【妊活記録②2020年9月】いざ、ブライダルチェックへ

前回からの続きで、ブライダルチェックについて。
妊活スタートとなり、まずは自宅から通いやすいクリニックを探して、ふたりでブライダルチェックに行くことになりました。ブライダルチェックの前に受けた風疹・麻疹(はしか)の抗体検査についても少し書いておきます。

■風疹・麻疹(はしか)の抗体検査について

妊活を始めようということになったとき、風疹・麻疹(はしか)の抗体検査をした方がいいと、旦那さんが知り合いから聞いて来たので、まずは家の近くの内科に検査に行きました。

なぜ、風疹・麻疹の抗体検査を受けた方が良いのかというと、妊娠中に罹ると、胎児や妊婦によくない影響があるからだそうです。厚労省のHPにはそれぞれこうのっていました。

<風疹について>

また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/index.html


<麻疹について>

Q3.妊娠しているのですが麻しんの流行が心配です。どうしたらよいでしょうか?
A3.妊娠中に麻しんにかかると流産や早産を起こす可能性があります。妊娠前であれば未接種・未罹患の場合、ワクチン接種を受けることを積極的に検討すべきですが、既に妊娠しているのであればワクチン接種を受けることが出来ませんので、麻しん流行時には外出を避け、人込みに近づかないようにするなどの注意が必要です。また、麻しん流行時に、同居者に麻しんにかかる可能性の高い方(例えば麻しんの感染歴がなく、麻しんワクチンの2回接種が明らかでない者で、麻しんウイルスに曝露される可能性が高い者など)がおられる場合はワクチン接種等の対応について、かかりつけの医師にご相談ください。
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/index.html


検査の結果は、
私が風疹の抗体は十分にあり、麻疹が基準値に達しておらず、旦那さんは風疹・麻疹ともに基準値に達していませんでした。

ただ、予防接種するとなると、妊娠していないことが前提で、1回目と2回目の接種の間が1ヶ月、さらに、2回目の接種後は2ヶ月間避妊する必要がありました。

この時の私たちは、早ければ翌年すぐにでも海外赴任の可能性があるかもと、急いで妊活を始めようと思っていたので、予防接種は見送ることにしました。

ちなみに、麻疹(はしか)の予防接種については、2回の定期接種が必要なのですが、私たちの年代は1回しか定期接種をしていない世代でした。
世代ごとにワクチンの接種状況が違うようなので、参考までに下記のサイトを掲載します。
○子どもと大人のワクチンサイト
https://www.vaccine4all.jp/topics_I-detail.php?tid=48

■ドキドキの初クリニック

さて、やっと前回の続きのブライダルチェックの話。

レディースクリニックって、今まであまり行く機会がありませんでした。
会社で受けられる婦人科検診で1年に1回行くぐらい。なので、改めてレディースクリニックに行くって、なんだかそわそわ。

旦那さんは初レディースクリニックで、もっとそわそわ。

私たちが行ったクリニックは、ビルの中に入っている、綺麗で落ち着いたところで、平日の午前中だったからか、待合室には私たちのほか3、4人の方がいて、比較的空いていました。

初診の受付を済ませ、診察券の番号を呼ばれるまで、待合室で待機。
「念のため」で来たブライダルチェックだったので、この時は慣れないクリニックに緊張しつつも、なんとなく気楽な気持ちでした。

そして、ふたりの診察券番号が呼ばれ、診察室へ。
診察室に入ると優しい雰囲気の院長先生が座っていました。
なぜ今回ブライダルチェックを受けに来たかなど、今の自分たちの状況をお話しして、とにかく急いで妊活を始めたいということを伝えると、妊活のステップについての詳しい説明と金額感も教えてくださいました。

今回はそのステップについては割愛しますが、この時の金額感を聞いた時は、とにかく「妊活ってお金かかるんだな…」と頭の中で電卓をたたいてしまいました…

そして問診を終えてそれぞれ検査に移ります。

■ブライダルチェックの検査項目

それぞれの検査項目は以下の通りでした。

<私(女性)のチェック項目>

●問診・血圧測定
●内診・超音波検査:子宮や卵巣に病気が無いかの検査
●膣分泌物培養検査:膣内の雑菌の有無、膣トリコモナス症の検査
●淋菌PCR検査:淋菌の感染の有無
●血液検査
 ・感染症検査:HIV検査、クラミジア抗体検査
●AMH(抗ミューラー管ホルモン):現時点で卵巣が持っている機能の検査
●血液マーカー検査:子宮がんや卵巣がんのおそれが無いかの検査

私の場合は、毎年会社で健康診断と婦人科検診を受けているので、子宮頸がん検査と血液検査の一部(貧血・肝機能・腎機能・血液型検査等)は省きました。

<旦那さん(男性)のチェック項目>

●問診・血圧測定
●精液検査(これは後日持ち込み)
●淋菌PCR検査:淋菌の感染の有無
●血液検査
 ・感染症検査:HIV検査、クラミジア抗体検査

旦那さんも血液検査については、毎年会社で受けている健康診断で分かる範囲の貧血・肝機能・腎機能などの検査は省略。
精液検査は後日、自宅で採取して本人が出勤前にクリニックに持ち込みました。

ドキドキのブライダルチェックは、2時間ぐらいかかって終了。

この日の検査は2人合わせて60,000円ぐらい。検査項目の多い私のほうが少し高かったです。
妊活ってお金かかるって聞いてたけど、検査からこれぐらいかかるんだな…とおののきつつお会計。
まぁ、この検査代はまだまだジャブみたいなもので、このあともっと金銭的に強烈なパンチを喰らうことになるんですが…。

検査結果はオンライン診療で伝えるということで、「最近はどこも進んでるんだねー」なんて言い合いながら、この日はクリニックをあとにしました。

次回は、検査結果などなどを書いていきたいと思います。

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