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テニスを教えないテニスコーチ

こんにちは😃
池田翔です🔥

今日は自分のポジションについて書いていきます。

人にはそれぞれ得て不得手がありますので、自分の活躍できるポジションにいた方がいいですよね。

僕はテニスの選手として子どもの頃過ごしていたので、アルバイトもテニスコーチを選びました。

恐らくこの選択はとても正しい選択だったなと最近思いました。

なぜかというと、
僕が応募したところのコーチのレベルがそんなに高くなかった(ジュニアでゴリゴリ試合に出てるような人がいなかった)のでとても重宝されました。

ですが、僕自身のその時の気持ちとしては、
世の中にはもっとすごいやつらがたくさんいるぞ?
僕なんて県で2回勝てればいい方なのに
と思っていたんですね。

スポーツ選手は自分の力を上げることに夢中になるので、僕は自分の力の部分しか見れてなかった。

でももうコーチとして最低限レベルのスキルなんてとうの昔に得ていました。
それに気付いてからは、とにかく丁寧な球だしやお客さんの打ちやすい球を考えてました。

元々結果も少しあったのでレベルが高いコーチとして知られ始めたので、上級は問題ないと思いました。

で、徐々に噂も広まっていきます。
どうやら打てるコーチ(球が速かったり、返球が上手い)が入ったらしい。

こうなったらもう僕の勝ちです。

上手いコーチというポジションを掻っ攫いました。

ですが、僕にはテニスコーチとして致命的な問題があります。

それはテニスの指導が下手ということです笑
もう4年もやっているのですが、これがまた難しい

なんせ僕はテニスばっかやっていたテニス少年で、とにかく球を打ちまくっていました。
なので体に感覚として染み付いているんですね。
球の打ち方から相手がどこに打ってくるかまで

コーチはそれをうまく言語化しなければいけません。
ですが、当たり前にできることを説明することほど難しい。 

なので最初の1年目から、教えるコーチはやめました。
そこで戦ってもベテランの人たちに勝てないので。

アドバイスをすることはもちろんありますが、ほとんど同じことを言っていると思います。
打点を前で取る、ボールのところに足を動かす。

テニスはこの2点につきます。
コーチがアドバイスするときは大抵この二つの形を少し変えたものがほとんどだと思います。
例えば、打点が少し低いですね。とか
あと一歩足りませんでしたね。とか

テニスコーチはおまじないをかけれません。
今日突然うまくなることもないので、当たり前のことを淡々と言い回しを変えながら説明するプロなんですね。

もちろんレベルが上がってくれば専門的な知識もありますが、民間のテニススクールのレベルではなかなか難しいでしょう。

少し無駄話になってしまいました。
ここまではポジション(戦う場所と戦い方)の話でした。

ここからは盛り上げかたの話です。

僕はとにかくレッスンを盛り上げるのが得意です笑
何個か要因はありますが、大きな声を出せる+お客さんの見せ場を作れることが僕の武器です。
ですが、お客さんに気持ちよく決めさせるだけではダメなんですね。

基本僕が主導権を握っていて、相手のいいショットから少しずつ崩れていくフリをします。
いい球が来なければ笑いながらエースもとります笑

ここの塩梅がとても大事で、8割自分がポイントを取るようにします。ここが恐らく1番いい割合だと思っています。

残りの2割はポイントを落とします。
落とし方も大事ですね。
決めさせる。僕がミスをする。

特に僕がミスをした時の方がお客さんは喜ぶんですね。これは最初意外でした。

普段ヘラヘラしながらテニスをしているのにミスをしないので、ミスさせた方が嬉しいそうです。

テニスに興味がある方は是非DMしてきてください🥺

最後まで読んでいただきありがとうございました😊
素敵な一日をお過ごしください🔥

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