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わたしは好きでも相手は違うの…。

※恋愛指南のようなタイトルですが、全く違う話です。

前回まで……


推しへの愛情を色によって表現することに目覚め

さらにそれを大好きな着物に落とし込むことにハマりました。

しかし、新たな壁が立ちはだかったのです。

とまぁ、それほど引っ張る話ではないのですが。


いつもコーディネートを決めるときは

着物をベッドの上に広げその上に帯や小物を重ね

全体のバランスを見るようにしています。

ちなみに収納は着物や帯を素材別に分けて

さらに色別に分けて色を選びやすくし、

3段ボックスに収納しています。

先日、5月になったので薔薇コーデを組もうと思い

わたしの中の薔薇と言えば

ガラスの仮面に出てくる紫の薔薇の人こと速水真澄

そう言えばお下がりの着物の中にまだ袖を通してない

紫の着物があった!

さっそく着物に合わせてコーデしていく♪


紫といっても藤色っぽい明るめの紫なので

暑苦しいこともなく着られそう!

初めて着る着物だったのもあり

いつもならまずベッドの上に置くのに

その日はうっきうきですぐに着物を羽織りました。

しかし、鏡に映ったのは2時間ドラマに出てくる

葬儀場に現れた謎の女の噂話をする人物3といった感じ。


いやいや、ワテが目指しとるんは速水真澄やて

堪忍しとくれやす


いやいや、帯がまだだ。

華やかな帯をもってきたら大丈夫かも

気を取り直して…

同系色の中からなるべく華やかなものを合わせてみるも…。


“この度はご愁傷様です”

どうにもこうにもご不幸感が…!

恐ろしい子ッ゙!!

何が問題かというと簡単な話

私のフェイスと着物のカラーが

辛気くささを醸し出しているということ。

弥生時代フェイスは置いといたとしても

みかん食べ過ぎイエローベースの私の顔には

紫は相性が悪く、貧血気味に見えてしまう。

本来苦手な色は顔から離れたところに配置するのが良いとされます。

ところがどっこい着物は良くも悪くも色の主張が強い。

なので、似合わない色を持ってきたときの

代償がかなり大きくなってしまう。

もしかすると今までベッドの上に広げて

コーディネートを組んでいたから

それだけで満足し、自分に似合う格好をしていなかったのでは…⁉

まさかこんなところで自身と対峙することになるとは…。

着物は悪くない。悪いのは美味し過ぎた

田舎のばぁばのみかん。


無農薬の甘くて酸っぱいのバランスが絶妙なあのみかん。

あと、最近ブラッドオレンジを初めて食べたけど

見た目はグロいのに味がマスカットだった。


それはさておき、

こうして私は自身と、自身の推し魂を救うべく

色に戦いを挑むことなったのです…!!


みかんじゃなかったらやりたかった
幻の紫の薔薇の人コーデ


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