怒りは脳の老化現象
心の老化が怒りの原因になっていることもある。
歳をとったおじいちゃん、おばあちゃんと接していると、以前よりもひがみっぽくなった、話がしつこくなったと感じることがある。
おそらくそれは、歳をとった自分に関心を寄せてくれないことに対するさびしさではないかと思う。
年老いた自分の存在価値の希薄間もあるのだろう。
仕事を離れてしまったさびしさもあるだろう。
一生懸命話しているのに相手が話を聞いてくれないというさびしさもあるだろう。
おじいちゃん、おばあちゃんなりの心のメッセージのような気がする。
たとえば、不平や不満ばかり漏らしている人や、ストレスや悩み事を抱えている人などは実際の年齢より老けてみえるものだ。
逆に健康で、いつも笑っている人や、物事に興味をもっている、あるいは趣味を持っている人はイキイキとして若々しく見える。
このように感情や思考によって大きな違いが出てくるものだ。
つまり、心の老化とは、喜怒哀楽などの情動が低下し、意欲や気力が低下することを言うのではないだろうか。
怒りっぽくなる、涙もろくなる、ひがみっぽくなるなどの心当たりがあったら、もっと心をリラックスさせることに努めてみるといいかもしれない。
▼特別開催読者限定【無料】オンライン講座
社長のための『「人」と「組織」が育つ3つの仕組みづくり』講座
~「選ばれ、人が育ち、辞めない」組織づくりのルールとは?~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?