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2024年2月の読書メーター

2024年2月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2462ページ
ナイス数:81ナイス

https://bookmeter.com/users/951049/summary/monthly/2024/2
■騙し絵の牙 (角川文庫)
速水のことが好きにも嫌いにもなりつつエピローグまで読み進めましたが、あの台詞で急に胸が締め付けられました。
読了日:02月02日 著者:塩田 武士
https://bookmeter.com/books/14785386

■ルポ川崎 (新潮文庫)
川崎駅にはよく訪れますが、この本に出てくる人達が駅の近くで生活している事を知らなかったので驚きました。読みながら生きることを実感しました。
読了日:02月05日 著者:磯部 涼
https://bookmeter.com/books/17861528

■崩れる脳を抱きしめて (実業之日本社文庫)
読みやすく楽しく読めました。どんでん返しとかの煽りを出版社がしたくなるのもわかるのですが、想像を超えなかったのはハードルが上がりすぎたから。ただ、第一章の家族と父親との呪縛の話はジーンときて特に良かったです。
読了日:02月07日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/16385327

■QJKJQ (講談社文庫)
読みやすいのに理解するのは難しい。フィクションなのに有り得そうという説得力のある話も読んでいて面白かったです。鳩ポンというネーミングセンス…。
読了日:02月11日 著者:佐藤 究
https://bookmeter.com/books/13103261

■パンク侍、斬られて候 (角川文庫 ま 24-3)
「内藤さん。馬鹿を侮っちゃいけませんよ。馬鹿が集まるとときにそれは恐ろしい力になってどんな利口もこれをコントロールできなくなるのです」

江戸時代が舞台のはずなのに、現代の様な上下関係のある掛と内藤の会話が特に面白かった。ストーリー展開は分かりやすく、あらすじにも風刺とあるように問題が起きてメンツや自己的な地位を守るための行動が余計に問題が大きくなっていき…。その起こる問題が狂っている。これがパンクなのか。
読了日:02月16日 著者:町田 康
https://bookmeter.com/books/543816

■セミ
不気味さと可愛らしい絵本です。文字も多くないのですぐ読み終わりますが、私も働いているので自分と照らし合わせて考えてしまいました。人間として働く事に対して、仕事上の立場で他の人よりお金を稼いだり命令をして管理していたとしてもその人よりも優れていると勘違いしてはいけませんよね。この本では大げさに表現しているのかもしれませんが、まだ、大げさだと思えるように行動を見直していきます。
読了日:02月23日 著者:ショーン・タン
https://bookmeter.com/books/13738910

■東京都同情塔
佇まいとか品のある人間の描き方がジョジョっぽいなと感じました。犯罪者は同情すべき面もあるのだから刑務所を居心地の良いタワマンに。極端さと建築家の方の建築で未来を予想して作っていく所がsfぽさもありましたが、読み終えて理解が出来たとも思えません。マセキ・セトとして書かれた文章のが読みやすく、中絶ができなかったA子さんが子供を産み盗みをしながら育てていく過程の説明もジョジョっぽく感じましたが、他の作品も読んで見たいと思ってます。
読了日:02月24日 著者:九段 理江
https://bookmeter.com/books/21731138

■ドミノ (角川文庫)
「ママもあたしも、こういう世界で生きていくにはちょっとしたお人好しすぎるのかもしれないな、と思った。」

27人と1匹の登場人物たち出てきてバタバタと場面がかわっていきますが、登場人物たちの立場や何をしているのかが分かりやすいので、混乱せずに読むことが出来るのが本当に凄い。最後の締めの文章がお洒落?で良かったです。
読了日:02月26日 著者:恩田 陸
https://bookmeter.com/books/573699

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