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one point 統計学~1記事1000字の基礎講座

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統計学の基礎(大学初年度程度、統計検定2級程度)を、1つのトピックにつき1000文字で体系的に学べるようになっています。 毎回、紙芝居のようなプレゼンで視覚に訴えます。 数学があ…
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#1000字前後

one point統計学~連続型確率変数と密度関数

今日はまた分かりにくい💦という声が多い連続型確率変数です。次の❓について1000字+絵でザックリ解説します❣ ㊟少々乱暴ですが分かりやすさ優先 ✋連続型確率変数に関する質問を要約  ①縦軸はナゼ確率でなく確率密度? ②確率はナゼ面積で表されるの? ③「1点を取る確率0」がイマイチ釈然としない。 高校までの確率変数の定義:「ある確率法則に従っていろいろな値をとる変数」は数学的に突っ込みどころ満載ですが、今回支障はないのでこの定義で行きます❣ 確率変数がどんなタイプの値を

one point統計学1000字~確率の現代的定義(公理的定義)をざっくり解説

標本を母集団から無作為抽出すること自体、くじ引きのような確率的要素が含まれていて、統計的推測と確率論は切っても切れない関係にあります。 少し詳しい本では確率論は確率の公理的定義から出発しますが、それがまた「無機質で意味が分からない!」という難所の1つになっています。 今回は、確率の公理的定義をザックリとそれでいて本質的が伝わるように1000字+絵でお届けします❣ 「サイコロ1個投げて⚅の目が出る確率1/6」というのは殆どの人が納得します。これは、起こり得る全ての場合が6通