くま

人の思考に興味があります。

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最近の記事

すぐに分からないもの

自分はずっと、小説が苦手で、いわゆる「文学作品」の良さが分からなかった。でも、すぐに分からない対象とゆっくり対峙して、何かを感じる体験をしてみたかった。 今、コルク佐渡島さんの、文学サークルに入会して、その体験をさせてもらっている。 実は、数年前に村上さんの著書にチャレンジしたのだけど、その当時は読めずに終わってしまった。どうしても、作品が何を伝えたいのかが分からず、それっきり文学作品とは無縁で、よく分からないものになっていた。 2回目のテーマ本は、村上春樹の「風の歌を

    • 6月1日の日記

      テレワークが終了して、今日から出勤が始まった。 長男は小学校、長女は幼稚園、次男はお留守番、お母さんは子育てに家事。それぞれが、新しい環境で、言葉にできない不安や緊張もありながら、元気に初日を終えた。 長男はすごく疲れていて、あんなに疲れているのは初めてみた。でも、悪くない感じ。長女はちょっと緊張してたけど、帰ってきたらケロっとしてた。次男はいつもどおり、お母さんも元気そう。 これからたくさん困難や、嬉しいことがたくさんあるだろうけど、その時その時、みんなで力を合わせて

      • 幸福は点で感じるもの

        数年前、他人の幸せとは何かについて日々考えていた僕は、自分と家族の幸せが何なのか見えなくなっていた。そして、家族が壊れかけた。 それからずっと、幸せとは何か、自分に問いかけながら生きている。 少しずつその形が見えてきたのだけど、先日見た動画の中で、それが正確な言葉で言語化されていた。 詳しくは、動画で話されているので割愛するが、物事は正確な言葉で思考することが重要だと再確認できた。 今まで、自分のミッションについて思考するとき、「家族を幸せにする」や「他者の幸せ」など

        • 息子の言葉使いと態度は、自分の接し方

          「もし良かったらお風呂沸かしてほしいなー」 最近、長男におねだりすることが増えた。 長男は、怒られたとき自分や母親の言動を真似して反論したり、同じような言葉で妹と弟を、過度に怒っていることが増えていた。 最初は、「そんなとこばっかり真似して!」といらいらしていたのだけど、これってもしかして、自分たちの接し方がそのまま反映されているんじゃないかと気が付いた。 とくに、叱ったときのセリフを真似されている気がして、ためしに言葉使いに気をつけてみた。 「寝不足だからいらいらして

        すぐに分からないもの

          1年後の、1年後

          未来と過去の自分に手紙を書くみたいなことって、やってみると案外面白くて、ハマりそう。 今日、1年前の自分の日記を読んだ。 あのとき、想像している未来と今で、どのくらいの差があったのか、正確にはわからない。でも、言葉で記録しておくことで、記憶をより性格に辿ることができるので、すごくいいなと思った。思い出は写真だけのイメージだったけど、言葉も添えるともっといい。 予想と大きく違ってたことを書くと、5Gの変化はまだきてない。代わりにウイルスがやってきて、念願のテレワークも経験

          1年後の、1年後

          妹ばっかり

          自分が子育てで気をつけていることは、こどもの発想やトライを邪魔しないこと、感情的に怒鳴らないこと、手をあげないこと。 気をつけているけど、やってしまうこともある。そのときは「ごめんなさい」と謝る。それは大人もこどもも同じだ。 今日、もう一つ気をつたいことを見つけた。それは、長女と長男でほめ方、甘やかし方、心配の仕方に差があることだ。長男も、長女もどちらもかわいいのだけど、父親として、長男より2歳年下の長女の方を、あまやかしてしまう。それは自分でも自覚がある。 両方褒めるし

          妹ばっかり

          参加と不参加との間

          参加と不参加との間に、ウェブを使った参加があればいいな。 今週から、娘の通っている幼稚園がzoomを取り入れた。とても良い感じで、本人も喜んでいるのだけど、卒園した長男と、まだ通っていない次男も楽しめている。ついでに言うと、母親と父親も。 保育士さんのポテンシャルの高さは、前々から感じていたのだけど、リモートによってさらに顕在化された。基盤のあるサービスにネットが加わると、ものすごい良質なサービスになるんだなと感じた。声もはっきりしているし、明るいし、元気がでるし。 「

          参加と不参加との間

          体重管理

          今朝、タニタの体重計に乗ると71.8kgだった。 高校の時は58kg、大学では77kg、その後64kgを経て、71.8kg。 物心がついたときから、太っていた。その後、野球を続けていたら痩せて、やめたら太った。ダイエットで毎日走ったら痩せて、やめたら太った。 遺伝子レベルで太りやすい自分は、運動を継続させることで体重を管理してきたのだけど、本物の中年になった今、適度な運動では痩せなくなっている。かといって、痩せることにこれ以上時間をかけることはできない。 どうするか。

          体重管理

          トライと、習慣と、悪習慣

          自分の行動を3つに分けてみると、新しいことに挑戦する「トライ」と、長期間かけて達成するための「習慣」と、自分の成長に結びつかない「悪習慣」にわかれた。 正直「悪習慣」に関しては、別の呼び名でも良い気がするし、「習慣」と「悪習慣」との間に、「ただ波を見続ける時間」みたいな、名づけられないし、成長に直接関係しないけど、大切な時間もある。 だから、「余白」っていうカテゴリーを加えて、4つにしても良かったかもしれない。 あえて、「悪習慣」という強い言葉をチョイスしているのは、な

          トライと、習慣と、悪習慣

          早起きの習慣

          AM5時。ここ3ヶ月の起床時間。 過去の自分を思い出すと、物心ついたときから寝ることが好きで、というか、朝起きるのが苦手で、中学校のとき1年の半分くらいは遅刻していた。 夜寝るのは3時くらい。学校に間に合ったとしても、家を出て間も無くチャイムが鳴り始め、ダッシュで見張りの先生たちの横並びゴールテープを切る。 たぶん自分は遺伝子レベルで夜型なんだ。狩猟採集時代に、我々サピエンスは、外敵から身を守るため、狩の早起き組と、見張りの夜ふかし組に分かれていて、夜更かし組の遺伝子を受

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          子育てのこと

          どうやら自分は、子育てに強い関心があるみたいだ。福祉とテクノロジーとあと1つは、子供の支援かもしれない。うまくいっているわけじゃなくて、子供達にとってより良い人生となるように、サポートしたいと強く思っている。 昨日から今日にかけて、「サディ × 親野智可等さん 〜ウィズコロナ時代の子育てについて〜」の対談動画を見ました。 自分がうまくいっていること、悩んでいること、ほぼすべてがこの動画に凝縮されていた。先生もフォローした。 現時点で自分が親として悩んでいることは、2つ。

          子育てのこと

          宝物2つ

          おはようございます。 自分は、自分で命を終わらせようと思ったことはない。でも、人は、将来に希望がもてない、これ以上なにをしても良いことがないと感じると、そう思うのかもしれない。 自分は、人生を捧げる対象を複数持とうと思っている。宝物は大きくわけると2つ。どこかに隠されている財宝と、日常にある小さな宝物。どちらも大切で、それは複数あったほうがいい。 1つのことに全てを捧げると、達成できてもできなくても、その後ちからが出なくなると思うんです。自分なんかは、全てが0になっても

          宝物2つ

          日曜の日記

          プログラミングのお勉強も捗りそうにないので、ちょっくら日記を書いてみる。 今日は午前中、娘のお習字の宿題をした。 娘は年中でお習字を習っているのだけど、ウイルスの影響もあり「通信」となった。通信とはいっても、先生と郵送のやりとりで、お習字の添削をしてもらうタイプである。というか、「通信」と表現する先生にほっこりした。 息子は4月から小学生なのだが、5月まで休校となっていて、先日6月までの休校延長が決まった。今目の前で「マイクラ」をやりながら、ゾンビと戦い悲鳴をあげている

          日曜の日記

          好かれることも、嫌われることも、気にしない。

          自分は嫌われたくない。 この感情とは距離を置いていたのだけど、見ないようにしているのだけど、どうしても残り続けている自我だ。 長年の苦悩に対して、今日1つ打開策を発見した。​ 幡野さんと岸田さんとの対談記事を読んで、気がついた。自分は、嫌われたくないと思うと同時に、好かれたいと強く願っているのだと。両者の思いは比例しているのかもしれない。 結婚式で誓う、永遠の愛への違和感を最近感じていて、愛する感情も移り変わるし、永遠じゃないと思っている。刹那とも言わないけど、少なく

          好かれることも、嫌われることも、気にしない。

          半年後

          前回が、去年の10月だから、こうやって文章を書くのは、半年ぶりになるみたい。 それから2ヶ月ほど経って中国で発生したウイルスが、自分たちの生活、世界の人たちの生活を一変させるとは、あのときは想像すらできなかった。 そのどんよりしたムードの中、恐怖は多少あるものの、自分の生活はさほど影響を受けていない。というより、過ごしやすくなっている。 まず、仕事がずっと憧れていたリモートワークになった。出勤がなくなるだけで、とんでもなく快適。可処分時間が2時間くらい増えた感じがする。

          半年後

          役に立ちたい

          こんばんわ。自分の大切にしたいことが抽象化できたので、忘れないうちに。 自分とは何か、これから何を目指せばいいのか、ここ2年ほど考えてきた。 その中で、「知りたい」や「驚かせたい」といった自分の欲望が言語化されてきたのだけど、今日「役に立ちたい」がちゃんとあることが分かった。 自己犠牲による他者の幸せという考えが行き過ぎて、不幸になったトラウマがあって、とりあえず、しばらくは自分のことだけ考えるようにしていた。でも、ここ最近、余裕が出てきて、もう少しで心の幸せのバケツが

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