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あなたのお名前なんてェの?

前回と前々回は一般的なお話だったので、ここでちょっと注釈を入れておきます。

わたくし(天海玉紀)は、複雑でムズカシイことをなるべくシンプルに段階的に説明することが大好きで、そこにほとんどイノチかけております。

2012-2019年に所属して週一回出演していた占いのお店(中野トナカイ→ウラナイトナカイ)は、一般的な占いのお店とはシステムが全然違って、まついなつき店長はあのお店を「自営業の練習場」と称しておりました。場所代を払って決まった曜日と時間にお店のスペースを借りるだけ。自力でお客さんを集めなければなりません。

あのお店で、占いの鑑定だけでなく占いの講座やワークショップ、占いイベントをたくさん手がけさせてもらいました。(ウラナイトナカイは、2019年7月に閉店しました)常にどうやったらお客様に来てもらえて、みなさんにご納得&お楽しみいただけるかだけで頭がいっぱいでした。常に綱渡りのスリリングな日々でしたが、おかげさまでとても忙しく暮らしておりました。

もともと仕事はひとり開業の一人親方でやってましたので、そうしたやり方に特に違和感はなかったですが、意外にあれは特殊技能だったのかもしれない、とあとからおもうようになりました。そんなわけで、このサイトを立ち上げていろんな話をしています。

さて、では本筋にそろそろ戻りましょう。

そうでした。突然のおきゃくさまから「あの…わたし…あの…占い師になれますか?」と訊ねられたんでした。

お。いいぞいいぞ!イイ感じだ♪

「占いを受けたらおもしろかった!」→「もっと占いを勉強したい!」→「せっかく占いを勉強したので、占いをお仕事にしてみたい」とおっしゃる方々とたくさんお付き合いしてきました。このおきゃくさまも、きっとそういうタイプかもしれませんね。

しかしまずはこれ。なにはさておき「相性がだいじ」であります。

まずは人間関係の構築から、ということでお名前を伺ったところ、おきゃくさまがもじもじしているのでした。

お客様「ぱんだ、おろおろ…」

お、おう。。。「では、ぱんださん、とお呼びしたらいいですか?それともおろおろさん、とお呼びしたらよろしいですか?」

お客様「わたしのなまえは、汗駄おろおろです」

え?

お客様「いま決めました。汗っかきで、駄目駄目で、いつもおろおろしているから、汗駄おろおろ、です

は? 

あのですね。ハンドルネームのように、ご自分でお名前を決めていただくのはぜんぜん構わないんですが、わざわざそういうことをピックアップして強調するんですか?わざと?自虐ネタを書く人みたいですけど、それでいいの?

お客様はこれから占い師になりたいそうですが、「わたしは占い師の汗駄おろおろです」ってこの先ずっと名乗るんですか?

お客様「えっ……でも……」

そうだなー。だったら、すでに匿名SNSのアカウントとかお持ちですか?ハンドルネームはどんなのをお使いなんですか?ご本名は?(ないのか…w)ご家族やお友達からはなんて呼ばれている/呼ばれたいですか?

お客様「あっ……その……」

お名前は要するに記号なのでなんでもいいっちゃーいいですけど、ご自分で書いたり名乗るよりも、むしろ他人があなたを識別したり呼び掛けたりするためのツールでもありますよね。

特にお仕事として「占い師になりたい」のなら、周りの人が使いやすいお名前かどうか、をいまから意識されておくといいんじゃないかなー。

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はい。というわけで、いきなり「なまえ」の話です。
あなたのおなまえなんてーの?
と、ちょっとみなさまにもお尋ねしてみたいところです。

わたしの名前については、以前書いたものがありますので、ご興味ある方はこちらをどうぞー。

わたしはいまや、本名なんだっけ?にときどきなります。
本名使うのは、役所や病院、公共の書類くらいですねー。

占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!