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04東洋医学×足つぼの部

足裏にあるツボ ― 湧泉 ―についての考察

足ツボ反射区の図には内臓の位置が書かれているね。あれって本当なのかな。
少しくらいは関係ある気もするし、全然ない気もする。マッサージ師の立場からすると患者さんはだいたい同じような場所を痛い(><)
っていうからね。

内臓に対応しているかどうか本当のところはよくわからないけど、それでも足裏をほど良く刺激してあげるとたいへん気持ちが良い。
身体に良いことは確かだと思う。

東洋医学的には足の裏のツボは実は一つしかないんだよね。押せば命の泉湧く、で有名な「湧泉」というツボ。足裏はわりと身体に影響のある場所なのに、どうしてツボは一つしかないのだろう。

私の考えでは涌泉は点ではなく面なのでは?ということ。つまりポイントではなく足の裏全体が「涌泉」と捉えても良いと思う。
なぜならば湧泉のツボの効果と、足裏全体の刺激の効果は共通する点が多いと考えられるから。

湧泉は経絡的には腎経のスタート地点。腎は03東洋医学✖️お腹でも書いたように、水分代謝、生命力、深い呼吸に関係するよ。
だから湧泉の刺激は水分代謝(むくみ)、生命力(元気になる)、深い呼吸(気が降りてリラックスする)に関係するんじゃないかな。
いわゆる足ツボマッサージ(激痛系は除く)やリフレクソロジーでもむくみや、リラックスなど同様の効果があるよね。

ちなみに涌泉には基本的に鍼は打たない。ここへの鍼はとても痛そう。
でも聞いたことのある話では、気付(きつけ)のツボと言って気絶した人に打つらしい。しかも太めの鍼。めちゃ痛そうだけど、それくらい刺激すると意識が戻るとのこと。

いくら生命力に関係あるツボ、と言っても
できれば涌泉に鍼を打たれる事のない人生でありたいと思う。



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