実行力向上のカギは「スタートライン」にあると心得よう
計画とは、ゴール地点と現在地を結ぶ架け橋だ。
達成すべき目標から順序良く逆算していって、今すぐ取り掛かるべきものを決める。
これが正しい取り組み方である。
このとき見落としがちなのが現在地の確認だ。
いったい自分たちはどの地点にいて、どうやって第一歩を踏み出すべきか。
これがよくわかっていない。
せっかく立てた計画がまったく実行されないまま放置されるのは、ここに原因があるからである。
計画はゴールよりも、スタートラインが重要なのだ。
計画の第一歩目は、とにかく具体的で、すぐにでも取り掛かれる比較的簡単なものであることがベター。
これらは、経営計画だけにとどまらない。
部下に仕事を任せるときも、スタートを見届けることが大切だ。
仕事のやり方を理解させ、詳細な段取りを説明したつもりでも、一歩目を踏み出せずに立ち止まっていることはいくらでもある。
私たちが想像もしないところで迷い、つまずいている場合もある。
もし、スタートを切れないようなら、さりげなくフォローする。
これは上司としての大切な役割なのだ。
そして、そのわずかな差によって、実行率は大きく違ってくる。
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