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強くなりたければ、やさしくないといけない理由

どーも。
人生にもっと余白を!

ねこじたのヒロです。

ボクは昔から、「強い人」というものに憧れがありました。

『ドラゴンボール』の孫悟空や『スラムダンク』の桜木花道、『ワンピース』のモンキー・D・ルフィなど、漫画を読みながらそのヒーローたちに憧れて、自分もそうありたいと思って生きてきました。

強さとはなんなのか?

その秘訣はいったいどこにあるのか?

そして、何を指して「強い人」と言えるのか。

それを知りたくていろいろ考えた結果たどり着いたのが今日書きたいことです。

ボクが思う「真の強さ」に必要な2つを書いてみます。

すべてを捨てられる人であること

強くあるために必要なこと。

それは、多くの技術を身につけることでも、ごちゃごちゃとたくさんの武器で武装することでもありません。

むしろその逆。

本当の強さとは、

「きっぱりと断念できること」

これがボクの答えです。つまり、捨てられることです。

例えば、一対一の戦いの場を思い浮かべてみてください。

目の前の生き死にの戦いに集中できるようになるには、何が一番大事でしょう?

これは勉強でもなんでもそうだと思うんですけど、集中するための前提といえるものです。

それは気の散るような他の一切のものに対する意識をきっぱりと捨てされることではないでしょうか。

つまり、ほかの一切を捨て去ることによって強さが生まれるということです。

なにかに後ろ髪を引かれるような状態では、いくら身体を鍛えていようと真の力を発揮することはできませんよね。

戦場では、一瞬の隙が命取りだったはずです。だから、集中の糸が切れやすい人間ほど弱かったと推測できます。

未来でも過去でもなく、目の前の「今」に集中する。目の前の「相手」だけに集中する。

大切なものをひっくるめ、そのすべてを捨てて対象にのみ集中できること。

これこそ、強くあるための前提として必要な一つ目です。

やさしい人であること

さらに言えるのは、賭けるものが大切なものであればあるほど、愛するものであればあるほど、人は強くなれるということです。

いちばん大事なもの、最も執着しているものを賭けるからこそ、人は必死になれます。

そのときに大切なのが、どれほど深く愛せるかです。

心の冷たい人間なら、きっと簡単に家族だって賭けられるでしょう。だけどそれでは、いくら賭けたとしてもそれほどの強さは生まれないと思います。

なぜならそこに自分にとっての価値を感じていないからです。必死になる必要がないからです。

逆に愛する心が深ければ深いほど、その想いというものを賭けたときに人は強くなれる。

では、愛するために必要なこととは、一体なんでしょう?

愛するために必要なこと、それがやさしさだとボクは思います。

人はやさしくすればするほど愛が深まる生き物です。対象を大切にすればするほど、人間の脳は「これは自分にとって大事なものだ」と認識するようにできている。

だから、やさしくなければ人を愛することはできません。
「いい人が現れない」といつも嘆いている人に足りないのは、もしかすると「やさしさ」なのかもしれません。

これが強くあるための二つ目の前提、やさしい人でなければならないその理由です。

昔の人の教えは、たったひとつだけだった

昔の日本人というのは子どもを育てるときに、ただ「やさしい人になりなさい」の一言で済ませたそうです。

これは「やさしくなれば同時に強くなれる」ということを知っていたからだったのではないでしょうか。

やさしさが、強さに直結する。

だから強い人になりたいなら、まずやさしくならなければならない。

やさしさを学ばなければならない。

ボクはそう思っています。

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