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明日のためのイヴ

アルバム発売からもうほぼ4ヶ月になりそうですが、
ジョー・力一さんの1st Miniアルバム『カーニバル・イヴ』の全曲感想文をまとめていこうと思います。
個人の自由解釈感想を書こうと思ってはや何ヶ月、未だにYouTubeメンバー限定配信のアルバム同時聴💿を見られずにいるので、書き上げてからライブまでに見たいです!!

6月14日品川ステラボールでのライブ🎪、
『カーニバル・リヴ』の開催おめでとうございます。
力一さん初の単独ライブということで、ワクワクがとまらないのも勿論ですが、たくさんのジョー児(ファン)🎈の方が同じ場所に集う状況もとても楽しそうだなぁと思ってずっとソワソワしています。

え?みなさん何歌うと思いますか、アルバム曲だけじゃないですもんね。
カバーありますよね…?何歌う??の自問自答を毎晩開催中です。

さて、
このnoteは曲ごとに声の印象や曲の感想をだらだらと書き綴るものです。
個人の感想です!自分の感想や解釈を大切にしてくださいね🤝!


1.レイテストショーマン

先行公開曲!全部おれコーラス!道化風情🎩衣装のMV!
※スドウミノル先生本当にありがとうございます。
「天才前夜なんでーーーーーす!」というだけで、とても強くなれる気がします。これまでのジョー・力一要素が言葉としてもたくさん散りばめられていて、(配信タグの#常套句、公式プロフィールに使われている天啓とか)
ぎゅっとまとめ上げられた楽曲じゃないですか?
本当にラジオの時の声で歌っている印象。長くおしゃべりする時の、ずっと聞いてきた一番馴染みのある、奥の方の微かなざらつきと張り具合。歌うなら胸の少し下から出すのが気持ちよさそうかもとか考えます。私の脳内でりきいちさんがリスナーと喋る(やり取りする)ときの声は大体この声で再生されます。
「さあ何ができるか?叫んでごらんアブラカタブラ!」とはどういうこっちゃというのがひどく冷静になった時の私の見解ですが、そのくらいの気持ちで何事にも向かっていきたいですわね✨🦁✨!
やりたいことは声に出したり、文字にするとがんばろ!と思いますし!

絶対にライブで声出ししたいパートがたくさんあって好きです。
ライヴではやっぱり開幕でパフォーマンスされると踏んでいるのですが、
友人に聞いてもらった際に、「アンコールの最初で聴きたいな」という感想をもらって、それも….!いいっっ….!と悶えました。
5回くらい歌ってください!


2.ジョン・ドゥ・パレード

レイテストショーマンを普段ボイスとするなら、ちょっと深みをふりかけてみました🪄✨ってイメージな声。より響かせて包み込むような。過去も今もまぜまぜにして煮込んでしまおうねぇ🍲。
「じょんどぅいんだわんだーらーんど」のtheの発音が好きです。
「素顔よりもずっと自分に似た仮面を幾重重ね」の詞が刺さる方は多いのではないでしょうか💄。日常やインターネット上で仮面を複数持って使い分けることは、もはや一般的なことで、共感の得られる描写ですよね。それがわたしたちの前では常にメイクをしているりきいちさんによる歌詞だと、どれだけ長くりきいちさんを追っていても、その仮面の何枚かだけを見ていることを突きつけられる気がしました。
もはや本当の自分って誰が見つけてあげられるんでしょうね🪞。
「「美しいもの」の定義なんて簡単に変わらないでしょう?」の歌詞、皆さんはどう解釈しますか?ずっと変わらず綺麗だと感じたり、好きでいるもののことだと思いますか?それとも、見せられない、外に出せないけど持ち続けて、これからも日の目を見ることがないかもしれない「美しくないもの」のことだったり?
どちらも捨て置くことの出来なさそうなもので良いですよね。
この曲を聞いて、欲張りに過去の全部を抱えて将来に結び付けられたら、最高に幸せだろうな、そうできる人生を転がしていきたいなって改めて思いました。🍪

3.コルロフォビア

ピエロがコルロフォビア(coulrophobia=ピエロ🤡恐怖症)とタイトルを掲げるんですね…。攻めにきている…。が第一印象でした。過去配信でもメイクが怖いけど聞いてます!という視聴者とのやりとりがありましたが、これは、ステージに立つピエロと観客の関係ではなくて、自家中毒と言えばいいのか、自嘲的なもう一人の自分からの視点みたい、、な??
聞き慣れない言葉がたくさんで、歌詞カードを見ても見慣れない漢字がたくさんで、みちみちに詰まったリリックは、自分に対してだからこその配慮、遠慮のなさみたいなものを感じられます。
コルロフォビアは比較的トーンが高めで響かせる暇を作っていない、勢いのある声という印象です。リアルタイムのヒリヒリ感、って感じ?軽く、あまり深みを見せないような、響かせるところが深くても首の辺り?喉くらいまでで、基本的には鼻の後ろのイメージ。
明るいトーンのメロディで歌われる(煽り散らかす)Bメロが印象的です。
金管楽器みたいなちょっと派手めなブラス感が好きな曲です。「羞恥心と空中ブランコ」からラスサビへ向かって行くとこ、セリフが入っているのも勿論嬉しいポイントですが、その後ろで鳴るギターの音がすごい好き。アウトロしっかり長めで、幕が引かれて、息をつかせてくれるような余韻だいすき。🌹

※ゴッドタンの3月EDになったの、めでたい🎉うれしいでした。

4.明転

暗転にくらべれば視覚的にはほとんど変化のないような、内面の変化をうたう、言葉遊びがとても心地よい曲🌃です。ちょっとダウナーな精神状態で、時の流れが遅く感じられて、センチメンタルに反省会を開いてしまうようなとき。あの時こう言えばよかったとかの後悔まみれなのに、それでもまだ「さみしくってしょうがない」という気持ちを綺麗に見せようとして。「駄作(ダサく)って割り切れない」のわかる。認めたくない時、あるよね。でも、承がなければ苛烈で刺激的ではっちゃけた「転」には進めないのもわかってる。と、ずっと共感の嵐なんですが。
自己分析、自己プロデュースの上手いピエロさんによる「自分の中 問いただそう」の説得力。🌏地球最後のクイズに飛躍する歌詞は、ジョー児的には微笑み😊ポイントですが、自分自身ではコントロールできない時の流れや星の巡りのもとで、あれ?自分の見え方気にしすぎじゃない?と気づいて狭まりかけてた視界がもう一度明るくなっていく感覚。🌅
そんなもんかと割り切って不器用でいいかと一緒に笑ってくれる、心強さをくれる好き曲です。
公式のグッズ?販売物として「ボイス(シチュエーションボイス)」がありますね。誕生日だったり季節イベントだったりと様々あるのですが。りきいちさんは聞き手の我々を「あなた」と呼びます(私は自分と「あなた」さんを分離して聞く派です)。そんな「あなた」が登場するボイスに近いように思います。だれかひとりとお話ししている時ってこうなんだろうか。とか、考えたりなんだりしますけれども。えぇ。はい。黙りますね🤐。

※承の先にある「いつかきっとすっ転ぶとき」がピエロ🤡ジョー・力一にとっての輝く瞬間なの、好きポイントです。人の前ですっ転ぶなんて嫌なことだけど、なんかすごい味方がいるみたい。

5.Stream Key

優しい歌のお兄さん初対面トーンなんだろうか、クイズ司会者トーンを柔くした感じ?丁寧にする余裕のある時の声、かつステージ用と言った方がわかりやすいかも?出しやすい声だけれど完全リラックスではなく、ちょっと気を使って出すような。聴きやすく、まろく、良いにも悪いにも印象が向かないような「はじめまして🎙️」みたい。
メッセージをまっすぐ誠実に伝える時に、ことばそのものの意味を邪魔しない声だなと思いました。

全部の歌詞にコメントしたくなるので本当に1箇所にとどめるのですが、
「過去未来爛漫であれ」が本当に小さな宝物、ささやかな祈りのようで、
この詞に出会えてよかったです。

爛漫という言葉は、花が咲き乱れている光景を真っ先に思い浮かばせていたけれど、「光り輝くこと」も意味に含んでいると知って、今この瞬間を生きている人が全員持つこれまでとこれからが、
「こんなだったらいいよな!ねぇそうだよね。」って優しい世界。
コーラスのスペシャルゲスト🍶🦅🦩も、とっても嬉しい楽曲でしたね。

まとめたいという意思(まとまらないあるある)

カーニバル・イヴに収められた5曲、
曲ごとの時間感覚がさまざまで興味深かったです。
これは私の印象なので、違うイメージの方もいるとは思いますが

現在〜中期的な未来の「レイテストショーマン」
幼少期の記憶から人生全体まで頭に浮かべる「ジョン・ドゥ・パレード」
今この瞬間の自分を俯瞰で見つめる「コルロフォビア」
少し前の後悔から明日の予定くらいの「明転」に、
どんどん過去を作り出して未来へ進むすべての今に「Stream Key」

みたいな?

将来の選択を迫られているターニングポイントとか、
悩んじまった夜とか、そういったタイミングってみんな持っているから、
人生のお悩みを網羅できるアルバムではないでしょうか!!!?

流石に大きく出過ぎているかもしれませんが、
明日のこと、未来のことを考えられるかどうか。
それらは、生きていくなかでも大事なことだと思います。

明日はこれを食べにいっちゃおうかな、来月あの絵を見に行こうかな。
ちょっと早起きして大掃除をするぞお。とか、ポジティブな前夜に対して
明日が来るのがこわい。終わらせてしまいたい。とか
もう真っ黒な感情に呑まれて沈められた前夜でも、
明日があると信じていたから、「前夜(イヴ)」になった。
と、その時の「未来」すなわち「今」の私は言えると思いました。

今を「過去(前)」にすることは意外と難しいから、
それを重ねてきたことは、実はすごいですよね!
いろんな色や重さの前夜(イヴ)が人を作っていると考えたら、
このアルバムは、とてもたくさんの人に刺さるはずです。

聞いていないかたはぜひこの機会に!聞いている方はもっと聞いて!
おともだちに勧めてください!この私が良いって言ってます‼️📢
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全曲作詞がりきいちさんで、全部が持ち歌であることが、
とんでもなく嬉しくて、ちょっといまだに信じられてなくて、
何度も喜びを噛み締めています。

このアルバム、私の宝物です。

どうか、りきいちさんの未来が爛漫でありますように。

2024.6.8 


P.S.
ここまで読んでくださった方がいたら、ありがとうございます。
あなたが、良い1日をすごせますように!
暑くなってきたので、体調には気をつけてお過ごしください🚿

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