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出会い録―2021第4四半期

やっぱりまだ、この世界で遊べる自分でいたかったからさ。

はじめに

秋ドラマのラジエーションハウス2期にニコニコしていたのとアバランチに情緒を狂わされていたおかげか、ドラマサントラ周回期に入ってしまい、あんまりちゃんと新譜を聴く波が来なかった四半期でした。なので、これ聴きたいな〜と思っていた新譜とか、気になっていた音源とかにほぼ手が回っていないという体たらくを現在進行形でやっております。そして、この企画のルールことアルバム1枚につき2タイトルまで縛りは生きているので、曲数はだいぶ減りました。でも四半期ならこんなもんでも正常なんじゃないのかと言い聞かせてみる。上半期の暴走とバランスを取ったということで一つ。

ちなみに縛りを解くと確実にアバランチ祭りになるので暗くて重い出会い録になるよ

言い訳も済んだところで、本編開始だー!



AVALANCHE/UVERworld


ドラマのタイトル出したわけだし、トップバッターは君しかいないでしょう、ということでアバランチの第一部主題歌です。5話放送日に先行配信開始というタイミング、5話の内容と歌う内容のリンクにぼろぼろに泣きました。主題歌としてすべてが完璧だった。全部見てもやっぱり完璧だった。

流行りの手法を取り入れるっていうのも、最後にはそのアーティストの個性が出てまた違う響き方をするんだな、みたいなことをドラマで聴きながら思っていたような記憶があります。まあ個性が出るのは当然なんだが。


Main Titles/堤裕介


名の通り、アバランチのタイトルバック曲。1話見始めてこの曲かかった瞬間から「このドラマの音源絶対欲しいサントラ出してくれなかったらむせび泣く」と思い続け、AVALANCHEが先行配信されてドラマが折り返してきた頃にもサントラリリース情報が何もなかったので、本気でカンテレさんに要望書を送るか悩んだことさえもあります。リリースしてくださって、マジで本当にありがとうございました。


Night Hunt/堤裕介


どれが好きとか選べない(※いつものこと)なので、「あ、これで1曲だったんだ!?」という聴きごたえからこの曲をあげてみます。連ドラ劇伴サントラでこんな尺の曲があるんだ、という驚き。しかもタイトルとかメイン曲ではないのに。この長さは映画音楽とかでしか見たことなかった。

アバランチ、ストーリーギミックとしては分かりやすいし、捻りもそこまでなかったけど、その分制作側が何を問いかけたくて作っているのかとか、良いものを作ってやろうとする熱量とかそういうのが高い純度で伝わってくるので、とりあえず見てくれ、と思っている。見れるのはU-NEXTとFODですかね?

捻りとかストーリー関係に関しては、主に主演俳優さんのファンの予想の方がよっぽど地獄だったのもリアルタイム視聴のいい思い出です。なぜか地獄に突き落とされることに慣れているファンの皆様……(ファンになって日が浅い自分も大概酷い予想をしたけれども)。


Cube/星野源


初めて聴いた時うわあー!!!!って叫びました。映画の主題歌、つまり本編を見た後、映画館を出る前のエンドロールという時間に流れる曲でこの歌詞をぶちこむかとそこに気づいた叫びです。キッチンで叫んだのを覚えていますね(なぜか初回はキッチンで聴いた)。該当歌詞がどこなのかは、この曲を聴いていただければ多分わかると思うし、叫びたくなる気持ちも分かってもらえる気がしているので、とりあえず聴いてくださいお願いします(回し者ではないよ)。

映画の主題歌はこうあるべき、とかそんな大層なことは思ってないですが、自分が思っていた、主題歌としてのひとつの理想が具現化しているような曲でした。

……まあ映画は観に行ってないんですけどね!(ホラーとグロが無理な人)


Nihil Pip Viper/UNISON SQUARE GARDEN


わたしが記念系ソングと勝手に呼んでる曲たちとおんなじ方向から情緒をぶん殴られてオギャりました。ファンなら聴けばわかるよね、っていうやつ。なーんも言わないんだけど委ねられてるやつ。そういう音遊びをしないでくれよオタクはそれで軽率に卒倒するんだ。


Small world/BUMP OF CHICKEN


実は単体で聴いてた時はここに書く候補に入れてなかった曲です。映画見て「なんで過去のわたしは候補に入れてなかった!?」と自分をぶん殴りたくなりました。(リリース直後にとりあえず、と買う程度には好きだったんですけどね、まあね)

星空の煌めきを音だけでこんなにも表現できるのもすごいし、星空っていうともすれば壮大すぎて手に負えない自然現象と、身近にあるささやかなとても小さな一人ひとりの温もりを同時に描いてるのがいつもヤバいと思わされる。それが今回、映画とめちゃくちゃ温度や色が調和していて相乗効果で最高だった。


北極星のメロディー/a flood of circle


王道ロックバンドが王道ロックバンドソングを作ってきたらそりゃあ、という納得の選曲(※日本語が崩れている)。好きのベクトルは『Rollers Anthem』あたりと同じ。あまりに語彙力を吹っ飛ばされて、初めて聴いた時に感想をしたためようとしたメモには「すき」「すごいすき」くらいしか書けなかった。バンドメンバーの四人も含めた、この曲を愛する全員に対する全員のための約束と応援の歌で、この一曲だけで、新参者のわたしでも、バンドのこれまでとこれからの全てを愛おしく思えるような、それくらい破壊力のある曲でした。誰が何と言おうと、彼らは最高に格好いいロックバンドだ。


聖者の行進/キタニタツヤ


これは第3四半期に入れ忘れたやつです。sajou no hanashiで流れて聴いて、「あっすき」と思いました。sajou no hanashi終わっちゃったな。ほぼ全部聴いてたことになるからちょっと寂しい。またいつか不定期でも単発特番でも良いから、sajou no hanashiやってほしいなぁ。翔さんの伝説ほんとおもろかった。笑


壇上/King Gnu


これも第3四半期の入れ忘れ。絶大な支持もある、間違いなく音楽シーンの真ん中にいる人たちが作る、世界の裏側の底の真ん中で疲れて絶望しているみたいな、ある意味では生きる原点みたいな感情を曝け出す曲は、すごい伝わってくるものが重くてしんどくて、でもそれを作品として出す覚悟や希望や祈りのようなものまで勝手に感じて心のすごい深いところを抉っていく。


三原色/YOASOBI


これも入れ忘れ(入れ忘れすぎ)。リリース時期が第3四半期の一番最初(7月)だから許して!

イントロの一発で掴んでいく音色がしぬほど好きです。だから、ahamoのCMで聴いてただけの時より今の方が好きかなって思っている。いい曲ぅ!!!!さすが紅白出場&武道館アーティスト!!!!あの舞台すごかったね!情熱大陸もちゃんと見た!


おわりに

来週はやっとPatrick Vegeeツアーだあああああああ!!今日は年越しライブ!!フウ!!!!

紅白は録画を年明けてから見ます。『なないろ』楽しみです。

スキを押すと何かが出ます。サポートを押しても何かが出ます。あとわたしが大変喜びます。