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子供は夢中になるものをどうやって探すの?

■実はフォーミュラ1 (F1)好きな私

今日は、実はフォーミュラ1 (F1)ファンの嶋津的にお話しをしたいと思います。

あなたは小林可夢偉という人物をご存じでしょうか。

当時日本人唯一のF1ドライバーとして活躍していました。

Wikipedia

彼の可夢偉という名は「偉大な夢を可能にする」という意味があるそうです。

親の思いがこもった素敵な名前ですね。

名前は一生付きまとうものなので、親として子供のことを思うからこそする、最初の大仕事なのかもしれません。

彼は4~5歳の時には買ってもらった自転車を補助輪なしで乗って、近所のゲームセンターに出かけるのが日課だったそうです。

4~5歳でゲームセンターに出入りしていると言うと聞こえはよくないですが、彼はお金を持っていなかったので、ゲームをするわけではなく、ゲームのシュミレーションとして流れる映像を見て、車に乗って走る自分の姿を想像していたそうです。

ハンドルを握って、画面を見ていると高揚する自分がいたと言っていました。

それからずっと車が好きで、ゲームセンターに行かないときは、家の近くを走っていた国道の脇に座り込んで、走る車をひたすら眺めていたそうです。

幼いころからここまで打ち込めるものがあるなんて素晴らしいですね。

■我が家の教育理念

我が嶋津家には教育方針が3つあります。

・子供から笑顔を奪う教育はしない

・学ぶことよりも学ぶ楽しさを教える

・子供の可能性をとことん信じる(子供の「やりたい」を大切にする)

3つめの「子供の可能性をとことん信じる(子供の「やりたい」を大切にする)」という部分で、いつも妻と

「うちの子の強みって何だろう?」

「うちの子の得意なことって何だろう?」

「うちの子の好きなことって何だろう?」

「うちの子自身は気付いていないけど、才能が開花するような兆しのあることって何だろう?」

と子供が小さい頃よく話していました。

小林可夢偉選手の話しを聞いていて、どうやったらそんなに夢中になれることを見つけられるのだろうと思ってしまいました。

きっと何かをきっかけとして夢中になり、その夢中になったことをそのまま夢として追っかけて、職業にまでしてしまう。

そこに至るまで彼の中にどんなことが起こり、何を思い生きていたのか?

どんな親の支えや周りの協力があったのか?

子を持つ一人の親として、ものすごく気になってしまいました。

私も親として子供にしてやれることは、できるだけ多くの機会を与えてやることだと思っています。

その与えた機会の中から、彼(子供)自身が何か夢中になれることを自分で見つけてくれればと思い、とりあえず今は自分の子育てを信じて生きている今日この頃です。

■親の押し付けで嫌々やっていたことで世界的アーティストに

先日、小林可夢偉選手とは反面になるような話を聞く機会がありました。

日本を代表する世界的なジャズ・トランペット(コルネット)奏者の日野皓正さんのお話しです。

Wikipedia

彼は、幼いころに遊びたかった気持ちを我慢して、お父さんに無理やりトランペットの練習を強いられたという話しをしていました。

理由は、お父さんが怖かったからだったそうです(笑)

しかし、今となっては、無理やりだったかもしれませんが、そのお父さんのおかげで、日本を代表する世界的なジャズ・トランペット(コルネット)奏者になっているわけです。

子供の将来を考えると、何が正解なんでしょうね。

自主性なのか?

強制なのか?

もちろん、日野皓正さんも、どこかのタイミングで強制から自主性に変わったのだとは思います。

そうでなければ、世界的なジャズ・トランペット(コルネット)奏者になるまで続かなかったでしょう。

■部下育成も同じ

会社で「人を育てる」ということも同じなような気がします。

自主性なのか?

強制なのか?

「人による」というのが私の答えなのですが、正解かどうかは少し経たないとわかりませんね。

しっかり指示をしてあげることにより伸びるタイプもいれば、本人の自主性を尊重してあげたほうが伸びるタイプもいます。

本当はしっかり指示をしてあげることにより少しずつ伸びるタイプにもかかわらず、へたの本人の自主性を尊重して、成果が出せなかったり、それが負担で部下がつぶれてしまっては本末転倒です。

十把一絡(じっぱひとからげ)で育てていても、最高のパフォーマンスが引き出せません。

■まとめ

子供だろうが部下だろうが、人の育成に答えはありません。

大切なことは、「自分の子供や部下に何をしてあげられるのか?」を真剣に考え、しっかり向き合って話をして観察して、興味と関心を注ぎ続ける中で、分かるような気がしてなりません。

部下を育て、成果を出させるためには、どのような仕組みが必要なのか?

どのように戦略的に経営をしていけばいいのか?

その答えが知りたい方は、下記セミナーをぜひお試しください。

きっとお役に立てると思います。

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本日もお読み頂きありがとうございました。

また次回お会いしましょう。

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