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スペースマーケットさんを#マーケティングトレース

基本情報

正式な社名は株式会社マーケットスペースです。2014年1月に創業。同年4月にサービスをリリースし、2019年12月20日に上場しました。
事業内容は、レンタルスペースや貸し会議室を簡単に予約できるサービスSPACEMARKETを中心に法人向けにも展開しています。

現在は12,000以上のスペースを取り扱っています。

トレース目的

そう今回はシェアリングエコノミー!
私自身福岡に住んでいるのでメルチャリアイカサとシェアエコが身近です。
スペースマーケットさんを通して、シェアエコで成功するポイントは何なのか。を理解します。

外部環境分析(PEST分析)

まずはスペースマーケットさんを取り巻く外部環境から分析していきます。

政治Politics:内閣官房IT室による2016年シェアリングエコノミー検討会議を経て、2017年1月にシェアリングエコノミー推進室を発足。

社会SocietyカーシェアサービスのZapcar、Uber、Airbnbを中心に物を所有するのではなく必要な時に使うという考えが浸透する

経済Economy:全世界の市場は2025年には3350億ドル(36,158,225,000,000 円)になると予想。(参考)

技術technology:空き状況、貸し借り管理、決済が楽に。

競合の定義(5Forces分析)

業界競合:spaceeなどすでに会議室シェアサービスは存在します。

シェア×空間に参入している企業は、Airbnbのような海外企業から軒先.comのような主婦の方が始めた企業など数十社が参入しています。

価値競合:売り手は、古民家、飲食店、マンションの部屋

買い手は、企業、生活者全般

プラットフォムの作成の必要はあるものの。場所のシェア自体に難しい技術は不要であるため新規参入は比較的簡単であると考えられます。

しかしマーケットスペースさんほど幅広い領域でシェアスペースをやっている企業はまだなさそうです。

ターゲティング/重要顧客

年齢:個人(現時点約9割)、法人どちらも。年齢に関しては、60%以上が34歳以下のようです。

上記のうち30%が24歳以下とのことなので、大学生~新卒含め20代の新しいものにも抵抗が少なく、コスパよく飲んで楽しみたい人たちがターゲットかと思います。

マーケティングミックス(4P)

売物Product:空間。「インドア花見」などイベントに使いたくなるお洒落なスペースを提供
売値Price:1時間あたりの利用料金は、立地・広さ・日時によって異なります。

個人利用で都内であれば3,000円/h

会議室利用であれば2,400円/h程度で利用できます。

売場Place:Web、アプリ

売方Promotion:インドア花見などの企画が話題に。SEO強化。利用者の口コミ(InstagramなどのSNS)

トレース企業の成功要因を整理

要因①:類似企業分析→サービスローンチの速さ

貸し会議室を提供するTKP社(2005年創業)が先駆者としていたが、マンションの一室などの飲みやパーティーで使う空間の時間貸しを行なっているサービスは日本になかったみたいです。

ちなみにAirbnbの日本法人設立は2014年5月です。

要因②:ユニークな利用方法の発信

2つ目のユニークは利用方法の発信とは、お寺での撮影、球場・無人島を貸切、古民家でのコスプレイヤーの撮影から、宇宙など様々な場所を貸し出していいます。

このことによりスペースマーケット自体の認知度があがります。

そしてTKPさんのおかげもあり既に認知度のあった言葉"レンタルスペース"を使うことによりSEOでも評価され、また流入したユーザーの離脱率が下がったみたいです。

自分がCMOだったら

・法人利用の拡大

現状の売上の内、プラットフォーム利用金額が9割をこえることから、ここをさらに伸ばしていくことはもちろんですが、今回はまだ割合の少ない法人にどう利用してもらうか。を考えたいと思います。

タクシー広告への出稿

レンタルスペースさんのタクシー広告を出してみます。

タクシー広告の市場規模は2018年で12億、2019年で24億と成長しており2023年には市場規模が75億に到達する見込みです。
(参考)

実際にタクシー広告を出している
メールディラーや楽楽精算の株式会社ラクスさんも、問い合わせ数が伸び売上も合わせて伸びています。(参考)

終わりに

マーケティングトレース第2弾。
自分が利用したことあるサービスだったので、楽しく調べられました!

でも調べてまとめるのに時間かかってしまうし、後から読み直すと何書いてるんだ?ってなるので繰り返してまともなnote書けるように継続していきます。٩( 'ω' )و

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