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【高校現役公務員】#5学校では教えられないこと

進学したくない人には
いろんな理由があります。

「特にやりたいことがない」。

「大学や専門に高い学費を
出したくない」。

「自立したい」。

など、、、

おおもとを探れば、

進学をしても、

それに見合うだけの
成長が感じられない

だから、

意味がないと
思うのでしょう。

9割以上の人が
高校を出た後に進学しますが、

学校というものを
改めて考えてみると、

今の社会との
ギャップはとても大きく、

違いをわかりやすく説明するために

極端な表現でお話しすると、

学校は、

組織の言うことを聞く、
ロボットを育成するのを基本としているのに対し、

社会は、

ブレイクスルー(問題解決)できる人や
チャレンジャーを求めています。

学校では
上から言うことを忠実にやれ、と教えるが、

社会では
自分で考えて、成果を出せと言われます。

だから
社会に出る人は、

必ず、このギャップを
超えなければなりません。

それは高校を出て公務員になろうが、

大学を出て民間会社に就職しようが、
公務員になろうが、

関係はありません。

「大学生は自由に勉強できるから、
そんなギャップは関係ない」と

想像する人もいるかもしれませんが、

私たちは、
すでに「思考停止」のボタンを

高校までに
何度も押されるような生活を送ってますから、

大学でいきなり
変われる人は少ないです。


高校卒業後の進路は、
9割が進学、残り1割が就職です。

その1割の社会に出る高校生は

19歳で、
その社会と学校のギャップを経験します。

「大変だな」と思うかもしれませんが、

このギャップを経験するのは、
できれば「若い」ほうがいいと思います。

世の中には
いろんな価値観がありますから、

そんな知識を知れば、知るほど、

この現実を
受け止めづらくなると

経験則から感じています。


学校ではルール通りの
正論を教えますが、

汚いこと、ずるいことがある社会を
学校で教えることはありません。

これが学校と社会の
ギャップの1つの原因です。


原因は何にせよ、

3年まで、
働き続ける確率は5割以下と言われていますから、

苦労している人は
多いと思います。

そんな
苦労をしている

社会に出ようとする高校生を

「進学しないさい」と言ったのに、

言うことを聞かないから、

社会で失敗するんだと
結論づけて、

あたかも進学することが
正解のように話す人もいます。


実際は
大学生のほうが

社会に適応できずに
いる人が圧倒的に多いです。


いずれ社会に出るのですから

早いうちから、
周囲の声に流されず、

自分と向き合って、答えを出した人は、

安易な思いつきで進学するよりも、

実は、勇気があって、
有能なことが多いと思うのです。


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