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子供に商いをする楽しみを!子商いプロジェクト。実践は楽しいけれど苦戦中!その①

こんにちは!おでんの旦那です。
最近、おでんの旦那という名前に縛られて自分が分からなくなりそうでキャラクター迷子になっています。
しかしおでん屋にやってくる子供達が「だんな!」と呼んでくれるようになったので突き通していきます!ちなみに妻はいつの間にか「おかみ!」と呼ばれていましたw

さて、今日は今年の初めから計画してチャレンジしている「子商い」の話です。

子商いとは子どもが商品の開発、仕入れを行い、商品を販売して得た利益の分配までを行い、商いをする力を身につけてもらおうという取り組み。

子商いにチャレンジするきっかけは去年の10月から参加しているLDLというコミニュティに入った事がきっかけでした。
 LDLとは四半世紀にわたって全国各地で経営とまちづくりに取組んでいる木下斉さんが所長として立ち上げたラボです。LocallyDrivenLabs(オンラインとオフラインを横断して地域を変革するラボ、LDL)

このLDLのメンバーで運営されているプロジェクトの一つに子商いプロジェクト【子商塾】があります。


商いの感覚は地域をより良くしてくれる


僕も商売をしていますが、商いのやり方を胸を張って語れるかと言われれば経営をどこかで学んだわけでもなく全然自信がありません。
そして、恥ずかしながらお金についての勉強が必要だと実感したのもここ最近の話。自分に置き換えて考えてみると、商いやお金の事を教えてくれる場所って無かったように思います。
そんな僕の長男(小2)も最近お金に興味が出てきた様子。

我が家は夫婦共に自営業をしているので、どんな仕事をしてどうやってお金を稼いでいるのかは子供にとって見えやすい環境です。

そんな我が子から「このポケモンカードはめっちゃ高く売れる!」という言葉を聞いた時はなんだか複雑な気持ちになりました。
希少性が高ければ価値が上がる事を体験するのは良い事だと思います。しかし、物の取引の基礎の部分を体験せずに希少価値ばかりに興味を持ってしまうと、近い将来に詐欺師のいいカモになってしまうのではないか。そんな不安が頭をよぎりました。

そしてもう一つ商いを学ぶ必要を感じた出来事があります。

ここ最近特に感じる事なのですが飲食店を利用する大人のマナーがとんでも無く悪いのです。飲食店の中で平気で持参したお菓子を食べたり、子供の行事の帰りに来店した父親同士で会計後にクーラーボックスから缶ビールを飲みだしたり。
ここまで行儀の悪い人はごく稀ですが、店を利用する側も子供の時から商いの感覚を学んでいれば将来的に地域のお店の使い方に良い影響となって返ってくるのではないかと考えました。

そんな思いで実施を決めた子商い。この時はこんなにも思うように進まないなんて夢にも思っていませんでした。

子供って全然暇じゃない


実は子商いを実施することなんて余裕だと思っていました。普段から子供達と接する機会は多い方だし、いろんなイベントでおでん屋を出店している経験もある。
参加してもらいたい子供はすぐに思い浮かんだし、いつも会っている子だから話もスムーズだし親も知り合いだから何の問題もない。

こんな内容で募集しました

結果として結構な人数に声をかけたのですが、思った以上に断られましたねw
内容については共感してくれる人が多いのですが、1番多い理由が販売日当日に予定が合わない。
次回からの改善点としては参加者の予定から逆算してスケジュールを組むことが大事だと実感しました。子供って習い事も多くて全然暇じゃない。
そしてやっとスケジュールに合わせてくれる参加者が見つかりスタート出来るかと思ったところで僕の住む地域でインフルエンザが大流行しました。参加者家族が感染し、次は我が家が家族で感染。
大幅にスケジュールが狂ってしまったのでした。

このペースではどう考えても3/31のおでんの販売当日に間に合わない。

大事な事は子供達が楽しんで商いを学ぶ事

3/31(日)を販売日にしたのは販売会場の公園がちょうど桜満開の時期に重なることで販売数の増加を期待しての設定でした。
開催することにこだわってスケジュールを組み直して無理やり実施しようと焦る僕に、今回の子商いをサポートしてくれているLDLメンバーの方たちが「子供達が楽しく商いを学べるように、無理をして子供が嫌になってしまわないスケジュールを」と助言して下さいました。

我に返った僕は改めて子供相手だからと軽くみていた事を後悔しました。開催する前にこんなに疲れるとはw

次回は、やっと開催できた1回目の講座で学んだ子供の感覚で考える事と、いかに子供の目を輝かせてやる気を生み出すかの話を書きます。そして、大変なのはもちろん開催してからだった話です。
大変とか言ってますが心地よい疲れです。

読んで頂きありがとうございました!


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