岡田准一くんや三宅健くんの退所から、楽曲の行方について思うこと

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.199】:土曜更新


前回のnoteの更新の際、岡田准一くんの退所のことについては書けなかった。退所日の10月2日にはジャニーズ事務所の二回目の記者会見があり、そのことを書いてたからだ。

岡田くんは、新しい事務所を設立するとのこと。TOBEとは合流しないようだ。
歌って踊ってのアイドルにはあまり固執してない風もあったから、俳優業専門の事務所を作るのかな。
V6時代から四半世紀以上観てきた身としては、歌って踊っての岡田くんが見れないのは正直寂しい。
しかしここはファンとしては、推しの選択を応援するしかない。

将来気が向いたくらいの軽いノリでいいので、コンサートやりたくなったら遠慮しないでやってね、岡田くん。観に行くよ。

岡田くんといえば、大阪府枚方市にある「ひらかたパーク」のCMをもう10年やってることで有名だ。ひらパー兄さんとしての独特のCMはとても味わいがあっていい。愛されてるCMだ。

ジャニーズ事務所に対してCM打ち切りや見合わせが相次ぐ中、ひらかたパークは岡田くんとの今後の契約継続についても前向きだ。とてもホッとしている。
新しい事務所を作れば余計にしがらみがなくなるのでやりやすくなるだろう。

10月2日のジャニーズ事務所の記者会見で、イノッチこと井ノ原快彦くんが岡田くんと連絡を取り合ってること、退所についても話をしていたことがわかった。
V6のファンとしては、元メンバーどうしが連絡を取り合っているという事実は嬉しい限りだ。もともと仲が良かったグループだが、改めて聞けて本当に嬉しい。

これで、V6内の年下3人組によるユニット「Coming Century」(通称:カミセン)は全員退所してしまったことになる。バラバラなのは寂しいなあ。


今後の三宅くんや岡田くんの活動だが、もしコンサートをやるとしたら、ジャニーズ事務所時代の楽曲はどうなるのか、その行方が気になるところである。

健くんはジャニーズ事務所在籍中の昨年、ソロでミニアルバムを発売し、その曲を引っさげてソロコンサートも行った。昨年ほやほやのことである。
それが、TOBEとの合流後、新曲を一曲発売したが、ジャニーズ事務所時代の曲は歌わない。
おそらくこれは、ジャニーズ事務所時代の楽曲の著作権は全てジャニーズ事務所が握っていて、退所後は歌えなくなっているのだろう。
SMAPさんの時も、新しい地図の稲垣吾郎さんたちは、SMAP時代の歌を歌えていない。

ジャニーズ事務所が新体制を発表し、現事務所は将来的には廃業、新しいエージェント会社を作るという話だ。

廃業してしまえば、会社として社会から消滅するから、楽曲の著作権の主体がいなくなってしまうことになる。

そうであれば、この機に、それぞれのアーティストの楽曲の著作権も、それぞれのアーティストに譲ってあげてほしい。

もしジャニーズ事務所から新しいエージェント会社に対して、楽曲の著作権もまるっと移転することがあれば、タレントがどこまで自由な芸能活動ができるかわからない。
新しい事務所に、エージェントではなく、所属することになるタレントは所属する事務所の楽曲だから歌えるということになる。
しかしエージェント契約では、タレントと新しい会社双方が独立した主体となるだろうから、ジャニーズ事務所時代の楽曲を歌いたい場合に、いちいち新しい会社におうかがいをたてなければならないこととなる。そうなれば新しいエージェント会社がタレントより上の立場になってしまい、ジャニーズ事務所時代と力関係が変わらないということになりかねない。

ジャニーズ事務所廃業&新しい会社設立というこの機会に、色んなタレントさんたちの楽曲の著作権については考えてほしい。

例えば、退所したタレントさんにも、特にそのソロ曲は譲渡してあげてほしい。

グループの曲は誰にどのようにというのはとても難しいが、少なくともそのメンバーや解散したなら元メンバーが歌えるような権利処理をしてほしい。

最推しの三宅健くんが、昨年各アーティストと組んで精魂込めて作ったミニアルバムの曲が、今は全く歌ってないという姿を見るのは、ファンとしてとても辛くて寂しい。

今回関係する方々は、タレントとファンが一番幸せになる形で、権利処理を頑張ってほしいと望む次第である。

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