基礎練習

コントラバスのやり直し&楽団への加入から、もうそろそろで二ヶ月が経とうとしています。10年ぶりくらいに楽器を弾くので合奏していると自分の音程の悪さに首を傾げたり、苦笑いしながら演奏してます。ハーフポジションでさえ指の位置が定まらないので、学生時代を思い出して基礎練習からやり直すことにしました。

HIYAMAノートでハーフポジションからやり直す

コントラバスの基礎練習といえばあの赤ともオレンジとも言えないSimandleの教則本です。でも、高校時代はそんなのやる時間も無かったし何からやったらいいのかわからない。もう少しわかりやすくて堅実な教則本はないかと思いましたがありました。

多分私が高校時代の時にもあったであろうが出会えなかったHIYAMAノート。副題に、『シマンドル習得のために』とあります。おそらくシマンドルでは補えないポジション練習が補足されているのだろうと、副題から強い意志が伺えます。購入してから10日ほど経ち、毎日少しずつ練習しておりますが効果抜群です。家にある電子ピアノで音程を確認しつつ練習しております。やはり、音程もボウイングも基本練習ってすごく大事だなと感じる日々です。いつかコントラバスを教える側の立場になったらどう指導すべきかも頭に入れつつ練習しています。

シマンドルのThirty Etudes

HIYAMAノートもやりつつEtudesにも手を出してみました。シマンドルのThirty Etudes No.1前半まであれば、HIYAMAノートでトレーニングした結果が得られるなと譜面を見て思いつきました。

No.1に書かれている文言を自分のメモがてらに載せておきます。
これからも基礎練習に励みつつ、楽団の練習も頑張っていく次第です。

In the study of these Etudes stress is to be laid on the breadth of tone, precision of rhythm and correct intonation (particularly on the A and E strings).
Preceding the study of each Etude it is suggested that the scale of the key in which it is written be played through with the various bowings.
The Etudes are arranged in progressive order and should be practiced slowly at first.

これらの練習曲の研究では、音の幅広さ、リズムとイントネーションの正確さ(特に A 弦と E 弦)に重点が置かれます。
各エチュードの学習に先立って、そのエチュードが書かれているキーの音階をさまざまなボウイングで演奏することが推奨されます。
エチュードは進行的な順序で配置されており、最初はゆっくりと練習する必要があります。


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