望む未来を手に入れるには?
あなたは「ハインリッヒの法則」というのを知ってますか?
これはアメリカの保険会社に勤めていたハーバート・ウィリアム・ハインリッヒという方が導き出した法則です。
「重傷」以上の災害が1件あったら、その背後には、29件の「軽傷」を伴う災害が起こっており、更にその軽傷を伴う災害の背後には300件もの「ヒヤリ・ハット」した(危うく大惨事になる)傷害のない災害が起きていたいう、「災害」について現れた数値「1:29:300」の法則です。
私はこの理論に例えてよくする話があります。
それは、一つ大きな成功の裏側には29個の小さな成功が隠れており、その29個の小さな成功の裏側には、300個の更に小さな成功が隠れているということです。
この世の中の98%は凡人です。
その凡人が普通に生きていたら手に入れられないような成功を手に入れるには、努力や苦労が伴い、小さなことを積み重ねていくしかないと言うことはあなたも周知の通りです。
それにもかかわらず、人はいつの時代も「努力する」とか、「苦労する」ということを嫌う傾向がありますが、今のあなたの人生のポジション(人格・能力・社会的地位・経済力などあなたが持っているすべてのものを指します)を創ったのは何ですか?
それは、「今まで何をしてきたか」という『過去』ですよね。
では、5年後、10年後にこうありたい、あありたいと思っているあなたの人生の未来のポジションは何によって創られるのか?
それは、今この瞬間「これから何をするか」という『未来』が作るわけですよね。
要するに、今のあなたの人生のポジションは、自分自身が過去、どんな意思決定をして、どんな行動をして、どんな成果を残してきたかという蒔いた種の結果として咲いた一厘の花があなたが今持っている人生ものそのものです。
では、5年後、10年後にどんな花を咲かせるかは、これからあなたが、蒔く種の質によって決まるのです。
ですから、よく、「過去は変えられない、でも未来は変えられる」と言いますよね。
要するに変えたい未来に向けて必要な種をまいて5年後、10年後に刈り取るのです。
全ては小さなことの積み重ねの集積です。
あなたは、望む未来に向けて必要な種をまいていますか?
必要な意思決定をして、必要な行動を起こしていますか?
(追伸)
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