このご時世だからこそ出来るはなし

その昔友達がゲイだった

だがそれを知ったのは別れる直前の事だ。
勘違いしないでもらいたいのだが、別れるとは友達が遠くに行ったと言う意味だ。
決して私はゲイでは無いし、カップルでは無い。

さてそんな友達の話しをしよう

私と友達は小学校からの仲良しであった。
仲良しと言っても普通の仲良し、別に変な行為なんかして無かったし女の話なんかも普通にした。
何故仲良しなのかも大した理由では無い、家が近かったからとのそれだけだった。

そんなこんなで高校まで一緒だったわけだが
ついに別れがきたのだ。
友達は卒業後は就職、私は大学進学。
それが理由だった。

そうして友達は鹿児島に行くことになった。

しかし、旅立つ翌日

これが問題で

あの日は友達の家に居た

泊まるつもりなんて無かったのだが、親が居ないらしく今夜は思い出を語ろうぜとなって
泊まることになった。

電気を消して、しばらくたった時

友達はふいに言った

「俺がゲイでもキミは嫌じゃないかい」

この世の中には失礼だが、当時はゲイと言えば昏睡レイプだの変なクレーマーだのやたら
悪いイメージが付いてたので、え?とはなった。だが、まあ友達だし

「嫌いじゃないよ」

と言った

すると、私の布団にすっと彼は入ってきて
身体を密着させるのだ。
「おいやめてよ」
と言うが
「嫌いじゃないなら証明してみせてよ」
なんて言いながら、手を背中に回した

それから彼の唇がしなやかに私の唇に触れた。男らしいしっかりとした唇だ。かと思えば、もう舌が入ってきやがる。んっ……ああ……なんて乱暴な舐め方……よく分からないけど……

(ちなみに服は気づいたら脱いでた)

彼の顔は必死で、何処か怖いけどもうそんな事なんてどうでもいい、とにかく逃げたかった

そんな私の顔を見ると更に彼は興奮するのか舐めるのが頬だったり、首だったり変わっていた。 しかも、気付けば右手が私の大事な大事な証を弄り回してた。最初はカリからすっーと動かしていき、亀頭に辿り着く。辿り着いたら、二本指で責める

不味いと思う前に、罪だった。
私は射精したのだ。彼の手に

「立派じゃないの……しっかり射精出来て」

彼はそう言った

だが、抑えきれずに私は

「ざっ……ざけんな」

と口から言霊を飛ばすのだった。

彼はそれを聞いて笑いながら、一見巫山戯た事を抜かす

「よし、俺の尻はお前に貸す!」

……理解が出来なかった

理解出来なかったまま、彼の尻が視界に入る

「挿入していいよ……キミの為に綺麗に……してきたからさ」
「そ、そんな挿入なんて……出来っ……んっ!」

何という事をだろう、私の証は彼の尻に無理やり挿入されてしまったでは無いか。
入れてみると、やはり人間の温もりだ。気持ち悪い温もり……

「太っ……キミ……見た目の割に……あっ…!」
「言うんじゃねえっ……!!」

もはやこうなればヤケだ。私はとにかく彼の尻内《ナカ》で暴れた。暴れる度に彼が泣きそうな顔をしながら、メスの声を出すからやたらそれがたまらなくなって、ノンケなのに
気付けばゲイみたいになってた。

……っ!

このむずがむいというか下に電流が走る感覚はっ……

っらあ………!

俺は急いで彼の尻から、証を抜いた。抜いたとたん盛大に射精したのだ。どうしよう……彼の部屋汚しちゃった

「お……おあ……いっ……あっ」

しかし、彼もまた射精する。確かにお愛顧だ。室内に広がる二人の成長した証拠、罪、
汚らしいモノ、すぐさま匂いに耐えきれず
私は窓を開けた

窓を開けて力尽きたので、壁に寄りかかってると彼は突如思いっきり号泣し出す。

「どうしようっ……!取り返しつかない事しちゃった」
「まあ、一夜の事だ。忘れろ。アダムとイブだと思って」
「ううっ………」

余談だが、彼はかなり男らしい顔をしてる。
そんな彼が号泣した顔は怖い。それだけの感想だった。


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今、彼は何をしてるんだろうか。
見送りにかけた言葉が「いつかやろうぜ」
だったからなあ。
しかし、一つ残念だったのは

あれからずっと性行為に辿り着けて無い事だろう。
ああ

男でもいいからエッチがしたいなあ

そんな事を布団に入りながら最近、考えて
ペニスをなでなでしている

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