ざっくりバッハ【細かすぎない作曲家まとめ】

バロック期を代表する作曲家。『音楽の父』と呼ばれている。(『音楽の母』はヘンデル)

17世紀後半の1685年3月21日、ドイツで生まれる。バロックを代表する作曲家ヘンデルと同い年だか、直接の交流はなかった。この頃フランスではヴェルサイユ宮殿が建設され、1687年ニュートンが万有引力の法則を発表している。日本では1680年徳川綱吉が五代将軍になっている。

9歳頃に両親が相次いで亡くなり、14歳年上の兄に引き取られる。音楽についても兄の指導を受けた。兄が所蔵していた過去の作曲家たちの楽譜を見せてもらえず、兄の目を盗んで月明かりの下で楽譜を写し取ったという逸話が有名。

作曲家・オルガニスト・音楽監督・音楽教師などとして働いた。芸術家として作曲し、作品を世に問うという考えはなく、雇われ人としての仕事を極めるという意識だったようだ。

結婚は2度(一人目の妻とは死別)。子だくさんだった。

1750年、65歳で死去。
バッハの活躍はローカルなものだったため徐々に忘れ去られようとしていたが、死後70年以上経った頃、メンデルスゾーンによって再び光が当たった。

《前後の作曲家》
ヴィヴァルディ(1678-1741)
ラモー(1683-1764)
バッハ(1685-1750)
ヘンデル(1685-1759)
スカルラッティ(1685-1757)

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