【デブサミ2020】2日目ふりかえり
2日目!
【14-C-1】レガシーコードからの脱却
アトラクタの吉羽さん。
もうね、名言のオンパレード!
・問題設定力 × 開発力 × チーム力 = 成果を決める要素。
・使われるソフトウェアは変更可能であるように書くべき。
・品質は検査では上がらない。
・知識はテスト含むコードに落とし込むべき。
・ドキュメントにまとめるとだんだんコードと差異が生まれる。(あるある)
・レガシーコードを作らないためにやり方より先に目的/理由を伝える。
・Whatを考えるのはプロダクトオーナーの仕事。
・Howを考えるのは開発者の仕事。ここは分離する。
・分離せずにHowを決めつけたりすると、開発者の想像力が欠如する。
・ユーザーストーリーで共通認識を作る。
・レガシーコードを作らないために小さなバッチで開発する。
・QCDS(品質、コスト、時間、スコープ)でQの優先度を下げてはダメ。
・調整できるとしたらスコープのみ。(1日目和田さんの「質とスピード」でも話してたやつだ!)
・遅れているプロジェクトに人を追加するとさらに遅れる。
・アジャイルの場合、短いタイムボックスで区切るので嘘も小さくて済む。笑。
・レガシーコードを作らないためにCLEANコードを書く。
・ソフトウェアは完成して初めて価値となる。90%に価値はない。
・dataやcheckって名前のついたクラスは怪しい。爆!
・テストのしやすさが品質を測る基準となる。
・素早く働くということは、きれいに働くということ。
・机やホワイトボードなどをきれいにすることも大事。ギク!
【14-A-2】新しいHTML<portal>を利用した画面遷移設計 〜PayPayモールとYahoo!ニュースの事例を添えて〜
ヤフーの萩野さん、関さん。
Chromeで先行実装されているportalsの話。
ネイティブアプリのようなシームレスな操作をWeb上で実現できそうな機能。
画面遷移の機能なんだけど、とてもスムーズ。
List to Detailや、Detail to Detailで使えそう。
ただ、注意点としてプログレッシブエンハンスメント(対象環境)、グレースフルデグラデーション(旧ブラウザでの代替)を意識して非対応ブラウザ用にUIを検討する必要はある。
また、portals事態にアニメーション機能はないのでCSS Transitionなどで実装する必要がある。
【14-E-3】自己組織的な開発チームを如何にして作り上げるか
TISの木利さん。
SECIモデルが作用する「場」が必要。
【14-F-4】デザイナー/リサーチャー/エンジニアが語る、UXとの関わりかた
メルペイ松薗さん、スマートニュース山本さん、クックパッド重田さんの座談会。
今年はデブサミ内にクリエイター向けの「Creators MIX」というセッション枠があったので、こちらにも参加してみた。
【14-F-5】テクノロジーとクリエイティブがコマース体験を変革する
フラクタの河野さん。
ECプラットフォームShopifyの紹介など。
(オンライン・オフラインの垣根がなくなっているため)eコマースからコマースへ。
ブランディングの話として、海苔焼きの香り、ブランドのプレイリストの公開で共感を生み出す等、五感に働きかけるシンボリックエクスペリエンスの話も。
【14-F-6】クリエイティブとブランディングの関係
インサイトフォース山口さん、ペイジ枌谷さん。
ブランドとはロゴや効果音などの識別記号と、そのブランドを経て得た体験の知覚価値が結びついたもの。
クライアントが「シンプルなデザインでお願いします!」と言っても、それが誰にとってのシンプルなのか、紐解いてあげるのが大事、といった話も。
さいごに
今年のテーマは「ともにつくる」。
私が選んだセッションの中だと、結構「品質」がキーワードになっていた気がします。
今年も楽しかったです!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?