愛犬と別れるという経験①
昨年の2月、生後2カ月で家の子になったシェルティ 犬と別れる事になった。
彼女は、16歳と30日の往生を成し遂げ、長く一緒に暮らしてくれた。
私は一緒に暮らしていなかった祖父母を
との別れを経験したくらいで。
居るべき家族がいなくなった経験がない。
だからか、いい歳ではあるが、
こんなに悲しい事は、初めて。
寂しくって、会いたくって。
居た堪れなかった。
ただ、最初に思ったのは、
「いつかの日か、一緒に地球になろうね。」と寝る時、彼女に言っていた事。しっかり、日々一生懸命生き、
老けないようにしなくては。
私が悲しみに浸りダラダラしていたら
お迎えに来た彼女が、私だとわからなくなる!
だから、とにかく歩く事にした。
幸い、あの子との散歩の日々で歩ける私が残されていた。
毎日、彼女との散歩では歩かなかったコースを選んで歩いた。
娘達も居る時間は付き合ってくれた。
歩き始めて3ヶ月。
犬連れでは行けない所、行ったことのない所へ行く事にした。
まず、尾瀬ヶ原で20キロ歩き
調子に乗って大山登山。
そして、夏は上高地で16キロ歩いた。
そこからの秋から冬は、近くの低山登山を楽しんだ。
そんな中での話はまた後日。
今でも、毎日、会いたいなぁと。
ぎゅーとしたり、撫でたいなぁと。
そして、どうして居ないのかなぁと
わかっている事を思ってしまう。
時々、表現し難い想いに苦しくなってしまうけど〜明るかった彼女が心配するから切り替える。
こんな、気持ちの切り替えが上手くなった1年4カ月だ。
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