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今週のよかったこと 最近見た映画編

O・お江戸の夏が暑すぎて日記かいてるどころじゃねえと思うL・レディ略してOLです。

やっと暑さが落ち着いてきたので次回から毎週ペースで書いていきたいですが予定は未定です。通常ペースに戻る前に、最近見た映画の感想をまとめておきます。

表紙の写真は本文にまったく関係ない最近の朝ごはんです。この頃、なんとなく映画にでてきそうなご飯を朝に食べたくなることが多い。

【この夏に観た映画一覧】
・インクレディブルファミリー
・オーシャンズ8
・アントマンアンドワスプ

■インクレディブルファミリー
またの名をイラスティガール様無双映画。
完璧でチャーミングでスマートなヒーローイラスティガール様がすてきだった。つい「様」を付けて呼んでしまう。
ヒーローとしての冴え渡る活躍ぶりがとにかくかっこいい!母親であることや外で働くこと、女性であることは彼女にとって何の追い目を感じさせる要素ではないのだ。途中までは敵のシナリオ通りの活躍ぶりだったとしても、単独で真犯人に迫るところはイラスティガールのスマートさが本物なんだなって感じがしていいよね。

ヘレン(イラスティガール)とイヴリン(迫害されるヒーローたちに協力している兄妹の妹の方)が、それぞれパワーのある男性のペアとして存在してきた女性という構図をもっていることが、この映画の真のヴィランが誰かを予想しながら映画を見る観客のミスリードを誘うんだろうなあと思いました。(まんまとミスリードに引っかかった)
大事なのはヘレンとイヴリンは同性だから同志なのではなく、同性だから敵というわけでもないということ。女の敵は女なんていう誰かが喜びたいだけのナンセンスな話じゃあないの。

■オーシャンズ8
私はずっとこの夢を見たかった、と言うような気すらしてくる映画。
女同士を分断して手を叩いて陰湿に喜んでいる人たちを蹴散らすポップコーンムービーだった。そう、これはポップコーンムービーであるということに意味があって、大義名分を背負わなくっても息するように女が女のまま好きなようにしているのがいいの。だって今までそれは一部の人たちにしか許されていないように描かれていたから。最後には反省を求められたり、許したり受け入れたりすることを求められない、パワフルで自分のできることをしたいようにする女が8人も出てきて好き勝手する映像が、なんて強大な力を与えてくれるんだろう。

Good girl go to heaven, bad girl go everywhereの概念が八人の女の姿になって闊歩してるといった様相で、倫理観何するものぞとばかりに好きなところに行くために好き勝手するんだけど、私はこの女たちの中でタミーが好き。いやルーもデビーもナインボールもみんな好きだけど、タミーのことが気になってしょうがない。

タミーっていうキャラクターは、結婚していて子どもがいて家庭があり、親しみやすそうな髪型に親しみやすい落ち着いた服装で近所にいそうな、世間の保守的な価値観で見ると夫や家族や社会に対してのGood girlとして生きていそうじゃないですか?完全に妄想ですけど。そんなGood girlの規範みたいに振る舞って生きているタミーが、本当はとんだBad girlなところが彼女の最高なところだと思っています。彼女が一番えぐい犯罪してる気がするし、何よりオールラウンダーな活躍ぶりと冴え渡る手腕で作戦の大きな部分を彼女が担っている。

Good girlだってBad girlになれるし、べつにGood girlのままでもいろんなところに行けるんではないかしら、と思う。だからタミーが好き。彼女には、Good もbadも嘲笑ってくれそうな身軽さがあるから。

■アントマンアンドワスプ
MCUが好きなみんな~~スコット・ラングさんのことがすき~~~?だよねわかるOLもスコットラングさんのことがすき。
なぜなら彼はあの世界で一番メンタルのバランスがよくって愛嬌があって自分と自分に係る人たちを大切にすることができるひとなので……。
ワスプ様のバッチバチにキレてるアクション最高でした。ちっちゃくなったりおおきくなったり、時に特撮の怪獣のようなサイズになったりして、でも誰も傷つけないアントマンとワスプ最高。サノスはマジで許さない。


以上です。オーシャンズ8か、アントマンアンドワスプのどちらかもう一回見たいなと思ってるんだけど僅差でオーシャンズ8見るかもしれない……オーシャンズ8の世界にはサノスがいないから……。


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