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ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC)2020 アイデアコンテスト部門memo

本日開催されたジャパン・ヘルスケアビジネスコンテストを拝見してきました!

ファイナリストのピッチmemoを公開します~!

1 Hakara(開業予定)歯科医師 清水章矢氏
『駅ナカや商業施設に、予約も保険証も不要で10分1000円から利用できる、治療をしない予防歯科Hakara』
FB:https://www.facebook.com/hakarashimizu

・清水氏:歯科医師
・8020? 歯は28本
・歯周病は全身のリスクファクター
・定期通院者は24%に過ぎない
・QBハウスに歯科医師版
 歯科衛生士による予防専門?
・歯科検診→クリーニング→オーラルケア指導/物販→医院紹介→企業向け検診
・歯科検診をビジュアル化 3Dアプリ(既存)
・表は物販、裏に医院

2020.5神谷町駅に開設予定

現状:歯科医師でないと病院開設できない
→歯科衛生士が予防のための歯科医院開設をできるように規制緩和を進めていきたい

「治療のない世界」をつくる。

QA
・やりきる意気込み
 →開設までに3年もかかっている。実証実験含めてい今までの縁を使って実現したい。
 10店舗までは賛同してくれる先生を集める。それ以上はロビー活動含めて規制緩和進めたい。
・歯科衛生士と患者のマッチングについてのITUNESシステム最適化・稼働率・歯科衛生士をどう集めるのか
 →人材マネージ・裏システムは既存ネットワーキングを使って実現していく。泥臭くがんばります。
・10分1000円儲かりますか。
 →サービス1本では厳しく、物販や企業検診・オーラル企業との提携でマネタイズ。チケット・サブスク性も検討

2 大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科医師 三隅祐輔氏
『身体にやさしい心臓病治療を可能にする新規デバイス「MAV」』
FB:https://www.facebook.com/yusuke.misumi

狭窄症治療デバイス
75歳以上有病率12%
カテーテル治療は増えているが、外科手術は減っていない
=患者が増えていっている
治療を受けている人は、10%程度
弁交換の外科手術:150~180万
弁形成(風船カテーテルで開く):40万円
ただし、効果がないと言われて減った
この風船カテーテルの有用版
弁の形にフィットする
手術の日の晩には歩ける
 今までは足から導入→本件は手から導入
1日寝ると老人は辛い翌日歩けない
最初のターゲットは治療法がない方→いつかはコレが標準治療になるように。米国市場含めて100億円
米国のが一番需要ありそう。インキュベーター米国とも組もうとしている。
実現2024のイメージ

QA
・MAVについて臨床医としてどのような患者が一番フィットすると考えるか
 理想は内科・外科含め皆が一丸となって実施するモデルが良い。
 風船カテーテルは匠の技領域になっているが、どの先生でも効果が出せるデバイスを目指している。
 ドクターインタフェイスも内科医が通常使うものと同様という点も特徴
・セカンドラインなくて良いものなのか
 海外では、別ラインで進んでいるものはある。
 ただ、本件病気に関しては人で試すしかなく、進んでいないというのが現状

3 湯野川恵氏『塩分管理をラクにする食品検索・食事管理アプリケーション「さがそると」』

食べられる減塩生活を実現する「さがそると」
湯野川氏が塩分管理が必要な難病指定を受けたため開発へ。

厚労省の基準からすると、日本人は塩分摂りすぎ。

塩分管理が難しい原因
→①メジャーではない(デバイス、減塩食品少ない)
 ②「食べられないもの」を軸に考えてしまう
  納豆の小さい袋でも0.8グラム・・・
 食事が楽しみから苦痛になってしまう。

食べられる塩分管理を叶える。
記録→食事提案
画像認識で記録

インセンティブは食事内容提案
記録傾向から食べたいであろうものを提案する。

診察・介護補助アイテム・予防医療としての塩分管理・宅食サービスとの連携
ゆみのハートクリニックのフィードバックを受けながら開発

強み
・塩分管理特化
・病院目線ツール
・私=患者目線ツール

QA
・予め決まったものが届くのと、食べるものについて図れるのどっちがいいのだろう
→どちらも必要だと思う
・市場規模、事業規模想定
アイデア部門で、市場規模の想像はまだついていない
一般向けとプロ向け両展開したい
・患者だからこそ気がつくペイン、病院目線双方が強み具体的にたとの差別化を図れるものがあれば教えて欲しい
→病院の先生が関わってくれているというものがお墨付きが有るというのが良いと思っている

4 カイテク株式会社 代表取締役 武藤高史氏
『介護ワークシェアリングアプリ「カイスケ」』
https://caitech.co.jp/
FB:https://www.facebook.com/takafumi.muto

3人に1人が介護を受けられない世界がやってくる
足りないの中身
 入浴介助、ドライバー、夜勤、フィット
余剰人員を抱えられない

有資格者層
働いていない層100万人
介護の総労働力向上

数時間単位で地域で介護を助け合う。
1事業所単位ではなくコネクテッドワーカー構想

web上で資格認証~給与受け取りまでできる。
雇用契約書もweb上
相互評価システム ワーカー/介護事業者側

感想
その日に給与受け取りができてよかった。
1日勤務は経営上も助かる

カイスケ + 看護/リハ職 + 「地域で介護を助け合う」

QA
・すぐに進めていくべきサービスだと思うが有資格主婦層の働いていない理由分析、アプローチ方法のアイディア
 固定の時間勤務が難しい。→カイスケはフィット
 アプローチはLINE広告、ハローワーク等との提携
・短時間勤務で良い事業者はどのくらいいるのか
 周辺サポート業務(直接介助ではないあたり)すぐ来て欲しい
 カルチャーフィットをはかる・マッチングに使う
・地方と都会で人口減少なのかアプローチが異なるか構想があるか
 地方は難しいという認識
 今後、リピート機能もつけてつながるようにする予定。
 ある程度人口ボリュームがあるところ中心になる
 やりたいことの一つとして限界集落のような行き届いていない地方に都会のワーカーを送りたい。

優勝はカイテク株式会社 代表取締役 武藤高史氏
『介護ワークシェアリングアプリ「カイスケ」』
おめでとうございます!

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