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『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 』観た人向けトリビア


2020年8月21日から日本で公開された『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー 』のトリビアをまとめました。全てIMDbのページを翻訳しています。

作中のネタバレに関わる部分もあるので鑑賞後に読むことをお薦めします。


1. オリヴィア・ワイルドは、主演のケイトリン・ディーヴァーとビーニー・フェルドスタインに、2人が女子同士の真の信頼関係を構築するために一緒に生活する時間を過ごすよう勧め、結局2人は10週間の共同生活を行った。

2. オリヴィア・ワイルドは、脚本のセリフに違和感を感じたら、自分の演じるキャラクターのためにどんな台詞でも書き直すようキャストたちに促していた。

3. ビーニー・フェルドスタインは当初、別の役を演じるために脚本を読んでいたが、最終的にその役は消されてしまった。しかしオリヴィア・ワイルドが監督に起用されたとき、彼女はビーニー・フェルドスタインにモリーを演じさせることにした。

4. 脚本家のケイティー・シルバーマンは、ジジ役のビリー・ラードが素晴らしい演技をしたので、追加されたシーンは彼女のために特別に書かれたことを明かした。

5. DVDリリースのインタビューの中で、ビリー・ラードは、彼女が演じるジジがヨットからダイブするシーンで、当初スタントを行うことが自身にとって中々の挑戦であると意気込んでいたことを明かした。しかし、プロデューサーは危険が伴うため、通常はプロのスタントウーマンが行うことになると彼女に説得している。その危険性の一つとして、彼女が飛び込むことになる水が非常に汚れており、感染症から身を守るためにタンポンを使用する必要があるという理由がラードのスタントをスタントウーマンに演じさせることに一躍買った。彼らがこのシーンのために連れてきたスタントウーマンは、プロの洞窟ダイバーであった。

6. 映画の中で、エイミーはレズビアンでモリーはストレートであったが、現実の生活ではその逆で、ビーニー・フェルドスタインはレズビアン、ケイトリン・ディーヴァーがストレートである。

7. オリヴィア・ワイルドは、『ブレックファスト・クラブ』(1985年)、『初体験 リッジモント・ハイ』(1982年)、『バッド・チューニング』(1993年)、『クルーレス』(1995年)がこの映画のインスピレーションになったと語っている。

8. 2019年5月24日、ナショナル・パブリック・ラジオの番組 "All Things Considered "のインタビューで、監督のオリヴィア・ワイルドは、親友のエイミーとモリーの2人の間で内輪ネタとして使われている "マララ "という言葉について説明している。"マララ』は無条件の支援を意味する彼らの合言葉です。”マララ”とは、「私が今私と一緒にやってほしいと言っていることを、あなたがやらなければならない」という意味である。だからこそ、彼女はこの言葉が2人の友情の中で最も重要な位置を占めているのだと語っている。

9. 脚本の初稿は2009年に書かれている。

10. ビリー・ラード(ジジ)はジェシカ・ウィリアムズ(ミス・ファイン)の僅か3歳年下である。

11. 若手キャストの中には、ハリウッド業界のプロやスターの子供や親戚がいる俳優もいる。ビーニー・フェルドスタイン(モリー)は、俳優ジョナ・ヒル(『ウォール街の狼』『マネーボール』)の妹。メイソン・グッディング(ニック)は、俳優キューバ・グッディング・ジュニア(『Boyz n the Hood』『ジェリー・マグワイア』)の息子。モリー・ゴードン(アナベル/トリプルA)は、脚本家ジェシー・ネルソン(ステップママ、コリーナ、コリーナ)とテレビディレクターのブライアン・ゴードン(「Curb Your Enthusiasm」、「Party Down」)の娘。ビリー・ラード(ジジ)は、エージェントのブライアン・ラードとキャリー・フィッシャーの娘である。

12. この映画はオリヴィア・ワイルドの35歳の誕生日にSXSW(サウス・バイ・サウス・ウエスト映画祭)でプレミア上映された。

13. オリヴィア・ワイルドの夫、ジェイソン・サダイキスが校長役で出演している。

14. スザンナ・フォーゲルの脚本のリライトによって、主人公の1人がレズビアンに修正された。

15. エイミーのパッチの一つには、マーキュリー7号の宇宙飛行士プログラムのシンボルが描かれている。エイミーが宇宙に興味を持ったことには一度も触れておらず、マーキュリー7号の宇宙飛行士は全員男性だったことを考えると、なぜ彼女がこのシンボルを身に着けているのかは明らかではない。衣装デザイナーは、彼女の政治的なパッチを古着屋で手に入れたと言っているが、フェミニストが使用している金星のシンボルに似ていることから、フェミニストのシンボルと間違えた可能性があるらしい。

16. 映画のキャストには、『サタデー・ナイト・ライブ』(1975年)の元キャスト4人が名を連ねている。ジェイソン・サダイキス、ウィル・フォルテ、マイケル・パトリック・オブライエン、マヤ・ルドルフ。

17. デルタ航空は、機内配信用に映画のいくつかのシーン、特に同性間の交流を含むシーンを削除していた。鑑賞者がツイッターで監督のオリヴィア・ワイルドにそれを指摘すると、それらのシーンが主人公の旅の不可欠な部分であることを理由に、彼女は検閲について心を痛めていること述べた。ワイルドはデルタ航空に彼らの決定を修正することを依頼し、同様の対応を他の航空会社にも促した。その後すぐに、デルタ航空はこれらのシーンを再び挿入することを発表している。


引用元URL

https://www.imdb.com/title/tt1489887/trivia?ref_=tt_trv_trv

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