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枠組みはとってもだいじ(その5)

無我夢中で続けてきて、いまや「毎年恒例」となったシリーズ講座がどうやってはじまって、どうやって成長して、どうやってみなさんに育ててもらったかを振り返りつつレポしています。ててーん。


同じ形式で繰り返す安心感

2015年末から「東洋&西洋の占い師コンビで、来年を占う」というフォーマットでの企画がスタートしました。

そのときはまだこんなに長く続くことになるなんてぜんぜん想像もできませんでしたが、コンビで喋るとじぶんひとりでは届かない方々にもリーチできたり、知らない世界が広がったりするので、とても刺激的でした。

お客様としても全く新しい単発モノにいきなり行くのはちょっと躊躇があっても、毎年やっててなんかおもしろそうなものならのぞいてみたいなーというお気持ちが湧いてくるのでしょう。おかげさまで大盛況となりました。

例えば紅白歌合戦、みたいな超!巨大なマンネリみたいにみえるものでも、ある程度決まった形式とかフォーマットがあれば、ずーーーっと続くんですよね。なんだかんだいいながらみてしまう、みたいな。

個人で真似できるのは「同じフォーマットで定期的に繰り返す」ことでしょう。ただし中身はタイミングをみながら味付けを変えたり、時期に合わせて素材をアレンジしたりする必要があるでしょう。

これならお金をかけずにだいたい確実にできます。「同じフォーマットのもとに定期的に続ける」活動をソロ活占い師のみなさまにもおすすめしてみたいです。「定番」+「いまだけ」をうまく組み合わせられると強いなー。

たとえば、近所の有名人気ラーメン店はふだんは頑なに決まった定番メニューだけしかありませんが、GWとか年末年始だけ現れる裏メニューがあります。わたしはそのときだけわざわざ行ったりしております。

2019年版はアウェイのカフェで

2018年版は、大きな会場にジャンプアップしましたが、2019年版は、ホームグラウンドの阿佐ヶ谷を遠く離れて湯島のおしゃれなカフェへ。

このときは、ゆみこ先生が旧友ユミーナさんと湯島のレンタルカフェで連続イベントをなさっていたんですね。それで湯島で開催ってことになったんだとおもいます。

これは鑑定会の時の写真。本番の写真はないなー。写真撮ってる余裕はなかったっぽいです。毎回必死なのです。

ふだんとまったく違うところに行くのはいろいろリスクもあるのだけれど、変わらずにお越しくださったみなさまには感謝ばかりです。

特に東京の東側とか千葉方面にお住まいのみなさまには「やったー!」と喜びのお声をたくさんいただいてほっといたしました。

大判振る舞いの紙資料どどーん

2019年と2020年の資料データを発掘しましたが、どっちも12ページありました。2013年のと比べると爆発的に進歩したはず。はず。はず。はず。

↓ 2013年版の配布資料の原本データは、恥をしのんで有料コーナーに貼ってあります。

2020年版のお渡し資料はこんなかんじです。全12ページ。後半は個人運なので「帰ってゆっくり読んでね」ってタイプのやつです。

この年はこれ以外の例題解説用のペラ紙資料もお渡ししたような気がします。もりもりだな。

でもって、ゆみこ先生ももりもり大盛りの資料を配布してたので、東西合わせるとメガ盛りでございます。

2020年版は大きなレンタルスペース

「やっぱり大きな会場でやろうよ」ということで、2020年版は、新宿の大きなレンタルスペースで開催しました。

2019年のあいだ、毎月一回わたしがそこで「十二支」の連続講座を開催していたので、使い勝手もわかるし、そこの会場でやろう!ってことで。

ふだんは定員半分以下の15名くらいでゆったり使っていたお部屋なのですが、びっちりみちみち35名くらいお越しくださった気がします。満員御礼ぎっちりでした。ありがとうございました。

当日はわたし、午前中は別の講座でエネルギー使ってたので、午後のこの受付と自分のトークだけでもうめいいっぱいのいっぱいいっぱい。そんなわけでもちろん写真はありません。

それで先日、このときの話をちょっとつぶやきましたら、貴重なコメントを頂戴しました。重ねてありがとうございます。

そうなんです。覚えていてくださって大感謝です。

このときは何をどのくらい喋ったらいいのか、ほんとうに真面目に困った。ゆみこ先生とも「どうしよう」と話しあった記憶があります。

でも、その後まもなく全世界がコロナ禍に巻き込まれるとは、まさかね!まだ誰もそんなことは予想も想像もしていないのです。

枠があるから枠を飛び出せる

こうやって年単位でまとめて振り返るからわかるのは「枠があるから枠を飛び出せる」ということです。どういうことでしょう?

つまり「このメンバーで、こういう話をする=西洋と東洋のそれぞれの占い目線から来たる新しい年の予測をする」というテーマが「枠」です。

その「枠」さえしっかり押さえておけば、会場が変わっても特に問題ありませんでした。価格設定とターゲットについては、毎回話し合いました。

「枠」が決まってない例としては、毎年8月にやってる「ウラナイ8の○周年記念配信」です。これは「枠」としての決まったテーマ設定がないので、毎年7月ごろになると「ことしどうするー?」と相談する必要があります。

そして、いよいよ運命の2020年が始まって、2021年版からはオンラインに移行するのです。七転八倒・阿鼻叫喚!のお話は次回へ。

↑ オンライン編はこちら。
思い出して書いてるだけで、つらくて泣いちゃった(涙

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