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お心遣いに重ねて御礼申し上げます。

カスタマーサポートが変わった。

とにかく電話がつながらない。
電話がつながっても忙しそう、疲れてそう、機嫌が悪そう。

そんなことが当たり前だったのは何年前なんだろうか。

いやいや、まだそういう会社は存在する。それをできるだけ回避するために、Q&AサイトやAIチャットなどで調べて、それでもわからないとメールか電話で直接確認するしかない。もうそこまでのプロセスでストレスMAX。

なので、少しでも対応がいいと"いたく感動する"という状態ではある。

技術サポートに久しぶりに電話。

ネットショップ構築でどうしても反映されない箇所があり、技術サポートに電話。一通りQ&Aを確認しても原因がわからず仕方なし。電話は比較的速くつながった。電話に出た男性に状況を説明し、とても常識的で親身な対応。

お客さんに提供するウェブ系のサービスは、サポートに連絡が取りにくいところは基本的に契約しない。そういう意味では信頼している会社だけれど、以前と比べても言葉の選び方とか対応が変わったなぁとなんとなく感じた。
より詳しい人に確認して折り返し電話をくれるという。

原因がわかって、あわてて連絡。

問い合わせ数時間後、作業していて原因に気づいた。仕様を見落としていて、あろうことかこちらのコーディングが起因していたことがわかり、あわててメールで連絡。

メールの返事が届いた。

「この度はお忙しいところ、ご丁寧にご連絡をいただき恐縮でございます。
○○様のお心遣いに、重ねて御礼申し上げます。また、お問い合わせいただいた件について、ご解決いただけたとのこと何よりでございます。(以下省略)」

このメールを読んで、お心遣いに〜の一行に思わず目が止まってしまった。どうってことないじゃん、と思うかもしれないけれど、

正直この一行なくても大丈夫なわけで、あえて書いた意味を思うと、こちらこそ、そのお心遣いに重ねて御礼申し上げます、と言いたくなった。
とても平和だ。

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