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【FGO】カルデア・スリラーナイトを深読みする【8/20朝時点情報】

コレは何?

FGOの2020年の夏イベ「カルデアスリラーナイト」の考察です。

当初は「まぁFGOの叙述トリックって、セイレムとかレクイエム人狼とかのアレもあるし、終わってから『今回は良かったなぁ~』って思えたらいいや」と菩薩の目をしていたものの、第4節のホラービデオを見たことで「暗闇への恐怖を切り裂くのは、理知の光である」と確信し、急遽マジメに考察することにしました。

【黒幕の邪神について】
【徐福について】
【この特異点について】
【偽藤丸とすれ違い続ける両チームについて】
【両チームにいる殺生院と虞美人について】

以上、5点立てです。

※本記事は第4節「呪いと怨念とビデオテープ」までに書かれていた情報を元に組み上げた考察です。今後どのような答えが示されるのか楽しみにしてます(いきなり全ては両儀パワーだよ!って言われても知らない)

【黒幕の邪神について】

・夏の恒例のクトゥルフ系邪神。推定グラーキ(+何らかの外神?)
 └湖畔、ゾンビ作成、夢引き、催眠と状況証拠が満貫であるため。

・行動目的は、藤丸立香の精神を秘密裏に破壊すること
 └カーマ同様、そこを起点としたカルデア侵略もありうる?
 └特異点に誘い込んだ上で、徐福の持つ様々なギミックを駆使して藤丸を孤立させ、誰にも気づかれない完全犯罪を行おうとしている?
  └なんでそんなことするのかは、そのうち言ってくれるんじゃないかな

・徐福は「もうちょいで歴史が変わって特異点になりそうなところまで行ってる狂人」で、しかも研究過程で作った「模擬肉体」や「仮想記憶」といったギミックが罠の材料に便利だったので手先にしている、と推測。
 └おそらく邪神視点で完全に掌握したはずの徐福の「個人的なこだわり」が計画の綻び、カルデアの勝利に繋がっていくのだろう。

【徐福について】

・かつての山人(シャンレン)のトップが徐福であることは、わざわざ始皇帝がヒントを出しに来ているくらい。

シグルド/マシュチームの「マスター」に化けているのが徐福
 └藤丸の最大の精神的拠り所であるマシュと藤丸を引きはなすための邪神陰謀および、「虞美人と接触したい」という除福の私欲もありそう
  └徐福本人が現在も生きながらえているかどうかはさておき、ミームの継承者には違いなさそう。

・行動目的: 不老不死の研究を完成させること(ただし、おそらく邪神の影響で道を見失っている="堕落")
 └不老不死の研究を完成させるための最後の手段として、カルデアに接触しようとしている(という感じの邪神口車に乗せられている)

・裏の欲求: 「虞美人への憧れ・恋」と推定
 └蓬莱カルトで不老不死の研究をしていたが挫折して邪神に頼ってしまったと推定。

【この特異点について】

・邪神(推定グラーキ)が藤丸を孤立させて精神を破壊するための罠

・藤丸の精神を支えている絆を一つずつ破壊し、孤立無援になった藤丸を「夢」の中で仕留めるのだ!
 └カルデア: 通信切断
 └巌窟王: 夢の世界で直接KO
 └マシュ: 偽藤丸をあてがうことで、藤丸の窮地に気づかせない

【偽の藤丸と、すれ違い続ける両チームについて】

・偽藤丸は徐福の研究成果である「模造肉体」と「仮想記憶」による産物と推定。
 └"身体"・"記憶"を複製し続けることで、"永遠に自我を保つ"というアプローチか。
  └データがコピーされたタイミングは、レイシフト直後の意識消失タイミング?
 └ただ実際のところ未完成なので、ボロがある。おそらく「客観的にはどう見ても偽物(性別レベルで違う)」で、記憶も粗がある(「先輩」ではなく「虞美人さま」と呼んでしまうなど)
  └ただ、そういった細かな粗は邪神パワーで強引に作中人物の認識を狂わせることで成立させている(特異点全体の呪力)
   └「マスターである」と確信させ疑わせないような精神干渉・暗示・催眠と推定(グラーキの能力)
    └本来、精神汚染レベルが高くないと成り立たないファントムとの会話がみんな成立しているため
   └藤丸に詳しいマシュは第一印象以降も、細々と違和感を覚えているため、あくまで「暗示」「催眠」であり、決定的な「記憶改竄」のレベルにはない。
    └おそらく、そこまでのことをステルスに英霊たちに仕掛けることは出来ない。

・すれ違い続ける両チームについて
 └いくら暗示があっても「目の前に藤丸が二人いたら、どう考えてもおかしい」し、「藤丸のアリバイに矛盾が生じる」ような情報交換も避ける必要がある。
 └そこで、「エミヤ・式部組(本物藤丸)」と「シグルド・マシュ組(偽藤丸)」が出くわさず、すれ違い続けるよう邪神が操作している
  └んなこと言っても偶然出くわすかもじゃん? というところで、「ホラー映画世界の法則」が適用されているという設定が効いている。
  └この世界が「ホラー映画」である限り、「映画監督」である邪神は「いつどこに誰が出てくるか」を制御できる。そのため、"藤丸が二人いる"という大いなる矛盾に気づかれないよう、シーンを操作している(霧で覆って分断したり)
   └アンデルセンが言う「日常も含めて全て疑え」というヒントは、全てのシーンが何らかの作為によって"構成"されていることを示唆していると推察される。作家・脚本家だからこその洞察か。
   └冒頭で紫式部が「これはホラー映画御約束ワールドです!」と、黒幕の仕掛けた枠組みを受け入れてしまったことで、かえって邪神監督が都合よくシーンを操作できているのかも?

【殺生院と虞美人について】

・殺生院は味方なの?
 └「特異点が呼び出したサーヴァント」であり人魚の縁に惹かれて来ただけ。邪神の想定外と考えられる
 └殺生院は「単独顕現がある=出たいシーンに出られる」というメタ存在であり、許容したら脚本が破綻するため、記憶に鍵をかけることで無力化された。
  └同様に特異点が人魚繋がりで持ってきたアンデルセンも「物語を書き換えてしまう」危惧があるため、記憶に鍵を掛けられていると推察
 └ただし、殺生院は嫌がらせの天才なので、「人魚の縁で特異点に引っ張られた自分が記憶を失って生きている」という状況から、「黒幕は何が出来て、何が出来なくて、何をされたら嫌なのか」ぐらいのアテはつけていそうである。
  └そのぐらいの直感でもって、真藤丸と偽藤丸の間の行き来(邪神にとって嫌な動き)をしているんじゃないかと

・虞美人は何で両チームのパートに出てくるの?
 └徐福(シグルド・マシュ側の偽藤丸)が虞美人に会いたいから
  └真祖に直接接触する(肩を揉むなど)ことで、研究を進めるのが表向きの事情で、精神的に壊れている徐福の彼女への妄執が半分くらいだと推察。

・なんで項羽と朕が来ると特異点が成立するのに、虞美人がいても特異点は成立しないの?
 └徐福が"正しく虞美人を参考にする"実例を知ることが、不老不死への到達(特異点の完全成立)のフラグだから。
 └逆に「虞美人を参考にする方法」を勘違いしている以上、徐福がいくら虞美人に接触しても不老不死には到達できない。
 └さらに言えば、本物の藤丸にも偽の藤丸にも会っている虞美人が違和感に気づければ、黒幕の陰謀を打破する突破口になるため、項羽は「虞美人がいないと特異点解決はできない」みたいに言ってる(多分)

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普段は存在しない異聞帯や特異点を考察するなどの胡乱な行為を行っています。

【スペシャルサンクス】 まとめ主 雀botさん(@suzumeninja)


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