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バリバリ仕事をしている社長が不幸せな理由

■ある社長へのアンケート

数年前に、経営コンサルタントの Gerald Kushel 博士が米国の経営者たちに対して調査を行なったという興味深い記事を見つけました。

その調査によると、私生活と仕事に「非常に満足している」と答えたのは、わずか4%だったということでした。

その記事には以下コメントがされていました。

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企業の重役たちが真の意味で満足を得ていないことは、特に驚くことではないだろう。

我々は、仕事や金銭的な目標を達成しても、失望して燃え尽きてしまう勤勉な経営者たちを見てきている。

キャリアの目的を達成するために、私生活を犠牲にしている経営者は珍しくない。

だが、この4%に属する人たちは、生活において優れたバランス感覚を保っているのだ。

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■不幸せな経営者の共通点

更に読み進めていくと、不幸せな経営者にはいくつかの共通点があるということでした。

1)仕事、企業、キャリアを非常にまじめに捉える。

2)仕事に執着して家庭を崩壊させる。

3)多大なストレスの下、業務に打ち込む。

4)複数の問題を抱え込んでいる。

5)目標達成のために戦略的に行動し競う。

6)同僚や部下など他人を管理しようと固執する。

7)正しいと思ったことは貫き通す。

これらの資質は、気持ちに余裕がない経営者たちを誇張して表しているが、家庭と仕事、両方で人生に満足している人たちには、ほとんど見られないということでした。

■「自分」を大切にできない人は、「他人」を大切にできない

あなたは経営者として、いくつ当てはまったでしょうか?

私はよくこんな話をします。

「自分」を大切にできない人は、「他人」を大切にできません。

「自分」を大切にできない人は、自分の「仕事」を大切にできません。

「自分」を大切にできない人は、自分の「人生」を大切にできません。

経営者が最も大切なこと、それは、実は自分を大切にすることなのだと。

これは、「自分だけが幸せになればいい」と言っているのではありません。

自分が大切だからこそ、幸せになるためには、自分のステークホルダー(株主、社員、取引先、家族など)を幸せにしなければ自分が幸せになれないことがわかってきます。

ですから、自分も周りも幸せになるために、まずは自分が(自分だけがではありません)幸せになることが大切だということをわかってほしいと思います。

■まとめ

あなたは、今経営者として幸せですか?

何が原因で幸せを感じることができていないと思いますか?

自分が幸せになるために、周りを幸せにすることに全力を注いでいますか?

幸せになる経営をするために、どういった仕組みが必要なのかを知りたい方は、ぜひ下記セミナーへいらしてください。

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