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秦基博 【HATA EXPO Livehouse Circuit 2023】 w/ sumika @Zepp Osaka Bayside|2023.09.06


※10/24@東京が終わるまで目次なし。
【ここから先ネタバレあり】以下はネタバレありで記録してるので【閲覧注意】


6月のPaint Like a Childツアー@大阪公演で発表になった、"初の2マンライブハウスツアー"という触れ込みの「HATA EXPO Livehouse Circuit 2023」。
そろそろHATA EXPO再び…があってもいいな〜とは思っていたけれど、まさかの2マン。まさかのライブハウスツアー。
秦くんのライブをライブハウスで観るなんて貴重!と言ってた去年のHGツアーに続いてまさかの2年続けてのライブハウス。

いいんだけどね、嬉しいんだけどね、、、

なにせ身長が152cmしかないもんでね、、、

埋もれることへの恐怖心がすごいのよ。。。

視界を遮られることへの嫌悪感がすごいのよ。。。

前回のHATA EXPO@宮崎はその最たる地獄で、宮崎の飫肥くんだりまで足を運んだのに、ライブ中は前の人の背中と大きな空を見ながら聴く歌声…秦くんの姿を見た記憶がほぼなく、なんとか目にできていたのはたまに針を通すような隙間からわずかに見える秦くんの頭部のみ…まさかそれがコロナ禍前最後のライブになるだなんてな。

いつかの世界遺産劇場@沖縄もこれに同じく、少しの隙間すら作らない前のべったりカップルの背中と夕暮れの空を見上げながら虚しく歌声を聴いてたっけな。

というトラウマ的な経験が数々重なって、もうほんと、ライブハウスなんて恐怖しかないのよ。。
HGツアーは結果的に無事見やすい場所取りに成功して苦い思い出を残さずに済んだけど、ちびっこ族はその「結果的に」に至るまで、ライブハウスは恐怖の館でしかなく。。

だもんで「Livehouse Circuit」という言葉を素直には喜べず、それなら自己防衛の対策を強めるしかないと今回の対バンライブは全力で2階席をご所望していく所存であったわけだけど、HG先行もその他先行も、全て2階席の抽選にハズれ続け。。
一般発売が始まる頃には2階席が売りに出てくる事が既になくなっていて、いよいよこれは腹を括らねーとかな、というところで…

キタ━━━━━━━━━(°∀° )━━━━━━━━━ッ!!

名古屋の2階席も同様に抽選に落ち続けてて、でも名古屋は2階も一般発売がありそうだったから発売開始を待機してて。
そしたら発売開始のタイミングで来たツイートに、大阪も「2F後方立見も急遽販売決定!!」とな!!!

キタ━━━━━━━━━(°∀° )━━━━━━━━━ッ!!

2階後方立ち見なんて願ったり叶ったり!
絶対に一番見やすいじゃんw
ライブハウス内で一番ノーストレスな場所じゃんw
ということで音速でポチったよね!

あのつぶやきを見た時は、近所迷惑になるくらいの大きい声(※イメージ)で「2F後方立見を開放してくれてありがとうー!」て心の中で叫んでた(泣)

それでも人間とは欲深い生き物…
「これでもしHGで取ってる1階スタンディングの方で微妙にいい感じの整理番号が来たらどうしようw」「最近わたしの席運バグってるからなw」なんても思っていたのだけれど、発券したら1200番台で、こちらも音速で諦めたw

わたしの席運バグり、終わっちゃったのかな…(それは困る)

ということで、ようやく心から楽しみにできるようになった「HATA EXPO Livehouse Circuit」。

…のはずだったけど、一難去ってまた一難。
個人的に色々あって、9月に入ってから「もしや大阪…行けない覚悟が必要かな。。」って事に見舞われたり。。
スッキリ解決はしてないけどでも一応大阪は行けそうかな、ってなったと思ったら、今度はキツめの仕事が大阪遠征の日程と丸かぶり。。
どうして。。。

でもまぁ仕事は死ぬ気で頑張ればなんとか時間を確保できるかな、という見込みのもとに、24時間で往復する遠征計画に練り直し。
楽しみとともに、不安と心配を抱えつつ…の、HATA EXPO Livehouse Circuit 2023 初日大阪。

午前中の仕事を東京駅で終えて、バタバタと新幹線に乗り込んで、ぼちぼち仕事しながら一路大阪へ。
遠征計画の練り直しで3日前に駅直結のホテルに予約し直したけど、天気も悪くて時間の余裕もない今回、コレが大正解だった。
大阪に着いて荷物だけ預けようとしたらいい具合に少し早めにチェックインさせてくれて、身軽になって一度会場に向かってグッズ購入。
土砂降りで予定を早めてグッズ販売を始めたとのことだったけど、わたしが着いた頃はちょうど雨が止み始めたタイミングで、最初の方の人は既に購入を終えて捌けてたからその分待ち時間も短縮できて。
炎天下ですごい待たないとかな…って覚悟してたのが、さほど濡れもせず暑くもない中でグッズを買えたから助かったー。

グッズを買ってから再びホテルにとんぼ返り。
ちょうどホテルに着くタイミングで急ぎの仕事のメール…オゥフ。
でも2階後方立見は一番最後の入場だから開場時間に行く必要もなく、アクセスが良かったことで空き時間に無事に急ぎの仕事も終えられて。
ホテルを変えたことで色々助かったー。

きもち早めに会場に着いて、想定通り一番最後に入場して、自分なりに予定してた場所に立てて、予定通りに開演待機。ここまでパーフェクト。
2階後方立ち見も、パンパンに人が入っちゃうとそれなりにキツさがありそうだけど、ほぼ全員が柵の前に1列で立てるくらいの人数でとっても快適だった。
sumikaの時は前の人が立って見てたからほんのり見え難さはあったけど、秦くんの時は座って見てくれてたから、わたしの視界は完全にストレスフリー。ステージ全部がクリアに見渡せる状態でライブを楽しめて…ありがたやありがたやー(泣)

結果、わたしの席運の神様はバグったまままだ寄り添ってくれてるっぺーw

いつもみたいに開演前に秦くんのつぶやきがあるのかな、ないのかな、ないのかな、ないっぽいな、本当にないっぽいな、ないんだな、本当にないんだな、本当の本当にないのか、、、となりながら客電が落ちて始まったライブ。

まずはsumikaのステージから。
グッズ販売から入場を経て薄々肌で感じてはいたけれど…場内の8割はsumika班なのでは???といった空気感。
sumikaのライブが始まって「やはりな。」と。
秦班は従来、ワンマンだったら観に行く組と、その他フェス系やイベントへも足繁く通う組と、わりとハッキリ分かれてて、後者は世の中が想像してる以上に少ない…というのがわたしの認識だけど、それに違わぬ客層の空気感。
それもあって今回の大阪公演は特に、1階フロアで観ることに及び腰だったところが…だってほら、きっとアレでしょ?色んな曲の決まったところで手を挙げたり振ったり叩いたり…そういうオヤクソクがいっぱいある感じでしょ?で、ソレを一緒にやらないで地蔵になっちゃうとそれはそれで周りのsumika班が気になっちゃうだろうし、でもわからないのをわかった風にやるハードルの高さ…みたいなねw
わたしも10代20代の頃はそういうのが大好きで、一体感サイコー!っつってライブでハリキってやってた方だけど、年をとるとどんどんそういう義務感みたいなのがしんどくなってw 秦くんのライブ、そういうオヤクソク的な決まり事がほとんどないからね。トラノコの手拍子とか、アイザックの手拍子とか、ちょっと強いとスミレのダンスとか…決まり事はそのくらいでもう十分満足なオトシゴロなのよw

だもんで、sumikaのライブが始まって1曲目から早速視界の8割…ヘタすると9割くらいに達してたかもしれない人々が美しく揃えた"わかってる手拍子"を2階最後方から眺めながら「うむ、ハードル、だいぶ高いな!」と肝を冷やしつつ(ここで肝を冷やすところが9浪軍の発想w)(9浪については後述)、「1階のフロアに散在してる秦軍の同志たちよ、なかなかしんどいかもしらんが、我が将軍のためにもがんばってくれ!」と心の中でエールを飛ばすお仕事がしばし続くターイム。

と、そんな状況に戦々恐々しつつw
「対バンライブは相手軍の曲を事前に少しでも耳に馴染ませておいた方が楽しい」という数々のライブに参加して学習してきた知見に基づいて、今回のライブもsumikaの曲を事前に予習はしていて。
数ある楽曲の中から一体何を聴いたらいいのかわからず…とりあえず今年のフェス系で歌ってる曲からさほど遠くにはいかんやろ、と踏んで、フェスで頻出な曲をチョイスして予習することに。

これは「正解」でしたねー。
フェスで歌ってる曲をプレイリストにして、頻出順に聴いたり、シャッフルで聴いたり。
秦くんがSPARKで「sumikaの色んな楽曲を聴かせて頂いていて…特にアップテンポの曲にすごくオリジナリティというか、sumikaらしさを感じるものがたくさんある」って言ってたけど、これを機に初めてsumikaの曲を聴いたマンも「わかるわかる〜秦くんが言いたいその感じわかる〜」てなったよね。
(そして改めて発言をこうやって文字にしながら「楽曲を聴かせて頂いていて」って丁寧で品のいい感じがめちゃ秦くん〜そういうところほんと好き〜〜〜てなってる)

自分が今まであんまり接してこなかったジャンルの音楽だったのもあってか、ちょっと聴いたくらいではすぐには覚えられなかったけど、でも結果、予習がだいぶ活きて楽しめた!
あともう少し長く予習の時間が取れてたらわたしも高いハードルを超えて知った風に手を挙げたり振ったりできたかもしらんw
(Adoちゃんのライブの予習もしてたからあんまり時間がなくて。。)

次の永積さん@名古屋は曲を知らなくてもおそらく普通に楽しめると思っているけど、最後のwacci@東京はちゃんと予習していこう、と改めて固く決意w

そんなsumikaのセットリストは

M1:フィクション
M2:Lovers
M3:ソーダ
M4:ふっかつのじゅもん
M5:アイ(カバー)
M6:イコール
M7:Summer Vacation
M8:願い
M9:Shake & Shake
M10:Starting Over

ライブが始まってすぐにステージ狭しと右へ左へと大きく動いて、上から下までありとあらゆる方向へ気を遣って、時には脇の台に乗ってパフォーマンスするフロントマンな片岡さんの姿に「ステージングが上手だなー!」「そりゃ観客も楽しいわけだー!」と思って観てたけど、「一方…秦くんがセンターから微動だにしないマンなことをもっとsumika班に事前告知しておいた方がよかったかな…」とよぎる不安。。
ど真ん中からあまりに動かないマンで初見の皆さんをびっくりさせてないといいんだけど…w

セトリ的に印象が残ってるのが…

M3:ソーダ

片岡さんが「sumikaの炭酸部門!」って曲紹介をした時に「わー!秦くんに『サイダー』があることを知ってくださってるー!ありがとうー!泣」って、2階の一番後ろからお礼を念で飛ばしておいた(泣)
それはつまり同じ炭酸部門で秦くんは「サイダー」を歌うのかな?と思ったけど、それは違ってたw
「秦の炭酸部門、『サイダー』です」っていう秦くんの曲紹介、ちょっと聞きたかったなw

M4:ふっかつのじゅもん

どんなトークだったかはもう忘れちゃったけど、曲紹介の時に片岡さんが上手いことリードして、観客が一斉に「ふっかつのじゅもーん!」て言うの、とても良かった。すごく良かった。楽しそうだったなー。
でもそういうのも、周りが楽しく言ってるのに状況がわからなくてスーン…てなっちゃうのが自分でもいたたまれないから、2階後方からの傍観者で助かった、とも思ったw

M5:アイ(カバー)

歌う前にアコギの準備をしながら片岡さんがポロリーン…て弾いたギターのコード、「虹が消えた日」のイントロに聴こえなかった??
「虹が消えた日」を歌う感じに聴こえて「えっ…?えっ…???」って、「まさか『虹が消えた日』を歌うの?!」ってきもちがだいぶキョドって。
「まだどこのライブでも歌ったことのない曲を歌います」って言ったから「いや違うか…sumikaの新曲が出たばっかりとかなのかな」なんて思ってたから…イントロをワンフレーズ弾いて「ををを!」ってどよめきが起きた時に実は「アイ」のイントロだってことに咄嗟には気づけず…不覚。
どよめきが収まったくらいのところでひとりワンテンポ遅れて「ををを!」てなってたw

大阪に向かう道中につぶやいてたのがコレ

シャッフル先生がやたら「アイ」を推してたから、わたしの中では秦くんがまさか久々に「アイ」を歌うフラグ?!と思ってたけど、近からず遠からず…な「アイ」を聴けた。
ホリエさんと一緒に歌ったり、KANさんとのコラボだったり、JUJUのカバーとかだったりで音源では聴いたことあるけど、秦くんじゃない別の誰かが歌う「アイ」をライブで聴くなんて初めてのことだったから、ちょっと不思議感覚だったな〜。

改めて「アイ」は普遍の名曲だな〜と…しみじみ。
秦くんももちろんだけど、色んな人に歌い継いでいってほしいね。。

M10:Starting Over

みんなで合唱するの、楽しそうだったなー。
コロナ禍でこの曲を一緒に歌えないの、寂しかったろうな〜と思って調べたら今年リリースの最新曲だった!なるほど!
しかも、アレンジがトオミさん!なるほど!
それであのツイートだったんだね。納得。

客層も若かったけれど、あれだけ楽しそうな構成のライブ、自分も10代とかで出会ってたら大好きになってたかもなー。
自分の学生時代は、心から好きだと思える音楽を探したり出会ったりできる選択肢が本当に少なかったけれど、今の時代はジャンルにとらわれずありとあらゆる音楽に幅があって、みんな素晴らしい実力もあって、探したり出会ったりする機会も無限にあって…素晴らしい時代だね。
初めてsumikaのライブを観て、そんな時代の中で若い子にあれだけ支持をされてるバンドだから、さすがだなーって素直に感心、感動したー。

【sumika:MC memo】

・片岡さん「秦基博」のイントネーション迷いがち噛みがち言い直しがちw

・元秦班
片「シンクロで秦さんの歌声を聴いて」
片「鋼と硝子でできた声…まさに」
片「ライブに行きたいと思って2008年のオーキャンに」
片「せっかくだからその時好きだった子を誘って行って」
客「(ざわっ…)」
片「そしたらその子が秦さんの歌を聴いて『好きになっちゃう〜』って」
客「(笑)」
片「『僕もああなったら好きになってもらえる?!』って」
片「秦さんが目標になりました」
客「(笑)」
片「でも結局その子はその後美容師と付き合った」
客「(笑)(笑)」



━━━━━━━━━━【ここから先ネタバレあり】━━━━━━━━━━



M1:鱗

イントロでどよめきが起こる「鱗」。
いまでも色んな人とああやってライブの現場で初めての出会いをしている曲なんだなぁと思うと…胸熱。
秦くんのライブに馴染みがないと「1曲目からいきなり…!」てなるところだったろうけど、今回最後は「イカロス」だろうしそれならば1曲目は「鱗」…だと思ってた。
PLCツアーのアレコレを経て、色んな意味でドキドキしながら聴いてたけど、色んな意味で…まだしばらく辛抱の時間が続くかな、と。。
sumikaのファンのみなさんがどう受け止めてるかちょっと心配もあったけど、そこまで…でもなかったみたいで…ホッε-(´〜`*)
耳が肥えてる人は諸々気になったろうけど…今ちょっとね、オレたちのもっちゃん、少し苦しいところを歩んでるから、ぬるっと温かい目で見てもらえたら。。

M2:グッバイ・アイザック

わたしが秦くんのライブに通い始めてから、コロナ禍前までのライブではほぼ抜けることを知らなかったアイザックがセトリからちょいちょい抜ける日が来た昨今…PLCツアーでもセトリから抜けてた日々を超えてだいぶ久しぶりだったバンドセットのアイザック。
「秦くんのライブもそれだけ進化してるってことなんだな〜」ってしみじみしながらの再会…みたいな気持ちになってた。
さすがsumika班のみなさん…アイザックの変則クラップに即対応w ありがとうございますー!

最近気づいたんだけど…盛り上がる曲でも、照明が暗くなるとクラップを止める文化が一般的なのね。
秦くんのPLCツアーでも「え、ここで手拍子を止める文化、前はなかったよね??」ってところで手拍子が止まってたのも、よくよく観察すると、照明が暗くなる=クラップも止める、みたいになってて。
アイザックで照明が落ちた時にsumika班の皆さんが一斉に手拍子を止めたから、「あぁ、やっぱりそういう文化が一般的に定着してるってことなのか」という学びがあった。

M3:トレモロ降る夜

まさかの!トレモロキタ!!!
このセトリは全く予想してなかったわー!
もうわたしイントロから伊吹くんのドラミングに釘付けw
「伊吹くんのグルーヴ感えっっっっぐ!!!!」てなってた。
去年の横浜のシークレットライブで初めて伊吹くんのドラムに触れて、「グルーブ感がすごく独特だった」「秦くんのステージでドラムにあそこまで個性を出すサポートメンバーはなんだかとても新鮮だった」って記録を残したけど、

あの時の新鮮な感じ再び!!だったー!
トレモロ+伊吹くんのドラム=大優勝!!!

M4:Dolce

トオミさんが弾いてた感じから「お、残影かな??」と思って聴いてたら…!
「Dolce」のチョイス、意外だったー!
こういうちょっとアダルティ系(?)の曲を1曲入れてくるなら「Raspberry Lover」がくるかなー?って思ってた。
ソロのキーボードを弾くトオミさん、だいぶノッてる感じに弾いてる姿がアツかった!

M5:泣き笑いのエピソード

設楽劇場キタ━━━━━━(°∀° )━━━━━━ッ!!
もはやわたしにとって泣き笑いは設楽ソングw
相変わらずグロッケンのマレットを大きく振りながら手拍子を煽ってくれるあの姿が好きすぎたし、グロッケンを丁寧に叩く姿が好きすぎたし、ソレを見守る秦くんが好きすぎたし、泣き笑いの設楽劇場が大好きすぎた(泣)

M6:花咲きポプラ

久しぶりの花咲きポプラキタ━━━━(°∀° )━━━━ッ!!
PLCツアーでキミメグやってたから今回はこっち、って感じかな。
サビだけは昔から両手を挙げて大きく手拍子をしてた曲だけど、トオミさんと設楽さんがサビ以外でも手拍子を煽るもんで、それに合わせて結局曲の大半でずっと両手を挙げながら手拍子してたの、ちょっとしんどみw うれし楽しいしんどみだったけど!w

M7:Life is Art!

歌う前に「サビで手を振りますからね〜」と事前告知するおもてなしw
もうちょっといるかと思ったんだけど…2階から見てて思ってた以上に少なかったライトバングル組…
秦班だけだったらいつかのロックのほそ道みたいになるところだったけど、秦くんの予告に従って一緒に手を振ってくれたsumika班の皆さんありがとうー!泣
おかげでとっても楽しかったー!

※いつかのロックのほそ道とは

M8:メトロ・フィルム

曲前のトークから「あ、これは…メトロ・フィルムだな!」と。
からの、設楽さんのトライアングル…

あばばばばばばばばばばばばば(泣)

秦くんのツーマンライブは2014年のフジフレンドパーク以来で…わたしにとって今でもとても思い出深いライブのひとつなんだけど、あの時も「メトロ・フィルム」をやって、あのライブでは光太郎さんだったけど、イントロで鳴ったトライアングルの音がすごくすごく印象的で…わたしにとって「フジフレンドパーク=メトロ・フィルムのトライアングル」くらいの思い出が刻まれてるんだけど、まさか9年の時を経て、秦くん初開催のツーマンでまたあの音を聴けるとは!!!って、ひとりでめちゃくちゃテンション爆上がりしててしばらく息するの忘れてた(泣)
しかも今回トライアングルを叩いてるのは設楽さんで感激がすごかった(泣)
設楽さん、グロッケンにトライアングルに…金属鳴らしがちw

「メトロ・フィルム」は最近だとアニバーサリーライブの弾き語りの思い出が強くて…あのアウトロが最高なんだけど、バンドver.のアウトロもめちゃくちゃ大好きすぎるー!
メトロ・フィルム イズ アウトロ大好き曲(泣)

M9:イカロス

ライブハウスで聴く「イカロス」はまたちょっと特別だったけど、今回はわたしたちよりsumika班の皆さんに刺さる曲だったのかな…なんても思ったり。
どうか最後まで無事に歌い切れますように…と手に汗握りながら聴いちゃったけど、秦くんも臨機応変に試行錯誤しつつ…ツアーとはちょっと歌い方を変えた感じかなー、と思いながら聴いてた。
フッと力を抜きながら、力まないように力まないように、ってしてた印象。
感情を乗せながら歌うのと、一方でなるべくリラックスして歌うのと…そのコントロールが難しいのかな、と。
「イカロス」は長く大切にずっと歌っていってほしいから、歌唱が染み付いて身体が覚えてくれるレベルになるといいなぁ。。

で、秦くんがステージを終えて…からが、例の、会場が騒然としたやつw

あそこにいた2000人を超える人たちの中で、まさか「対バンライブだからアンコールが無いのかも?」って思ってた人、多分1人もいないw
あそこにいた2000人を超える人たち全員が当然アンコールがあると思って、秦くんがステージを去ってからすぐにアンコールを促す手拍子を始めたし、多分ほとんどの人が気づいてたと思う。

「あれ、ひまわりの約束、歌ってなかったな…?」

今まで秦班のわたしたちですら「🌻は…もうええやろ?」と思う場面でも、少なからず初めて秦くんのライブに触れるような人がいるステージでは必ず歌ってきてたし、初めての対バンライブで、これ以上名刺代わりになる曲はないし、多分相手軍も「🌻なら知ってる」っていう人が多いだろうし、

「対バンライブの本編で🌻を歌わなかったってことは…当然アンコールで歌うんやろ??」

「🌻なら秦&sumikaで一緒にステージに立って歌うやろ??」

「なんなら🌻なら誰でも歌えるからサビはお客さんも一緒になって大合唱やろ??」

「最後に両軍一緒の一体感を楽しんで終わる感じやろ!!」

まであったよな…???
わたし、てっきりそうやって終わる事を信じて疑ってなかったけれど???
同じくそう思ってた人、わりといたと思うんやで???

けど、アンコールを促す手拍子の途中で客電が点いて…「え?」

でも退場を促すアナウンスが入るでもなく、「いやいやいや…」「あれかな?ライブハウスだとそういう感じの文化なのかな?」と…

ステージでチューニングをしてる様子がないのも、「まぁなんか…うん、そういう文化なんやな」と…

いつもと違う様子を「おかしいな」とは思いつつも、アンコールの存在を疑うことはなかったし、ようやくステージにひとり出てきた秦くんがグッズTに着替えてて、「お、まさかアンコールは弾き語りとかある??」なんて、そこまで信じて疑ってなかったけれど…ステージ中央に立ってマイクを持った秦くん…

「2マンとかわかってないから…アンコール用意してなかったのよ」

エエエェェェェェΣ(꒪д꒪ノ)ノェェェェェエエエ!!!

PLCツアー@金沢で、妙なテンションになって楽しんでた秦くんが「まさかアンコールがあるなんて思ってなかったからw 準備してないw」って、それは完全に冗談で言って、それがすごく面白かった…っていう記憶が自分の中でまだ新しく鮮明だったから、てっきり「またまたまた〜」「どうせまた冗談でしょ…??」って咄嗟には思ったんだけど、

いや……どうも……違うっぽいぞ………??

今回は……どうも……本当っぽいぞ………??

本当に……アンコール……用意してないっぽいぞ………?????

さすがに「えっ…嘘でしょ????」てなったよねw
それまでも何度も「2マン初めてだから…わかってない」て言ってた伏線がここで回収される…だと?!?!

さすがに事態を飲み込むのになかなかの時間がかかった。。

もしかしたらsumika班の皆さんの方が「秦班はそういう事があり得るのか」ってすんなり飲み込めたのかもしれないけど、まあまあの年月秦くんのライブに足を運びながら…あそこでアンコールが無い事をすんなり受け止めるのはちょっと難しかった。
「うわぁぁ…なんか…思ってたのと違っちゃってて…sumikaのファンの皆さんごめんなさいね。。」ってなったのが正直なところかな。

「アンコールの用意はしてなかったけど…代わりに写真撮ろう!」って。
写真を撮る事は元々の予定だったのか、まさかそれすら慌てて急遽計画したのか、それはわからないままだけど、sumikaのメンバーと、自軍のバンドメンバーをステージに呼び込んで、「バンドメンバーを紹介するのも飛んでた」ってw
そんなみんなをステージに呼び込む間にステージにあったマイクがなぜか撤収されてて、状況を説明しようにもマイクすらなく…史上稀にみるグダグダ感www
sumikaの3人をステージでアタフタさせてしまいつつのメンバー紹介w
本当にアンコールがないことに不満げな観客に向かって「しょうがないじゃん、わかってないんだからw」

「わたしたちはそんな秦くんも、これはこれで好きだと思ってしまってついぞ甘やかしてきたけれど…sumika班で『ちょっとこれは…』と思っちゃってる人がいらしたらごめんー!」て、誰に宛てるわけでもないけど心の中で謝ったりw

「末っ子を甘やかしすぎた事に気づいた母」みたいな、秦くんに対して今までにはなかった感情が芽生えた瞬間だった…w

写真の準備をしながらしばし場繋ぎのトークタイムw
マイクも持たせてもらえない後輩3人組…

秦「同じ高校だけど…9歳違う」
客「えぇぇ…(どよめき)」
秦「9浪してたら同級生だったんだけど」
客「(笑)」
秦「勉三さんですら6浪なのにね」
秦班「(笑)」
sumika班「(キョトン…)」
秦「キテレツ大百科ですよ〜」
客「(笑)(笑)」

ジェネレーションギャップ炸裂w
ステージで感じるキョトン感、肌感覚がすごかったんだろうねwww

わたしたちは秦くんの珍しい先輩トークやさすが咄嗟に「勉三さん」が出てくるあたりだいぶ面白かったんだけど、それを受ける3人をあんな恐縮した感じにさせてしまって…sumika班の皆さんは大丈夫だったかな…w

そんなこんなの場繋ぎのトークを、ひとり右へ左へとウロウロしながら喋ってたもんで「綾小路きみまろみたい」とセルフツッコミw
写真の準備ができてみんなで撮る段階になったら「テカリ大丈夫?」と客席に投げかけてひと笑いw
あのへんはジェネレーションギャップを超えてsumika班の皆さんにも楽しんでいただけてた…と思いたいw

無事に写真を撮り終えて、最後のあいさつを終えてステージを去る段階になって、バンドメンバーとsumikaが先に去ったステージの真ん中で、そっと手に持ったマイクを床に置き…

ここで山口百恵ごっこするのやめいwwwwww

秦班的にはそれがめちゃくちゃ面白かったんだけど、あの山口百恵がジェネレーションギャップありすぎなsumika班にどれだけ伝わったのか…でも咄嗟にああいうことをする秦基博、マジ秦基博www
だから大好きなんだよなーとまたつい甘やかしちゃうわけで。

そんなひと笑いを取ってる秦くんに対して、やっぱり納得がいかぬみんなが手拍子でアンコールを求め…だがしかしそうはいかず…

ちょっと困った顔をしながら🙅🏻‍♂️

で姿を消していった秦くんを見送って…
「本当の本当にアンコールをやらないまま終わっちゃったよ…」的な、なかなかに騒然とした空気のまま、今度はアナウンスで退場を促されて、本当にライブが終了。

面白かったんだけどねw
あれはあれで面白かったんだけどw
でも「2マン初めてだからわかんない」で通した事を「アンコール無かったけど秦さんが面白かったからヨシ!」みたいにポジティブに受け止めてくださったのは、ひとえにsumikaのファンのみなさんの懐の深さというか、その温かさに救われた面も大きかったと思うのよね…相手軍が違ってたら、終わった後の空気感がまたガラリと違ったのかも…とは思っている。
だもんで、本当に、sumikaのファンのみなさんの優しさにありがとう…ありがとう…と感謝のきもちでいっぱい。。

【秦くん:MC memo】

・いきなり最初から
秦「あの…対バンライブが初めてなんで」
秦「わからないんです」
客「(笑)」
秦「そーっとステージに出て」
秦「SEとかねぇし」
客「(笑)(笑)」

・どっちファン
秦「今日はどっちのファンとかなく楽しんでください」
秦「『どっちファンとかあるし!』っていう人もいるかもだけど」
客「(笑)(笑)」

・甘やかし
秦「(ギターを持ち替え中)」
客「はたくーん!」
客「はたくーん!」
客「かっこいいー!」
客「だいすきー!」
秦「ちょ…w それ秦ファン??」
客「(笑)(笑)」
秦「sumikaのファンの皆さんに、秦はいつも『かっこいい』って言われてファンに甘やかされてると思われるじゃん」
客「(笑)」
秦「『そんな事ない(=かっこよくもない)のに』ってw」
客「(笑)(笑)」
秦「外で言わないでねw」_
客「(笑)(笑)」

・sumikaを誘った理由
秦「sumikaに声をかけたのは…」
秦「実は何年か前に対バン相手として誘ってもらってて。」
秦「でも確か…オーキャンと被っちゃってて」
秦「オーキャンに出ないわけにはいかないから…」
秦「僕としてはオーキャンよりそっちに出たかったんだけど」
客「(笑)(笑)」
秦「今回対バンライブってことになって」
秦「それで真っ先にsumikaに声をかけた」

・「アイ」
秦「オーキャンにも来てくれた話を聞いて」
秦「『アイ』まで歌ってくれちゃって」
秦「袖で聴いてて『ワァァ…(´ェ`)』てなって」
秦「そんなの…好きになっちゃうよね」
客「(笑)(笑)」

改めて…なぜアンコールがなくても平気だと思ったのか、いまだにちょっと「???」なところがあるけれど。
秦くんが「アンコール、なくてもいいんじゃね?」て言ったとしても、それを受けてみんな「そうだね」ってなっちゃったのか…誰も「え、アンコールやった方がよくないですか??」って言わなかったのか、いまだにちょっと「???」なところがあるけれど。
わたしは基本アンコール不要派なんだけど、でもそれならそれで本編の終わり方はちゃんと「アンコールがないんだな」って納得する終わり方…のイメージだから、客席から「ええええぇぇぇー!」って言われながらステージから去るのはよくも悪くも想定外すぎてw(よくはないかw)

対バンライブとしてお相手をお招きするホスト側として、相手軍のファンの皆さんに喜んで帰ってもらいたいな、と思う自軍兵なので…もし今回の名古屋と東京は改変が間に合わないとしても、今回の大阪の空気感を今後に活かしていただきたく候。

最後に今いちど…
末っ子甘えん坊気質の俺たちのもっちゃんの「だって初めてだからわかんないんだもん!」を温かくポジティブに面白いと受け止めてくださったsumika班の皆様に心からの感謝をm(_ _)m

このあと、偶然にもニューアコと音博で再びのご縁があるから、わたしもsumikaのライブを楽しむぞーっ!

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