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田舎でFIREも視野に入れてみた

こんにちは。30代共働き夫婦の55FIREです。

先日、実家に帰省しました。GW以来の帰省だったのでそれほど目新しいこもなく、ゆっくりと過ごしていました。

その中でふと気がついたのが、実家周辺の住宅がとても安く、都会の数分の1の値段で住宅を持つことができる点です。

調べてみると約2000万円で一戸建ての住宅を買うことができます。おそらく土地代はタダ同然でほとんど上物(家)の価格だと思われます。

そこで今回は「田舎でFIREも視野に入れてみた」について書いていきます。

最後まで読んでいただければ嬉しいです。それではよろしくお願いします。





都会のFIREは住居費がネックになる

FIRE成功のカギは支出をいかにして抑えるかにあります。もちろん収入を増やすという選択肢もありますが、支出を抑える方が圧倒的に簡単です。

そして支出が低いほどFIRE達成までの期間は短くなりますし、必要な金融資産額も少なくて済みます。

そこで問題になってくるのが住居費です。住居費は生活費の中で占める割合が高く、しかも固定費なので削減することが難しいです。

特に都会ではマンション価格の高騰が継続し物件価格が高止まりするなど、住居費が高くなってきています。これは賃貸であっても同様です。

では、30代夫婦の年間生活費に占める住居費をざっくりと紹介したいと思います。

年間の生活費は約500万円です。そのうち、住居費(ローンや管理費などを含む)は年間で約200万円になります。それ以外が食費などの生活費として約300万円かかります。


  • 年間生活費:500万円

  • 住居費:200万円

  • 住居費以外:300万円


年間生活費に占める住居費の割合は40%です。おそらく平均的な世帯よりも住居費の割合は高いと思われます。

この理由としては、①住居費以外の生活費が低く抑えられていること、②住居として駅近で資産性の高いマンションを購入した(その分ローンが高くなった)ことが考えられます。

いずれにせよ、35年ローンでマンションを購入していることもあり、売却や賃貸に住み替えるなどしない限りは、住居費をこれ以上低くするのは現実的に不可能です。

逆に言えば、現在のマンションを売却してしまえばどこでどのくらいの住居費を費やすかは自由に決められます。

そして最近感じたのが、そもそも都会でFIREする必要があるのかという疑問です。さきほど述べたように、都会で生活するには住居費が高くなりがちです。

これを住居費が安くなる田舎に移住し、住居費を抑えながらFIREするというのも選択肢の1つとして考えられないかというわけです。



田舎の一戸建てなら住居費が半分以下になる

では、仮に現在のマンションを売却して田舎の一戸建てを購入したらどうなるでしょうか。

田舎なので当然ながら現在のマンションよりも安く一戸建てを購入することが可能です。例えば実家のある田舎では、約2000万円もあれば新築一戸建てを購入できます。

35年ローンで購入するとして、そこに利息や修繕費など含めてみると、年間で約80万円が住居費になります。

ここで先ほどと同様に年間生活費を以下のようにまとめてみました。


  • 年間生活費:380万円

  • 住居費:80万円

  • 住居費以外:300万円


住居費が200万円から80万円と半分以下に低下しています。その結果、年間生活費も500万円から380万円まで下がりました。

120万円の差は非常に大きいなと感じます。月に換算すると、毎月10万円も生活水準を下げることができるのです。

※もちろん、田舎であれば車が必要になるのでその分も加味する必要がありますが、話が複雑化するので今回は無視しています。

年120万円の不労所得を得るには、約3000万円の株式が必要になります。つまり、FIRE達成までに必要な金額が3000万円削減することが可能というわけです。

3000万円を運用しながら貯めるにしても、現在のペースでは約7年が必要です。都会でFIREするよりも田舎でFIREする方が圧倒的に速く達成できそうなことが分かります。



田舎でのFIREも視野に入れてみた

都会と田舎のFIREを比較すると、必要な金融資産は約3000万円少なくて済み、かつFIRE達成まで7年を短縮することができそうです。

これから人口減少が叫ばれる時代、インフラの老朽化や町の衰退など田舎暮らしも大変かもしれません。

しかし、これらの不便さを補えるほどの魅力があると感じています。FIRE達成まで7年を短縮できるのは大きいです。

現在住んでいる場所は気に入っていますが、FIRE後も住み続ける必要があるかというとそうではありません。

当たり前と考えていた部分を改めて見直してみると、新しい考えや着眼点を持つことができました。

FIRE達成のカギは支出をいかに抑えるかにあります。

その支出の大部分を占め、かつ固定化しやすい住居費はFIREをする際の重要なポイントになってきます。

今回感じたのは、田舎でのFIREも視野に入れてみるべきだということです。

もともと田舎から都会に出てきた身としては、それほど田舎暮らしが苦にならない気がします。

ましてや、ネットがこれだけ発達した今、欲しいものはネットでほとんど手に入ります。

情報も都会だけで広がるのではなく、瞬時に田舎まで届きます。一昔前の情報格差は、現在ではそれほど大きな問題にはならないはずです。

そして移住先の田舎の候補地としては、実家の近くなど馴染みのある場所、もしくはまだ見知らぬ土地というのも選択肢にあります。

田舎でのFIREという選択肢が増えたのは大きいです。

田舎でFIREも視野に、目標達成に向けて一直線に頑張っていきたいなと強く決心しました。



最後まで読んでいただきありがとうございました。
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