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水曜日に片倉佳史さんとライブ対談しました。食と台湾本土言語に関するテーマです。

台湾語の食飯は飲食店の看板やメニューなどには呷飯や喫飯という当て字が使われることも多いです。また台湾語の食には口語音のチァッの他にシッという文語音もあります。例えば漢字で食堂と書かれていたらシットゥンと読みます。

対談の中で台湾國語という表現について触れていますが、多くの人が台湾國語はどういう類の中国語のことを指しているのか知らないようです。よく台湾と関わりのある日本人の中には自分の中国語は台湾國語だと言う人がいますが、そう言う人が話す中国語は全然台湾國語になっていませんね。台湾國語は戦後に中国語を学ぶ機会がなかったお年寄り(2024年現在、70歳代後半以上の方々)が、台湾語発音と文法を使って無理に話す非常に台湾語訛りのきつい、ブロークンな中国語のことなんですが、多くの日本人は台湾で使われている一般的な台湾式の中国語が台湾國語だと思っているようです。


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