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自己演出っていうと気持ち悪いけど

いつかきっと役立つんじゃないかと期待する脳内メモ。
とめどもなくでてくる古い記憶とか、先月の配信からの連想とかあれこれ。


研究発表会に向けて、4月の準備段階からずーっと「プロデューサー」の話が脳内に常にあって、今も考えています。

自己演出っていうと気持ち悪いけど「セルフプロデュース」って言葉はわりと良いイメージでイマドキは流通していますよね。「ソロ活」だったら必須の「自己演出」みなさんはどうしていますか?

というあたりからスタートします。どん。

ほとんど記憶がなくてごめん

前回の続きを書こうと思うんですが、なんかもう記憶が蒸発していてうまくいかないので好き勝手なことを書きます。

とりあえずこのあたりのつづきです。

なんでこんなに記憶喪失なのかというと、単純にものすごくいそがしかったので記憶メモリがオーバーキャパだからです。

ということでいちおうこんな感じの5月でした。6月にやろうとおもってることもたくさんあるんですが、もう6日か。あせりつつ、全然カンケーないことを書きます。それではいってみよう。

そのころ「演出」って何か知らなかった


大学時代の先輩に言われたことをときどきおもいだします。

とてもモテる方で、ちょっとキザっぽい感じがして、わたしはぜんぜん喋ったことなかった。なんか有名なところで演出とかなさってたらしくて、まわりから一目も二目もおかれてる「憧れの先輩」キャラの方でありました。おそれおおいので、なるべく近寄らないようにしていたのですが。

「僕がたまきさんを演出するなら、メタリックな感じ。ソリッドで生身のニンゲンぽくないというか、そうだなぁ、宇宙人とかそういう感じがいいな」

へええーーーー。ちょっとびっくりした。悪くない。ってか、けっこううれしかった。ほぼ初めて会話する相手でも、すらっとこういうセリフが出てくるのはさすが文学部モテの貴公子だわーといまさらながらにおもいます。まぁそんなわけでそのセリフだけはよく覚えています。

で、そのときおもった。「はて?演出ってなに?」

演出(えんしゅつ)とは、物事を表現するときに、それを効果的に見せること。 またはその役割を担当する者のこと。 また、機械などの動作の装飾的な動きも演出と呼ばれる。

へええーーー。そっかー。確かにどんなに立派な舞台があって、素晴らしい俳優だけがいても、それだけでは作品は成立しないってことかー。そりゃーそーだなー。自分は前に出るんじゃなくて、うしろで全体をコントロールしたり、方向性を決めたり、味付けをしてる仕事の人たちもいるんだな。

なーんて当時思ったかどうかは覚えていない。

思考実験だから気楽にどうぞ

ここをご覧くださっているみなさまは、きっともうすでに立田アカツキさんの研究発表の動画をご覧になったり、テキストをご覧くださってるとおもうので「承前」ってことで進めますよ。

もし「まだだよ!」って方は、ぜひ↑このテキストを購入してごらんになってみてくださいね。お得お値打ちすぎますよ。(たぶん6月いっぱいの販売ですよ)

ご自身がアイドル志望(もしくはアイドル一年生)と仮定して、もし自分がついていく先を選べるとしたら?どうする?というお話からはじまります。

ということで、今回の設問は、石門星タイプの秋元康か、車騎星タイプのつんく♂か、という二択でした。どっちもいやー。なーんて困った人もいらっしゃるみたいですが、まぁ思考実験だからそんなに思い詰めずにどうぞ。

そもそも自分はアイドルにならないから関係ない、という切り捨て方もありますが、うーん。それもちょっともったいないのでは?ちょっとそこで立ち止まってみていただきたいなーという気がします。

だって占い師やってるといろんなご職業の方にお目にかかります。芸能系で「どっちの事務所に所属するといいか?」みたいなパフォーマーさんからのご質問もありますし、別に芸能に限らず「どの子を採用するといいか?」という採用側の偉い方からのご依頼もあります。そういうときには、その人にとっての最適解をみるのが最優先でありましょう。(これ意外と難しい)

で、そういうときって、占い師の個人的な見解とか好みで決めないほうがいい。占い師個人の思想信条はもちろんあるでしょうけど、よほどのことでないかぎりそれはお客様にとっては関係ないノイズなので、もともとの自分の偏りとか得手不得手をあらかじめわかっておく必要はあるわけです。

でもって、試験だけで決まる職場でもない限り、結局のところものすごく優れてるから必ず採用されるわけでもなく、その職場とかプロジェクトの方向性とか雰囲気と合う人が、より採用されやすいんだろうなーとは外から見ててもわかります。にんげんだもの。そうですよねー。あたりまえか。

カメラアングルを変えるみたいに、いろんな視点から、いろんな角度でニンゲンを捉える練習は、占い師として絶対役にたつと思うんですよー。

セルフプロデュースとかマネジメントとか

今回は「石門星の適職はプロデューサー?」というアカツキさんの素朴な疑問からスタートした研究でしたが、受け手のその人それぞれにさまざまな発見や気づきがあったことと思います。

ここをご覧くださっているみなさまも「ソロ活」で営業しているなら好むと好まざるとに関わらずセルフプロデュースは必須ですよね。どうなさっていますか?車騎星スタイル?石門星スタイル?それともそれ以外?

また、占いに関わらずご自身の職場や生活の中で、管理職としてご活躍だったり、なにかのグループをまとめたり、なにかのプロジェクトを率先して進める役割に就かれてる方も多いでしょう。どんなスタイルですか?

ちなみにわたしが大昔に勤めていた職場(治療院)のボスは絵に描いたような正真正銘の「THE 禄存星」の人でしたが、職場の自分のロッカーの扉にこんな格言が貼ってありましたよ。

これですよこれ。

やってみせ、言って聞かせて
させていて、ほめてやらねば、
人は動かじ

山本 五十六(やまもと いそろく)の有名な名言

うおーん。なんかこういかにも「昭和のビジネスマン」が大好きな格言ってかんじですよな。

↓ なんかいろんなグッズも売ってるんですねー。人気あるんだねー。


まぁなんかこう「イイお話」なのかもしれないけどさ、なんかこう手の内をみせられながら、そうじゃないこともたくさんありながら、その下で働くのはなんか気持ち悪いよねーとおもったワタクシですよっと。

ということで、こちらぜひご覧ください。

アカツキさんの研究、軽やかですけどみっちり厚みがあります。

いろんな角度からご自身の思い当たる体験に光を当てたり、ご自分とは違う感覚や観点をお持ちの人へ思いを馳せたり、いろんな楽しみ方ができます。いろんな立場の、いろんなお仕事の人に応用が効きますよ。

さらに!「わたしももっと研究したい!」と触発された方もたくさんいらっしゃるご様子です。いいねいいね。

その話はきのうしたんだっけ?(記憶がーー)

↑ あざらしさんのnoteレポへのリンクを追加しました。
Twitterベースで過去ログみてるとうっかりnoteだけのは見落としてしまった。他にもいろいろご感想いただいてます。みなさまに感謝!

広角レンズとマクロレンズのような

いまアーカイブ販売中の「欲望と相性」の話をしたいんですけど、あっちの話にいきなりいっちゃうと、「なにかに没頭して自分がなくなるまで埋没して突き抜けるんだー」という話ばっかりになんですよね。それはなんかこう「全体を俯瞰しながら調整する」という「プロデューサー」視点とは全然違う世界の話です。

自分がパフォーマーとして成功した人が提唱するプロデュース方法ならついていく、というご意見の方々もいらっしゃいました。もちろん名選手で名監督になった人もいらっしゃるけど、名選手だったからといって必ずしも名監督になれるわけでもないのがむずかしい。自分ができることややり方が、そのまま他人に通用するかといったらそうでもないですしね。

広く遠くまで見る力と、深く狭く入り込む力と、同時に両立させるのはほんとに難しいよなーと思います。誰でもたぶんどっちが得意でどっちが苦手とかあるとおもうので、そのあたりをよく自覚して苦手な方にも目配りするとか他の人にやってもらうとかしないとなーとか思う日々でございます。

ってことで、なかなか「欲望と相性」まで辿り着かないんだけどなー。

↑ こちらへつづく。

占い世界でのあなたの探検が、よりよい旅路となりますように!