているということをどうして否定できよう。
繰り返し述べるが、大きなことを成し遂げるには周りに優しくすること。
困っている人がいれば是非とも手を差し伸べてあげて欲しい。自分の余裕がある範囲で構わないので。
すると巡り巡って凄い人が大きなことをやってくれるのである。
そういう意味では誰もが「インフルエンサー」なのだ。
この人生という映画のメインキャスト、主人公なのである。

あなたも今日から「インフルエンサー」になってみてはいかがだろうか。

※追記:ここでのインフルエンサーは単純に「影響者(influencer)」を指している。

いつもありがとうございます(^^) よろしければマガジンもご覧ください(^^)v