『どうする家康』 第19回「お手付きしてどうする！」　感想

概要

放送局：NHK 総合テレビ、NHK BSプレミアム、NHK BS4K
放送日時：2023年5月21日(日曜日) 18時00分~18時45分(BSP、BS4K)
　　　　　2023年5月21日(日曜日) 20時00分~20時45分(総合)

脚本：古沢 良太
音楽：稲本 響
語り：寺島 しのぶ

番組公式サイト リンク

大河ドラマ「どうする家康」 - NHK

感想

「後妻討ち」がなくてよかったな。
そう思いました。

　武田信玄が京への道中で亡くなりました。看取った勝頼や重臣たちに「自分の死は三年秘してほしい」と遺した信玄ですが、人の口にはとは立てられぬもの。そのビッグニュースは浜松にも広まりました。
　一方、その京でも動きが。V6天魔王織田信長が仮面ライダーセンチュリー足利義昭を追放します。さらには義昭頼りの明智光秀も既に心身ともに織田臣下。室町幕府が滅亡し、名実ともに群雄割拠の時代に完全移行した瞬間でした。

　…その一方、何やってんだお前。信玄の死にはしゃぐ家臣を「敵とはいえ、人の死だぞ」と諌めたのに、何やってんだお前。
　服部半蔵に言われたとおり、たしかに当時は側室がいても別に構わない。でもそれ以上に、石川数正や酒井忠次の言うように「予断を許さない情勢」なんですよ。信玄の死によって、今まで諦めかけていた有象無象が奮起するかもしれない。そうなればさらなる動乱間違いなし。そんな時にこんなことで揉めてる場合か。
　ただでさえ遠江の民からは舐められている現状なのに、これ以上火元を増やしてどうするの。

　…などと言っているうちに、勝頼は闘志を燃やしていました。狙うは岡崎。敵は松平信康。
　未だ強大な武田軍を相手にする徳川軍。結束を固めなくては(次回予告から目を逸らしながら)