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【お風呂探検】北小岩 鶴の湯

家で風呂に入るのは心底めんどくさいが、
お風呂屋さんには車を出して入りに行く。

20歳で車の免許を手にした。
途端に海に行きまくった。
そんで、スーパー銭湯にも行きまくった。

お風呂屋さんに行くと、心と体がリセットされるようで好きだ。就活で嫌なことがあったり、恋愛で嫌なことがあったり。アアアと叫びたい気持ちをお風呂で綺麗サッパリとまではいかないが、なんとなく「まあいいかあ〜」なんて感じにまでもっていける。能天気な私のなせる技?

昔怖くて入れなかった水風呂にもジャブジャブ入れるようになった。今となってはそれが快感だ。アツいお風呂orサウナ→水風呂→休憩。このルーティン、こなすと訪れるのはしばしの静寂。いつも騒がしい脳みそは思考停止で大人しくなる。

1月から江戸川区の銭湯スタンプらり〜をはじめた。2月16日時点で貯まったスタンプは3つ。

スタンプを5個貯めるとお湯の富士のタオル、
10個貯めるとお湯の富士がま口小銭入れ。
20個貯めるとお湯の富士のバスタオルがもらえる。
お湯の富士は江戸川区の銭湯公式キャラクターである。頭は富士山、職業力士。プリプリのボデーと3になった口が可愛いのだ。(・3・)

江戸川区の銭湯ホームページを見て、
営業時間と写真の雰囲気で決める。
私は、あまり改装されていない佇まいの外観とごちゃごちゃした脱衣所が好き。

今回選んだのは、北小岩にある鶴の湯。

露天風呂があると書いてあったので、行ってみることに。

2pac爆音でテンションをぶち上げつつ車を走らせ、到着。
静かな住宅街に煌々とあった鶴の湯。

お湯の富士の自販機、はじめてみたが可愛い。

灰皿が入り口にあるのでお風呂前、お風呂後も煙草が吸えるゾ!ワッショイとしか言いようがない。

ルンルンでスタンプをおしてもらい、入場。
暖房がガッツリ効いているので、寒くない。
快適な脱衣所だ。

トイレは脱衣所の外にあるタイプだ。
「トイレはこちら。」と書かれた脱衣所の端の戸を開けて、薄暗い中数メートルの肝試し。
ちょっとスリルがあって好きなのだ。
同じく小岩の照の湯のトイレが大好きなのだが、その話はまた今度。

お風呂は、ローズなんとかの濃いピンク色のバイブラ湯(日替わりみたい)と45℃ぐらいの熱い白湯(若干ブクブクしてて、背中エステもついている)と深さのあるバイブラ湯。それと露天風呂。水風呂はない。

ローズなんとかの湯はあまり熱くなくて入りやすい。が、残りの二つの風呂は、
デタ!!!!体がビリビリと痺れるこの感じ。つま先が、つま先がカナリアッッッツい!!!!!

特に私は深〜いアツ〜い風呂がマイブームなので、とても嬉しい。

体洗ったり頭洗ったりの間にこのアツい風呂に入り、アツいなあアツいなあ♪とニヤニヤしていた。

体をほくほくに温めたあとは、お楽しみの露天風呂。

直径5、6メートルはある岩風呂がドーン!

少ない灯りに、立派な岩風呂。
まるで小さな温泉旅館にでも来た気分。

湯気がふわふわと立っている。
休憩用のイスもあって、ぼんやりするには最適だ。

風呂の端の方でバイキンマンの置物がイルミネーションのようにピカピカと光っているのが、なんともフシギ。反対側には可愛らしいカエルの置物もいた。
そんなユルい2名に見守られながら、外気のおかげでちょうどいい湯加減のお風呂に浸かる。
ふふふって言いたくなるな。

老舗銭湯の「統一性を壊す何か」って心ほぐれるな〜なんて思ってた。

最後はまた深アツバイブラに入って、
水をかぶって終了!

さっぱり〜♪あたたまりました。

銭湯はドライヤーがない、または有料なところが多い気がするのだけど鶴の湯はお釜ドライヤーを無料で使用できる。
お釜ドライヤーは、椅子に座ってタイマーをセットすると、頭上のお釜みたいなマシーンで髪を乾かせる。平成生まれの私でも、小さい頃祖母と行った銭湯でたまにみていた。あのフシギな椅子。

つまみを回してタイマーをセットすると風がブワ〜と起きる。距離感がわからずお釜に頭をガコンとぶつけつつ突っ込む。

ファアアァア〜とさわさわとした風が後頭部をくすぐっている。
あれ。
ちょっとまってクレ。
かなりくすぐったいのだこれが。

男の人に、「弱いところどこ?」などとエロそうな質問をされた際、
「ええと〜頭かなあ〜?」なんて適当に誤魔化していたな。なんて昔のことを思い出した。

頭がくすぐったすぎて顔が笑っちゃうので、両手で顔を隠しながら3分ほど座ってると
ショートなのですぐ乾いた。

お釜ドライヤー初体験。

少々照れ臭くなりながらも終了。

鶴の湯、なぜ友達を誘わなかったのだろうと思うくらい楽しいお風呂だった。
お釜ドライヤー然り、露天風呂のバイキンマン然り。一緒にふふふとしたかったものだ。

このスタンプらり〜10個スタンプを貯めるまでは、同じ銭湯に行ってもスタンプが貯められない。

それまでおあずけだなんて。

片道20分もない、仕事終わりの小旅行。
次は友達を誘ってまた新しいお風呂に行こう。

#銭湯 #江戸川区#小岩#お湯の富士
#お風呂探検

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