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リーダーのマネジメントに関する不安を解消するたった一つの方法

■私は「勝手」で「わがまま」です

いきなりですが、私は「勝手」で「わがまま」です(汗)

ただ、友達もいないわけではなく、部下にも愛想尽かされているわけではないので、たぶん質の良い「勝手」と「わがまま」だと自分では思っています(汗)

「勝手」と「わがまま」の質の良し悪しは置いておいて、こういうタイプがマネジメントをしていると、いつもある恐怖感に襲われます。

それは、「自分が言っていることや、やっていることが、独りよがりになっていないか?」ということです。

■「裸の大様」になっていないか?

アンデルセンの童話で「裸の王様」という物語がありますが、要するに、その状態になっていないかという恐怖感に襲われます。

ちなみに、「裸の王様」という物語を知らない方は、こちらをご覧ください。

「自分がやっていること、言っていることが、本当にお客様は望んでいるのか?」

「自分がやっていること、言っていることが、本当に部下の役に立っているのか?」

「何も言ってこないだけで、本当はまったく興味がないのでは?」

「何も言ってこないだけで、本当はまったく必要とされていないのではないか?」

■私の若き日のパワーマネジメント

その典型が、私の若き日のマネジメントです。

著書には書いているので詳細は割愛しますが、私は20代の若かりし頃、荒っぽいパワーマネジメントをしていたことがあります。

若気の至りと時代背景で許されていましたが、今でいうパワハラに当たりますかね(汗)

私は当時の自分のマネジメントポリシー「部下への最大の貢献は、目標達成をさせてあげること」に従い、部下に目標達成をさせてあげるためなら、何でもしようと思って躍起になっていました。

更に、たちの悪いことに、そのやり方で、自部門を全国で一番の部門にしたり、最優秀新人を多数輩出するなど、結果が出ていただけに、自分のやることに絶対の自信を持っていました。

「俺の言う通りやれば間違いなく結果が出るんだから、つべこべ言わずに言った通りやってみろ!」そんな勢いでしたね。

世で言う「天狗」の状態です(汗)

■力と立場を武器にしたマネジメントはほころびがでる

部下とよく飲みにも行っていましたし、悩みの相談にも乗っていたので、関係はそんなに悪くないと思っていました。

そして、部下との人間関係も悪くなく実績も出ていたので問題ないと思っていました。

しかし、彼ら、彼女らは、決して私のマネジメント手法に賛成していたわけではなく、部門の成績もジリ貧になっていきました。

後悔はしていないですが、今から思うともっと部下の言うことに耳を傾けて、本当の意味で全国No1の部門にするために、

ビジョンを共有し、みんなで作り上げることができたらもう少し違う景色が見れたかもしれません。

■「独りよがりの恐怖感」を解決するための手法はたった一つ

この経験から「独りよがりの恐怖感」を解決するための手法は、一つしかないとわかりました。

それは「聞く」。

ただそれだけです。

「この商品いくら位だったら買う?」

「どんな部門にできたら頑張ってよかったと思える?」

「あなたを指導していく上で、私に何か望むことはあるかな?」

「何か今困ったことはない?」

など、知りたいことを素直に社員やお客さんなど、関係者に聞くのです。

このサンプルは、個人的感情での偏りを生まないために、ある程度数が必要な場合もありますが、現場の意見を「聞く」ことによって、本当にいろいろなことが見えてきて、自分のマネジメントが助けられました。

ここで注意をしなければならないのは、「聞いた意見=正解」ではないということです。

あくまで、参考意見としていろいろ情報収集はしますが、最後に何が正しいかを決断するのはリーダーであるあなた自身です。

■まとめ

あなたは、今独りよがりになっていると思うことはないですか?

もしあれば、そのターゲットとなる人にぜひ聞いてみてください。

きっと何かが見えるはずです。

リーダーとして、そんな独りよがりのマネジメントにならないための人と組織づくりに興味のある方は、ぜひ下記セミナーへご参加ください。

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