南阿蘇星空鑑賞会〜星と神話を巡る熊本・宮崎リトリート⑦〜

2024年5月18日 00:38

今回のリトリートのメインイベント。
それは。
神社巡りではなく、星空鑑賞会！

昼間はぐずついた空模様だったにもかかわらず、
夜にはすっかり晴れ空になり、
雨上がりの澄んだ星空を鑑賞することができました。

星空の案内人は、
星ソムリエの@hoshi_polly88ポーリーさん。

本職の方に、
満点の星空を案内していただけるなんて、
こんな贅沢なことがあるでしょうか。

サーチライトで指し示された星の説明を聞き、
その後、
天体望遠鏡でその星をはっきりと見せていただくという、
リアルプラネタリウム体験！！

1つに見える星が本当は2つ並んでいる星だったり、
光が揺らめいて見える星の理由を教えてもらったり、
ほんとに楽しくて。

北極星の説明を聞いていた時に
何百年後だったかな？忘れちゃったんだけど、
地球が自転して少しずつ移動してることによって、
いつかは北極星がこぐま座のこの星ではなくて、
こと座のベガになる時が来るらしくて。

それを知った衝撃や、

春の大三角形と夏の大三角形を同時に見れたこととか。

子供の頃、
星座盤を持って星空を見上げていたときのように、
すごくワクワクした気持ちでいっぱいで、

すごーく寒かったけど、
すっごくすごーくすごく幸せな時間でした。

なにより感動したのは、

星って何万光年も離れたところにあって、
今見てる光は、はるか昔の光なわけで。

今この瞬間の星の光自体は、
何万光年後も先の未来の光になるわけですよね。

今この瞬間に、
目に見える形で、
過去と現在と未来が同時にあるの。

凄くないですか？

私はパラレルワールドを信じているので、
過去と現在と未来、異次元とかも含めて、
全てが同時に存在してるという前提で
生きてるんですけど。

これってなかなか目に見えないから説明も難しい。

だけど。

それが同時にあって見える世界が星空なんだ！
と気づいた時は、感動でした。

いつだって全部この瞬間にあるんだなぁ。

星々という宝物がいっぱいにつまった数時間は、
時の中にありながら時が止まっているような、
悠久の狭間を旅するかのようでした。

そして、おそらく。
実際に私たちは、
悠久の狭間を旅しているのだと思うのです。
いつどんな時も、どこにいたとしても。