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鎖骨骨折④尿道カテーテル

手術後翌日
11月29日(骨折から10日目)
手術が終わったのは14時ころか?
全身麻酔の影響でよく覚えていない。
尿道カテーテルで小便垂れ流しも特に違和感は無かったが、少し尻の角度を変えるだけで、膀胱がチクチクする。

朝の3時頃になると、膀胱が張っていきて目が覚めた。小便がしたくなったときの、あの感覚だ。
こんな時間帯に看護師を呼ぶと相部屋の患者を起こしてしまうので、しばらく我慢することにした。(あとで調べてわかったが、痛み止めの薬効果が切れてくると、このような症状が出るらしい)

4時頃に30分ほど寝れたが、5時過ぎ、また目が覚める。これは朝9時まで我慢できない。
日の出の6時過ぎまで我慢して、看護師を呼んだ。
「膀胱が張って気持ち悪いんだけど、尿は出てますか?」と尋ねたら、尿袋を確認した看護師から「ちゃんと出てますよ〜」と言われる。
ダメ元で、「朝の3時ごろから膀胱の違和感があるんだけど、前倒しで尿の管を抜いてもらえませんかね?」とお願いすると、看護師は「もう大丈夫かな?」と言い、尿道カテーテルを抜いてもらえることになった。
カテーテルを抜く直前に、看護師が「抜く瞬間、何とも言えない感覚になるので…。」と忠告してくれる。

「何とも言えない感覚?まぁ、痛くなければ良いけど、一体、どんなん?」

看護師さんが、オイラのオムツをまくり上げる。自分は仰向けで身動きできないので、何をされているのか全く分からない。
看護師の仕事って大変だなぁ

「五郎兵衛さん、抜きますよ〜」と言われたので、軽く緊張が走った。

カテーテルは一瞬で抜けた。確かに凄かった。膀胱から小便が流れる出るような感覚だ。でも、お漏らしをしたわけではない。膀胱から尿道の元弁まで小便が流れた感じだ。
それもエアーを噛んだ水道ホースのように、「ゴボッ、ゴボゴボ」って感じだ。

カテーテルは取れたが、午前中はほぼ寝たきり
右鎖骨骨折。この向きだとTVは全く観れず💦


その後、車椅子でトイレに行くと、看護師に「大丈夫です。一人でできます。」といい、看護師にはトイレから出てもらった。
カテーテルを抜く時はどうしようもないが、流石に小便するところを美人看護師に見られたくない(ここの看護師は全員、天使に見える😇)。

尿管を抜いたら、それほど尿意を感じなくなった。でも、気合いを入れれば小便が出そうだ。
10秒ほど粘ったら、小便が出始める。
このときの感覚も凄い。
しばらく水を出していなかった、長いホースの蛇口を回した感じだ。尿管を抜いたときのような驚きはないが、それを軽微にした感じだ。
そして、小便は少ししか出ない。

その後、頻尿が続く。最初の2回は、トイレに行く時は車椅子だったが、しだいに自力でベッドから起き上がるのようになってきた。でも、起き上がるのはギリギリだ。
体力のない高齢者だと、このまま寝たきりになってしまうのか?
手術には体力が必要なんだと、改めて認識してする。
10時を過ぎた頃には一人で歩けるようになる。
患部の痛みも大分和らぎ、昨日の術後の痛みを10としたら、24時間後の今は5くらいだ。

転送されてきた爺さん
この日の夕方、この病院系列の老人ホームから、歩行困難な高齢者が転送されてきた。
「痛たたた‼️いてーよ💢」と看護師に向かって叫んでいる(ような感じだ。)
その爺さんは「看護師さん、睡眠薬ねーか?睡眠薬がないと、俺、寝れねーんだよなぁ」と訴えているが、「施設に置いてきたみたいだから、先生に言って処方してもらいますね。でも、今晩は無理だから我慢して」と言われていた。

痛みがひどくて寝れないのか?大変だなぁ

その後、介護士がその爺さんのオムツを取り替えにきた。すると「〇〇さん、これ、どうしたの?チンチ◯がカビてるよ〜‼️、ちゃんと洗ってもらえなかったの⁉️」と介護士が叫び始めた。

チン◯がカビる?そんなことってあるのか‼️

介護士さんが「ウチに来て良かったね〜、明日、よく洗おうね〜」と言っている。この病院、介護も看護も完璧だ‼️
俺には介護士も看護師も無理だわ😆

テレビが見れないので、iPadでYouTube三昧

昨夜は痛みでほとんど寝れなかったので、今夜は爆睡だなぁ〜
毎晩、11時頃までiPadでYouTubeを見ていたが、今夜は消灯の9時に寝るだろう💤 消灯時間になったので、9時過ぎに目を閉じる。
5分経過したころか?
「グゴー❗️、グゴー❗️」とイビキが凄い💦
関連施設から転送されてきた爺さんのイビキだ。
睡眠薬って何?
瞬間的に爆睡してるじゃない😆

結局、この日もほとんど寝れず。


11月30日(11日、術後2日目)
この日、退院
朝の痛みレベルは、術後を10としたら4くらいか?
嫁さんに迎えに来てもらった。
やっと自宅で熟睡できる。

夜10時頃になると、痛みレベルは2くらい。
ただし、いずれも痛み止めの薬を服用している状態でだ。

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