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TOKEN VENTOUS ZENITH インプレ③約600kmライド後

【おさらい】

しつこく繰り返しになるが、チューブレスは乗り心地が最高だ。
自分の体重で、TOKEN VENTOUS ZENITHとiRCのタイヤの場合、空気圧はフロント5.0bar、リア5.3barで落ち着いた。

ワイドリム化するとホイールは硬くなる?
このホイールの幅はC20である。おそらくC15、C17に乗り慣れている人はビックリするだろう。ホイールの硬さはレーシングゼロC17と同程度だ。この硬さ?は、ボーラWTO60と似た感じだ。
C20(又はC19)になると、横方向の剛性が高くなる感じがする。そのため、どのホイールもワイド化することで同じような硬さになるのでは?と思い始めた。

ホイールの硬さはレーゼロと同等だが、ゼロスタートの加速はレーゼロの方が良い。
ただし、リムが軽い分、漕ぎ出しはレーゼロより軽いので、その分、疲れにくい感じがする。それとリムハイトが36mmなので時速30〜35キロでの巡航が楽だ(当たり前か😅)。当然、時速35キロを超えるとボラワン50CLの方が楽。
ダンシングは、同等のリムハイトであるボーラワン35と比べると、リズムは取りにくい。

なお、自分が保有している(保有していた)ホイールは次のとおり
鉄下駄、レーシングゼロC17、ボーラワン50CL、ボーラウルトラtwoTU、ボーラWTO60、ボーラワン35TU
このうち、レーゼロとWTO60は中古で売ったので、現在、手元にない。

これまでのトーケンホイールの過去インプレはこちら↓

トーケンのインプレッションも、とりあえず、今回で終了かな?
これまで実走したコースの内訳は丘陵のMYトレーニングコースがメインで、その他にカスイチ1回、富士イチ(三国峠を経由)1回、乗鞍ヒルクライム2回てな感じ。

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【平坦ライド】

平坦巡航が30〜35km/hだと凄い快適である。ちょうど、レーシングゼロC17とボーラワン50CLを足して2で割った感じだ。ただし、タイヤはチューブレスのため、乗り心地はVENTOUS ZENITHに軍配が上がる。
また、平坦の追風巡航だと40km/hを超えたあたりから伸びないが、その分、漕ぎ出しは軽いのでストレスにならない。このホイールに限ったことではないが、普段用としてリムハイト35mm前後は、やはり万能だと思う。

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【ヒルクライム】

三国峠(明神峠)のような勾配10%オーバーの長い激坂だと、リムが軽い分、レーゼロやボーラワン50CLより楽だ。貧脚な自分には、長い激坂だとリム+タイヤ重量が直結すると思う。
ただし、乗鞍エコーラインのような勾配10%以下の坂だと、レーゼロやボラワン50CLとそれほど違いは感じない。むしろ、VENTOUS ZENITHよりレーシングゼロの方がセットで150gほど重いが、このくらいの重量差&勾配8%未満なら、パワー伝達の良いレーシングゼロも同等な乗り味に感じる。
ただし、パワー(TSS)はレーゼロの方が消費しているかもしれないが…💦

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【ダウンヒル(ブレーキ)】

下り坂のブレーキング制動は、アルミホイールと遜色ない。実はこのホイールのブレーキシューには、しばらくカンパニョーロ純正シュー(カーボン用)を使っていたが、その時はボーラワンより制動力が弱い(アルミリムより弱い)と感じていた。そこで、富士イチするタイミングでホイールに付属していたトーケンの専用シューに取り替えたところ、凄く良く止まるようになった。

富士イチをしてから数週間後に乗鞍だった。富士イチの時はボーラワン50CLと同じ感覚で最大で連続ブレーキ20秒未満を心掛けてブレーキングしてたが、この日、緩斜面で連続20秒ほどブレーキングした後、信号待ちで停車したとき、何気なく自分のホイールを触ってみるとチリチリ(ギリ素手で触れる程度の熱さ)だった。この時、一緒にライドしてた仲間がボーラウルトラ35CL(非AC3)だったので、試しにリムを触ってみたが熱は感じない。
ブレーキングの持続時間が違うので一概には言えないが、それから一段と慎重にブレーキングを心がけるようになった。

乗鞍スカイラインの14km以上のダウンヒルでは、連続10秒以上のブレーキングをしないようにしていたら、リムに熱がこもることはなかった。
当たり前の話だが、ダウンヒルではアルミリムが使い勝手が良い。昨年、渋峠から志賀高原経由で山ノ内町の山麓まで高速ダウンヒルした時は、常にブレーキを当てっぱなしだった。ディスクブレーキなら、さらにストレスゼロだと思う。

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【ブレーキシュー】

話は少し脱線するが、ここでシューの話しを…
レーゼロではSWISS STOPのブレーキシューを使っていた。シマノの純正シューより、断然に良く止まれた。そのため、ボーラワン50CLを購入した直後はカンパ純正シューを使っていたが、しばらくしてからSWISS STOP(カーボン用)シューに取り替えたことがある。でも、カンパ純正シューの方が良く止まれたので、200kmも走らないうちにSWISS STOPのシューはお払い箱にした。

こういった経緯から、自分の中では「カンパ純正シュー」がカーボンリムには最適と思っていたところがある。
トーケンのカーボンリムついては、トーケンの純正シューがベストマッチだったが、今度はトーケン純正シューでボーラワン50CLの制動力を試してみたいと思う。
なお、トーケン純正シューはカンパ純正シューに比べてシューの減りが早い😅

また、現時点で雨天でのライドは試したことがないので、降雨時のブレーキ制動は不明だ。

【まとめ】

TOKEN VENTOUS ZENITHは、コスパ良し

レースにでないでグループライド等を楽しむだけなら、これ1本あれば他のホイールはいらないのでは?って感じだ💖

このホイールは、ディスク版も販売されているが、そちらはどんな感じだろうか?

まぁ、自分がディスクホイールを買うのは、かなり先になりますけどね😊

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