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特に何も特筆すべき出来事がない人間の最近の出来事

国立科学博物館の「毒展」に行った

午前中に用事を済ませ、午後丸々暇だったある日、ふと上野の美術館か博物館で文化活動でもしようかと思い立ち企画展を探していた。
その中で面白そうだと思ったのがこの「毒展」である。
毒というものに関して、さまざまな科学の知見から展示を行っているというのだ。
思い立ったが吉日ということで、チケットを取り、上野へ向かったのである。

全く関係ないが地下鉄の上野駅。東京メトロの本社が上野に所在しているらしい。少し意外だった。
地下鉄の開祖である銀座線の開業当時の始発駅というのにあやかっているのだろうか。

生物が毒を使う目的としては、「攻撃的な側面」と「防御的な側面」があるらしい。前者は狩りのため、後者は狩られないためということである。言われてみれば至極当然である。
毒を持った生き物の狩りの様子の映像や毒の分泌器官の拡大模型は迫力があった。

クモ。生体ではないのにここまで大きいのは気持ち悪さがあった。
ゴンズイ。スプラトゥーンで知ってました()
かわいい見た目。

衝撃を受けたのは「人間が生み出した毒」ということで、東京湾のマイクロプラスチックの展示があったことだ。
ゴミの1つ1つは見えないくらい細かいが、その集合が水に浮いており、上から見たら水面下は何も見えないほどだった。
これを海洋生物が飲み込み、影響を与えているというのも理解できる話だった。我々も東京湾で遊泳してたらこれらのゴミは気づかず飲み込んでしまいそうだ。

もう1つ印象に残った点を。
この企画展は基本的に撮影可能だった。しかし、展示として唯一撮影が禁止されていたものがモルヒネの箱である。
なぜこれだけ撮影できないのか気になって近くにいた学芸員の方に話を聞いたのだが、「医薬品で劇物という性質上、パッケージなどを広く公開していないので撮影しないよう製薬会社と取り決めている」ということだった。
たしかにGoogleでモルヒネを検索しても組成などは出てきても箱の画像は全く出てこない。パッケージを公開すると模倣品のようなものが出てくるという懸念があるのだろうか。

久しぶりに博物館という文化施設に行ったのだが、とても楽しかった。このように知識を得る営みは、今後役に立つか否かに関わらず興奮する活動であることに違いない。
大学という高度な教育機関に行っておきながら、適当に単位を取っているぼくが言えたセリフではないが。

上野で食べたラーメン。灯花。

最近食べた美味しいラーメン

最近は事あるごとにラーメンを食べているので、いくつか美味しかったものを載せておく。

五稜郭(荻窪)
函館ラーメンということで、昆布とホタテのダシが効いたラーメンだった。
函館ラーメン自体初めて食べたのだが、スープまで完飲するほど美味しかった。

タンタン(八王子)
八王子駅前近くにあるのだが、平日しかやっておらず、いつも行列ができている八王子ラーメン屋。
その日は偶然列が短く食べたのだが、行列ができるだけある美味しさだった。チャーシューが2種類あり、どちらも最高だった。

楽観(立川)
高校時代はよく行っていたラーメン屋。高校以来かもしれない。
すっきりした塩ラーメンで玉ねぎがいい味出してる。完飲した。ランチで無料だった揚げ餃子も美味しかったです。

ラーメンは店によって味が違うので、別の食べ物といってよいと思っている。すなわち毎食食べても問題ないということだ。可能なら毎食食べたい。
いずれは日本全国を回ってラーメンを食べ尽くしたいと考えている。

クリスマスをアイドルと過ごした話

クリスマスにひとりぼっちだとあまりよくないという社会の風潮があるので、一応なんらかの手段で回避しようとは考えていた。
バイト先にクリスマスの仕事入れないか聞かれたが、労働は搾取であり、出来るだけ働きたくないので断ってしまった。
ということで友人と「かかかぶぶぶききき!!!」のクリスマスイベントに行くことにしたのである。
ちなみにクリスマスイブは麻雀の大会に参加した。いずれもいわゆるクリぼっちは回避した形である。

サンタ衣装というのはかわいいと相場が決まっているので、メンバー全員似合っていたし最高の空間であった。
ただ見るからにペラペラの布でめっちゃミニスカートだったので、寒そうだなと思いながら感謝して見た次第。

パフォーマンスはこのイベントのために用意したものということでどれもよかった。ダンスや歌に関して造詣が深くないので、それらに関して評価することはできないのだが、カッコよかったし見に来て間違いはなかったなと。

今般のクリスマスイベント、推しからプレゼントがもらえるということだった。
推しから何かプレゼントがもらえるというのはあまりにも想像に難く、脳が軽くショートしてしまったのだが、実際に昨日いただいたので事実だった。夢のようである。
最近中学時代から2回の受験を共に乗り切ってきたシャーペン(100円)を紛失してしまい、失意の最中にいた。だが、推しに新しいシャーペンをいただいて、バイト先から拝借していたシャーペンを使わずに済むようになった。とても嬉しい。

初めてアイドルというものを追いかけるようになった年であったが、いわゆる「推し活」(知らんけど)も悪くない活動だと思った。
アイドル業界というのは金積んでなんぼの世界だというのも勉強したし、そういう意味ではできることなど自分には何もないに等しいのだが、来年以降もグループが続いている限りは追いかけたいところである。 

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