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娘の新生活応援フェア

4月から娘が小学生になり、我が家の生活がちょっと変わった。

私は子どものお迎え担当なのであるが、息子(4歳)の保育園に行ってから、娘の学童保育に向かう。

3月までは娘と息子は同じ保育園に通っていたので保育園にお迎えに行けばいいだけであったが、2カ所へのお迎えが必要になってきたのである。

最初は大変であったが、なんとか最近ペースをつかめてきたので、この調子で生活を安定させたいなと思っている。

娘は学校生活についていろいろありつつ楽しんでいるようで、保育園にはないたくさんの刺激を感じているようだ。

「この前、生活科で植えた朝顔の芽が生えてきたよ」とか「あいさつ運動で校長先生にあいさつできたよ」とか「体育のランニングきつかった」とか毎日学校で起きたことを報告してくれる。

校長先生とのあいさつは同じ学校に通う従姉妹のあいちゃん(小2  妻の姉の娘)と一緒にできたようで嬉しそうであった。

娘の通う学校にはいとこが二人いるので、心強い。妻の姉の子どもである小6のゆうきと小2のあいちゃんがいる。

仲良しの二人がいることで、新しい環境でも娘はなんとか頑張ってくれているようである。

学童保育はゆうきは小6なのでもう行っていないが、あいちゃんはいるので、そこでも一緒に遊んでいるようである。

なんとか新生活のスタートがきれたのかなと安心している。

娘は家に帰ると次の日の準備を自分でして、音読の宿題も自らはじめるようになり、小学生らしくなってきている。

「学校楽しいよ!」と日頃から言っている。
そんな状況に私は油断していたのであった。

ある日の夜、もうそろそろ寝ようかという時に娘がぼそっと「学童行きたくない」と言うのである。

理由を聞いてみると何人か粗暴な男子がいるのが嫌なようだ。

娘の保育園は一つの学年が8人程度の小規模園であり、娘の学年の男子は大人しい子ばかりであった。

娘にとって学童保育のようにたくさん人がいて、その中でやんちゃな男子がいるという環境はびっくりすることだったらしい。

どうしても学童に行きたくない日は妻の父母のお家に行こうという提案をしたら「でももうちょっと頑張ってみる」と娘は言ってくれた。

その後はちょっとずつ学童保育に慣れてきたようで「まあまあ大変だけど大丈夫」とは言っている。

そんな中で、つい先日、事情があり保育園の後に学童保育にお迎えに行くのではなく、学童保育に行ってから保育園にお迎えに行ったのだ。

当然娘も保育園に一緒に行くことになる。卒園以来はじめての保育園なので娘はソワソワして口数が多くなっている。「この道を通って行けば近いよ」「この公園はお散歩の時によく来たよ」などと話しながら保育園に向かった。

保育園に着くと先生たちは大歓迎で迎えてくれた。娘は学校の様子をたくさん先生たちに伝えられてすごく嬉しそうであった。また保育園の思い出話もしていて、保育園時代を懐かしんでいるようでもあった。

この光景を見て、私はたまに帰って来られる場所があるのってほんとにいいなと思った。楽しい思い出がある場所があるからこそ、今を頑張れるのではないかと感じたのだ。

いい思い出は人を強くする。

保育園の先生たちの応援を背に受け、時には辛いこともあるだろうが、学童保育や学校を頑張って欲しいと私は願っている。

おわり

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