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三角形の二辺は一辺より短い

■リクルートに伝わる話し

先日動画を見ていて、「なるほどな~」という話があったのであなたとシェアしたいと思います。

それは、「三角形の二辺は一辺より短い」という話です。

「なんのこっちゃー!」と感じる言葉ですが、これは昔からリクルートに伝わる考え方の一つらしいのです。

■三角形の二辺は一辺より短い

うまく話せるかわかりませんが、私なりに説明してみたいと思います。

例えば、こういう三角形があったとします。

      B
      ・
     ・ ・
    ・   ・
   ・     ・
  ・       ・
 ・         ・
・・・・・・・・・・・・・
A            C

A地点からC地点に向かうとします。

じっくり考えて時間を使って判断を遅らせて直接Cに向かうよりも、まずはBに向かうことが正しいのではないかと思うのであれば、まずは向かってみて、B地点について間違えていると思ったら、その時C地点に向かい始めたほうが、結局は早くつけるという考え方らしいです。

要するに、まずは行動を起こして、間違えていると思ったら修正していけばいいということです。

リクルートらしい考え方と表現ですよね。

私も以前の会社を経営しているとき、リクルート社を研究してベンチマークしたものでした。

■現代経営の在り方

現代経営のやり方として、『アジャイル型』経営というものがあります。

アジャイル(俊敏な)型とは、仕様や設計の変更が当然あるという前提に立ち、初めから厳密な仕様は決めず、おおよその仕様だけで細かいイテレーション(反復)開発を開始し、小単位での「実装→テスト実行」を繰り返し、徐々に開発を進めていく手法です。

これに対して、『ウォーターフォール型』というのがあります。

これは、上流工程から下流工程へという流れでシステム開発を行う手法です。

「ウォーターフォール」とは、日本語に訳すと『滝』を意味します。

機能や細かな仕様をすべて決めてから開発がスタートし、その後、1つひとつの工程をしっかりと完了させながら行う、という流れです。

まさしく、AからとりあえずBに向かってみるのが、『アジャイル型』経営で、AからCに直接向かうのが、『ウォーターフォール型』経営という感じですね。

■迷ったところで結局結論はあまり変わらない

『ファーストチェス理論』というのがあります。

これは、孫正義さんが信奉している決断の手法で、チェスの名人が「5秒で考えた打ち手」と「30分考えた打ち手」を比べると86%は同じになる、という理論のことです。

つまり、判断する場面に出会った時、あれこれ迷っても、多くの場合、結局結論はあまり変わらない、

という意味で使われます。

■まとめ

あなたは、何か行動を起こすときに、

・考えてから行動するタイプですか?

・考えながら行動するタイプですか?

・行動してから考えるタイプですか?

結論は、「物事による」ということになりますが、考えても結論が変わらないことに関しては、まずは「アジャイル型」経営で、前に進めていくことを考えた方が、『三角形の二辺は一辺より短い』という結果になり、より効率的にスピード感を持った経営ができるのではないでしょうか

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