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『斉木楠雄のΨ難』 4巻 感想

概要

著者:麻生 周一

初版発行:2013年
デジタル版発行:2013年
発行所:集英社

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発行者による作品情報

新年、斉木楠雄は両親に連れられ初詣にやってきた。しかし、なぜか次々とクラスメイトに遭遇!息子にたくさんの友達がいる事に感激した両親は、彼らを家に招待。だが、盛り上がる場で母・久留美の爆弾発言が…!?
Apple Books|麻生周一『斉木楠雄のΨ難 4』

感想

 今作は個人的にかなり好きなエピソードである第38χ「Ψ低最悪!?燃堂父」が収録されています。個人的な話ですが、第34・35χ「うるΨお正月」など、この作品にハマりたての頃週刊少年ジャンプで読んだことのあるエピソードが多かったです。

 中でも好きなのは第38χで出てきた「むしとゴーストが苦手なんてエスパータイプのポケモンじゃあるまいし」からの、幽体離脱をして「ポケモンでのゴースト対ゴーストの相性は知ってるか?答えは─こうかはばつぐんだ」です。他作品の属性相性を持ち出していいんかい。それもジャンプ出身じゃない国民的ゲームの。
「幽体離脱って『超能力』と言うより『霊能力』だよね?」というツッコミは今更

 他にも、「鹿だけどな」や「今日も(訪問販売の人が)10人以上来たし…」など、サラリととんでもない事になっているギャグが安定して面白いです。

 第35χではちょっとした間違い探しもあるのでお楽しみに!

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